2005年08月24日
町田康『告白』と山田詠美『風味絶佳』が谷崎潤一郎賞ですって。『告白』のほうは読みましたけれど(100字レビュー)、個人的には三つ星の「まぁまぁかな」評価。終盤の怒涛の展開はすごいんですが、前半は読み進むの結構つらかったりします。
谷崎賞は選考基準のよく分からない賞ですね。エンタメ-純文でいうと純文学寄りなんでしょうが、若手-ベテランはどちらでもいいみたい。にも関わらずわりと重みのある賞だったりします。書店でもポップくらいは立つでしょう。『告白』、忍耐力のある方は手に取ってみてください。
2005年08月21日
先日書いたGoogleMapsのものはそのままほったらかしにしてます。もう少しなんとかなったら旅のコーナーに正規導入するのですが、なかなか手につきません。旅のコーナー自体が全然更新してませんけど。
GoogleMapsはUTF-8じゃないと動作しないというのがまず悩ましい。サイトをShift-JISで作ってるのでここだけ違ったコードになるのも美しくないですし。以前にRSSをUTF-8として生成することにしたときにも思ったのですが、これからのサイト作りはUTF-8でやるのがデフォルトなんでしょうか。
また、緯度経度でポイントを落とし、これを繋ぐことでルートとして見せる・・・というやり方がいかに難しいかも分かりました。これだけ自由に縮尺を変えられる地図で、鉄道にしてもドライブにしても正確なルートなんて落とせやしませんぜ。もう少しうまいやり方がないものかな。
しかしGoogleの乗り出す事業はみんなそうですが、これまでの収益モデルを壊して、今までそれで稼いでた人たちに向かって「君たちこれからどうやって食ってくつもり?」なんて涼しい顔で言ったりします。怖いですね。敵にはしたくないですね。
2005年08月14日
GoogleMaps関連のニュースみてたらなんかやりたくなってきてしまったのです。APIでいろんなことができるらしい・・・と、週末ずっといじってまして、なかなか形にならないんですがちょっと楽しい。
と思ってたらこの手の話題に詳しい外部記憶でもまた話題に上がっていたので便乗してトラックバックしつつのご紹介。GoogleMapsってそもそもナニよ?という人も見に行けば参考記事いろいろあります。
旅行記のインデックスになる?と思って、これまで書いた旅行記のルートをプロットしてみました。
http://www.tabibun.net/travel/map.html
バルーンをクリックすると該当旅行記に飛べます。ドラッグでの表示範囲移動や、左上のボタンで縮尺も変えられます。あまり詳しく緯度経度落としてないので、拡大するとわやわやになりますけど。
GoogleMapsAPIをプログラム知識不要でいじれる!というソフトを見つけて(http://hsj.jp/gme/)、そいつが吐き出すソースほとんどそのまま、スタイル類もまったくいじってないのでこれからですが。
技術がどうこうよりも単純に、「サイトで地図を使いたい」と思ったときに使えるサービスで。難しいことをやるためのものでもないんで、上記旅行記のインデックスみたいな簡単な用途で使うのでも便利でしょ。だってこのレベルの地図を、(いまのところ?)無料で自サイトで載せられるなんてサービスほかにはないんだから。
2005年08月14日
キダさんが父の名前を呼んだ。
意識のない者に届かせるというより、忘れ物をした人間を呼び戻すふうだった。
声は黒い矢印となって、消灯された廊下を走った。
以上、川崎徹『彼女は長い間猫に話しかけた』導入部から引用。ちょっとしびれました。もしかして他の人の有名な作品から引用した文章だったりするんだろうか?と思わずググってしまうほど、完成された一文です。
川崎徹はときどきこういう絶妙な振り切れ方をします。帯に書いてある高橋源一郎の推薦文に惹かれて買ったわけですけど、うん、悪くない。
『1/8のために』で川崎徹の小説の素晴らしさは堪能してましたし、それが絶版であることを常々嘆いていたりしましたので、今作『彼女は長い間猫に話しかけた』は『1/8のために』に迫る勢いの傑作、嬉しいことです。皆さんにもおすすめ。
表題作以外はそうでもないんですけどね。
2005年08月13日
あちこちで話題になってますが私も買いまして鞄に持ち歩くことにします。『震災時 帰宅支援マップ』(昭文社)。首都圏で勤務中に被災した場合に、自宅まで歩いて帰る場面を想定した地図です。幹線沿いに水やトイレのポイントが落とされてたり、役に立つ注記がいろいろ。
首都圏での大地震はムードでいうともう秒読みな感じ。水と食料は以前から常にバッグに入れて通勤してて(この前おなかすいたときに食べちゃったので買いなおさないとダメなんだけど。)、後はこういう地図を準備しておかないとな、と思っていたところだったのでとにもかくにも。
内容がどうこうよりも出版のタイミングにうまいことやったなぁと思いました。サイズも手ごろ。
僕の会社から自宅まで、15キロほどです。20キロ以上になると、夕方に被災したときに翌朝までに自宅まで到達できない「帰宅困難者」と定義されますが、15キロならなんとかなるでしょう。
夕方から翌昼にかけて、60キロ歩いたこともありますし。
2005年08月08日
椎名誠写真館オープンというニュースを見かけたので情報さがしたら福島県金山町のサイト内に椎名誠写真館情報ページがありました。7月にオープンしてるんですね。
椎名ファンだったら金山町は、ああ、映画撮ったところね。とまでは分かると思うんですが、改めて地図を見ると非常に行きにくいところです。観光的には空白地帯なので、近くに旅行に行ったついでに寄るという感じでもないですね。鉄道でも車でも「遠い」イメージ。そんなこと言っちゃいかんか。
基本的に夏場の土日祝日しか開けないようですが、夏休み中は連日開館らしいので、ここはひとつ、「椎名誠写真館を見に行く」ということだけを目的に、出かけてみてください。
2005年08月07日
今月は毎日更新してみようと思ったのですよ。夏ですし(?)。でもやっぱりネタがないのを無理やりにだらだらな文章を書くのはよろしくないので無理はしません。だらだらな文章も得意なんですけれどね。
1週間ぶりにここを見にこられたような方は、右メニューの最近のエントリーから見て回っていただければと思います。
ところで川上弘美『ゆっくりさよならをとなえる』に「歩き読み」をする一節があります。歩きながら本を読む。これ僕はどうにも出来ないんですが、誰かその極意を教えてください。
2005年08月05日
先日書いてたほっとけない(http://www.hottokenai.jp/)のホワイトバンドを会社にしてゆきました。会社で付けるのは勇気がなくて出来てなかったんですが、先輩社員でしてる人を見つけ、「あ、OKなんだ。」と思って。
その人も、ホワイトバンドをしてて人の話題にのぼったのは1度きりだ、と言ってたんですが、ほんと誰にも何にも言われないのね。「なんです、それ?」もなければ「会社に遊びに来てるのか?」もない。そんなものか。
街を歩いててもしてる人を見たこともないしね。大丈夫なんでしょうか、この試み。まぁしばらく続けてみます。
2005年08月04日
すみません、リアルタイムに格闘中だと思われるような書き方で失礼しました。HDDは結局すでに修理に出しており、その備忘録として後日になってこの文章を書いている次第です。
ということで・・・昨日の続き。
OSが立ち上がらないのだが、なんとかデータ救出できないものか。と藁にもすがったのが「KNOPPIX」。CDのみで起動できるLinuxです。ISOで配布されてるのを別マシンで落としてきてCD-Rに焼いて。壊れたPCでCDからブートさせます。
これがちゃんと立ち上がる。Linuxと聞いてコマンド叩いていくのを想像してたんですが、WindowsライクなGUIで分かりやすいです。
で、HDDにアクセスできて、LANにも接続できるんです。感動しましたよ。マイドキュメントフォルダが開けるんです。半分諦めてたのに。それで必要なファイル類をLAN経由して別PCにコピー。壊れてしまっていたファイルももちろんあったんですが、ある程度のものを救えました。
修復自体はどのみち無理そうだったのでメーカー修理に出しまして、現在。
こういうことがまた起こったとき、打ってみるべき手のひとつとして覚えておこうと思ってのエントリー。PC1台しかない環境だとダウンロードもできないのであらかじめCD作っておくのがおすすめです。
2005年08月03日
もうすでに修理に出してるステータスなので昨日今日の話ではないのですが、パソコン壊してしまったんですよ。自分のならまだしも同居人の。
デフラグの真っ最中にAC電源ぶち抜いてしまいまして、Windowsが起動しない。デフラグ後にチェックディスをする設定になってたらしく(?)チェックが始まるんですが、いくらかのエラーを検知して結果ブルーバックに見慣れぬエラーが表示される。表示されたエラーコードで検索してみると「死のエラー」と呼ばれてるんだとか・・・。
そのあたりに書いてあった手を打ってみる。まず、何度かセーフモードでの起動を試みても当然ながら無理でした。続いてWindowsのCDを使って回復コンソールに。ハイブをバックアップからコピーしてレジストリ修復を試みる。やはりダメ。
修復は無理ならデータだけでも救出したい。PCが2台以上あるなら(あります)HDDを取り外して、別PCに繋げればコピー可能・・・とか言うのですが、PC自作系の知識がまったくないものでそれも及び腰・・・。
ということで続きは明日。
2005年08月02日
「Timebook Town、電子書籍サイトの月額基本料を今月から無料に」ですって。ちょっとちょっと冷たいじゃないですか、教えてくれないなんて。
前にも言ってたように「一定期間経つと読めなくなる貸本方式」と「月会費制」のどちらかを譲らなきゃもうムリだよというのが僕の意見でもあったので、これは大きな前進ですよ。これだったら、モノによっちゃ利用してみようかなと思います。
にも関わらずというか、なんだかいつもながらPR下手な感じ。もっと宣伝したらいいのに。ここでガッと宣伝しないで何時やるのよ。もしかして「月会費無料化なんて一種の敗走だからあんまり言いたくない」とでも思ってる? んー。
2005年08月01日
朝、JR駅の自動改札で目の前にいた人が切符いれずに突破したんですよ。もちろん扉がキンコーンって閉まるんだけれどもそんなの物ともせずに突破。あ。って思ったときには僕は定期を入れててですね、まるで僕が捕まったみたいになってる。で「この定期はあなたのですか?ご確認ください」ってな表示が出てる。
はい。僕のです。ってご確認しまして、今一度定期を差し入れたところ、改めてキンコーンって閉じ込められるのね。ディスプレイには「一度通った定期でもう一度通ることはできません」って。
通ってへんちゅうねん。
若干取り乱しながら念のためもう一度挿入してもだめ。朝の通勤人たちの流れ滞らせてしまい恐縮しつつ駅員のところへ行って処理してもらったんだけどさ。
この話のポイントは2つ。(1)ハナから不正をしようと思ってる人の前では無力な防御壁によって、(2)無実の市民(僕だ、僕)が阻まれ恥ずかしい思いをする。ということ。
(1)に関して自動改札機業者(?)がより効果的な手を次々打つんでしょうけれど、恐らく「完璧」はないんです。だとするなら、(2)を解消する方向を考えていったほうがいいのではないか。つまりは一部の不正者を捕らえる方法よりも、多くの一般の方々にストレスを与えないで済むやり方の方を優先させて考えませんか。
こういう考え方って自動改札に限らず、いろいろ同様のものがあるかも。そんなことを思った朝。