2005年01月の近況報告

人の日記というもの。

2005年01月30日

人の勧めでmixiというコミュニティに入りましてね。デジタルコンテンツグランプリでも選ばれてたので聞いたことある人はいると思いますが、最近話題のソーシャルネットワークサービスです。

紹介制、クローズドな社交界で、その中で何ができるかと言えば、会員の日記やレビューを読んだり掲示板で話したりするくらいで、クローズドな環境じゃなきゃできないようなことはあんまり見つからなかったりするんですが。

なんかインターネットに初めて触れた頃の感覚が甦ります。インターネットを媒介にしていろんな人と知り合いになれる・なりたいというような、ある種楽天的で無防備な信頼と期待。僕なんてもう汚れてしまったのでなかなかそこまで立ち戻るのは難しそうなあの感覚。こんなところにまだあったんだ、と感慨が。

それはともかく本題は「人の日記ってどうよ?」ってことで。

見ず知らずの人の日記を読むなんてことはもう何年もやってなかったことで。知りたい情報があって、検索した結果ある人の日記にたどり着く、ということはあっても、目的なくいろんな人の日記が目の前にあるなんて久しくなかった。

端的にいって、人の日記なんて面白くないでしょ? 読みたいと思うことなんてないでしょ? ネタ振りでもないんですが先回ウチの猫の小ネタ話したんだけれも、あんなのに誰かが興味を持ってくれるとは思ってない。それでもこの種の書きものが次々生まれてしまうのは何故なんでしょうか。

Web上の日記ほど、需要と供給のバランス取れてないものはない。それでも成り立ってるように見えるのは何故なんでしょう。いやいや、その答えを僕がここで解き明かそうとしてるわけではなくって、素朴な疑問として。でもその辺りを考えていくと、Webでの表現のあり方がなにか見えてくるかもしれません。

次回は「日記とブログ」というお話。

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目的はなんなのか。

2005年01月27日

愛猫が粗相をして掛布団びしょびしょにしてしまったために、敷布団を掛けて寝てます。息苦しいったらありゃしない。

しかもこれ初めてのことでもなくって、何度もあるんです。どういう了見ですか。洗濯してようやく乾いたばかりの布団の上で、ぷるぷるぷるって尻震わせてるのを見ると目眩しますね。

・・・こんな緩い日記もあるので覚悟しとけよ、というだけのエントリー。

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掲示板から生まれた物語

2005年01月25日

「今週、妻が浮気します」。ネット掲示板から生まれた物語が書籍化って。あまりにも分かりやすい二匹目のどじょうでびっくりしますね。

『電車男』のときにも「掲示板から生まれた物語」って言ってたじゃないですか、でも本当にそれは物語なのか?という疑問がどうしてもあります。僕らがそのときその掲示板で、ぐっと入り込んだのは、その物語性にではなくって、「何かが起ころうとしている場に立ち会う」ということの新しいリアリティによってでしょう?

北海道に住む人間が、沖縄で暮らす人が、東京で起こる事件にもリアルタイムで立ち会うことができる。擬似的な参加ではなくって、まったき現実感とともに。居合わせた者同士で感嘆符を共有できるのならば、物理的にその土地に集まる必要なんてなかったのだと僕らは気づき始めた。

そういうリアリティを獲得した時代だということの証左なんだろうと思うわけです、2chなりで盛り上がるってのは。それこそが「物語」なんだという意見もあろうけれどね。

気持ち悪いこと言うてる?

だからそれは本になった頃には意味を失うものなのでは。『電車男』は売り方が上手かったんでアレですが、二匹目は売れるのかどうか。

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近刊情報RSS

2005年01月23日

RSSで知りたい情報は「時事・ニュース」なんて調査があるからって、どこかの通信社が「ウチもやりましょう!」と言ったってもう遅くって、時事ニュースなRSSなんてもう溢れるほどあるんでこれ以上いらんのです。

いま僕が欲しいなと思うのは近刊情報のRSS。オライリー・ジャパンくらいしかやってるの見たことないんですが、こういうのもっと増えないですかね? いや各出版社ごとにやられても鬱陶しかったりするんで、取次とか書店とかが各社総合のこれから出る本情報RSSを。できればジャンル別に。そしたら文芸近刊だけ登録するのでやってくれませんか。

こういうの、誰もやらないんなら俺がやるよ?とか思ってしまう性質なんですが、実際作りかけてみたところ結構しんどくて。オンライン書店なんかが予約受け付けてたりするじゃないですか、あれをするっとRSSに落としてくれるだけでいいんだけどね。それが予約増に結びつくというような説得力も出せるはずなんで開発にGOが出そうじゃないですか。誰かやってよ。

作りかけてたRSSのプランでいうと、サイト内には元ページのない、RSS単体のコンテンツなんですよ。XSLで人間が見てもいいようにはしたいけど。で、タイトルに「星野智幸『アルカロイド・ラヴァーズ』1月27日発売」、ディスクリプションは「新潮社 1470円」程度にしとくか公式紹介文も載せるかそんなとこで、飛び先は新潮社の該当ページへ直リンクだったりするんです。この先2週間分くらいの情報を随時入れて。

それはRSSというフォーマットでやっていいことなのかどうか?とそもそもの疑問も出てきて一旦とめてるんですが。

もっといろんなことができるような気がするんですよね、RSS。「ボクの日記更新案内」じゃもうつまらんでしょ?

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単行本未収録

2005年01月16日

阿部和重と角田光代の特集棚があるかなと思ったらなくってがっかりする。きょうび文学賞なんて流行んないんですかね。そんなもんで騒いでられるかってことですかね。

それはいいとして。宮沢章夫『サーチエンジン・システムクラッシュ』が文庫になったので手に取ると、単行本未収録の短編小説が併録されてまして。単行本は読んだ。というか今も大事に持ってる。というとき、この文庫を前にして僕らはどうしたらいいんだろう。

結局買ったわけなんだけれども、やるせなさは残る。何か術中にはまったような。

「文庫版あとがき」が増えた程度でもいそいそ買っちゃうのが正しいファンの姿なんだろうなとは思うんですが・・・。

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芥川賞・直木賞決定につき

2005年01月13日

決まりましたね。芥川賞に阿部和重「グランド・フィナーレ」、直木賞に角田光代「対岸の彼女」。予想したのとは半分ハズレ半分アタリみたいなもんですが、まっとうです。文壇の良心が勝ちましたかね。どちらも好きな作家なので単純に嬉しかったりはします。

ここで気になってくるのは『グランド・フィナーレ』がまだ売ってないということです。直木賞は必ず単行本が発行済みなんだけど、芥川賞は単行本化前に決まること多いですよね、ほんと。明日の書店には『対岸の彼女』が受賞ポップとともに積まれ、『グランド・フィナーレ』は話題が醒めた頃にようやく出版されると。僕が心配するようなことじゃないですけどこれヒドイ機会損失ですな。誰が悪いわけでもないんだけれども「段取り悪い感」が漂います。

受賞作代わりに阿部和重は過去作が平台に並ぶと思いますが、この機会に初めて手に取るなら『インディヴィジュアル・プロジェクション』(新潮文庫)からまず行くのが正攻法です。考えたら、文庫がもう出てるクラスの作家が芥川賞取るのも久しぶりですよね。

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新天地にて再スタート

2005年01月09日

迷ってるみたいなことを数日前に書いたのに、もう独自ドメイン取得〜サーバ移転やってしまいました。

今後はこちらのURLへアクセスください。本当にお手数おかけしてすみません。

「あれ?変なとこ迷い込んじゃった。」と思われないようにデザインなんかも基本同じなんですが、フォルダ構成等が若干変わってるのでリンク切れとか見つけた方は教えてください。

なんかもう年頭からばったばた。

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芥川賞・直木賞予想

2005年01月06日

芥川賞・直木賞候補作が発表になりました(SankeiWebの記事)。ここで受賞者予想をしておきましょうか。どの作品も未読、他の作品なら読んだという作家でいっても阿部和重と角田光代のみ、というなかでの予想です。

まず芥川賞。前回の『介護入門』が全然売れなかった、ということを踏まえる必要があります。綿矢・金原の回から掌を返したようなマスコミの静けさがすごかったからね。「しーん」って音してたもんね。そりゃ売れないに決まってます。それがあってか、「もっと話題性のある本を受賞させなきゃイカンだろうが!」って圧力がいろんなところから押し寄せてそうな気配です。業界の利害を背負ってますから。

そう考えると、若手ということとタイトルのインパクトで白岩玄「野ブタ。をプロデュース」か、その名前どっから持ってきたんだよという山崎ナオコーラ「人のセックスを笑うな」でしょうか。どちらも微妙に力不足ながら、どちらかに行くような気がする。ともに単行本がすでに出ていて、発表直後から棚でアピールできることも書店には喜ばれます。両方はちょっとイヤ、どちらか・・・野ブタ?

あと、キャリア的に最後のチャンスであろう阿部和重。村上春樹や島田雅彦に受賞させなかったことを批判され続ける芥川賞、阿部にやらなかったらまた瑕を増やしそうですからね。ここは押さえておきたい。

というわけで芥川賞は白岩玄「野ブタ。をプロデュース」と阿部和重「グランド・フィナーレ」のダブル受賞と予想

直木賞は最近勢いのいい伊坂幸太郎でしょうか。いまひとつ華がないよなぁというなら角田光代。でもやっぱり伊坂幸太郎「グラスホッパー」かな。

そんなうがった予想をしててもしゃあないんですが、そういう賞だし。ということで。発表は13日。

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ドメインとってみる?

2005年01月05日

なんとなく、独自ドメインでも取ろうかなと思ったりしてるんです。これまでも何回か頭に上げてみては「いらねぇな」と思い直したりして取らずにきてるわけですが。

現状、2つのドメインにまたがったサイトになってるんですよ。URL見てもらえば分かりますが、トップページほかはプロバイダスペース。掲示板ほかCGI系が別サーバで。今回のMovableType化でそれがより気になってきたり。

どうしてこんな不細工なことになってるかというと。プロバイダ領域でサイト始めて、ここがメイン。その後掲示板カスタマイズしたいなとかCGI触るようになったんだけど、プロバイダがCGI不可だったので、CGIが置ける安いサーバを別に借りたんです。かといってそこに全体を引っ越すことが何だかためらわれて、そのサーバは純粋CGI置き場として使おうと。4年くらい前からそんな状態。

冷静に考えてみると、プロバイダのサイトスペース使用がいまどき有料オプションで月500円、CGIサーバも月500円弱、年間1万円以上もWebスペース維持にかかってるわけ。これだったら独自ドメイン込みでもそれなりのサーバ借りられる値段?とか思って。4年前とは価格帯も変わりましたしね。

それでつらつらと「どんなドメインにしようかなぁ」と考えたりしてます。いつもここで面倒くさくなってやめるんだけどね。語呂のいいドメインはもう全然残ってないしねぇ。なんかいいのあったらこっそり耳打ちしてください。RSS開始〜とか言いながらほどなく移転しちゃうってのもいかがなものかとは思いますが。まぁまだ検討中ということで。

そんななかで見つけたshoseki.comというサイト、dokusho.comまで押さえてたりして、shoseki.comってタイトルが意味おかしくなってまでやることか? 卑怯なり。とかいろいろ。いろいろ思うところありますな、世の中。

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旅と現代文学。Award

2005年01月02日

新春恒例、2004年の読んだらすごかった本ランキングと、この本が売れました。ありがとう。と題した本屋さん売り上げ報告をアップしました。

どれもオススメの本ばかりなので、読書ライフの参考にどうぞ。

こういう特集、月に1〜2本でもやれたらいいなぁと思うんですが、なかなか手が回らずすみませんです。

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ブログになりました。

2005年01月02日

明けましておめでとうございます。

いわゆるブログツールのMovableTypeを導入しました。サイト全体をブログにするつもりは毛頭なくって、あくまでサイトの一部、近況報告のみでブログの仕組みを使うことにしたということ。だってウチにはブログには不得手な形態のコンテンツがいっぱいありますからね。

この近況報告は以後ブログツールで運用します。以前のフォーマットを踏襲したので違和感ないですよね。ここまでブログっぽくない見た目にすることもないんですけど。何が変わったのかと言うと、下記みたいなところ。

記事ごとにコメントをつけられる。トラックバックも可能(ってことの意味をまだ私はよく分かってませんが)。近況報告のみになるけどもRSSが利用できる。更新頻度が上がるかも。といったあたりが皆さんのメリット。ログの整理が楽になるのが私のメリット。

逆にデメリットで言うと、これまで近況報告にその回の更新内容(どの本のレビューを追加したとか)を入れてたんですが、どうもこの仕様になじまないのでとっぱらいます。特記したい部分を挙げることはあるでしょうけど。これらは以後は旅と現代文学。トップページで確認してくださいね。

まだテンプレートいじりきれてない部分があるんで、何か崩れてる部分とか見つけた方はURL等教えていただけると助かります。

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