2006年08月30日

映画「UDON」の公開がはじまってますけど、なんでいまさら讃岐うどんなんですか。もうひと盛り上がりさせたい、とか誰かの何かの思惑があるんですか。
2003年の5月に讃岐うどん食いに行く旅に行ったのね。もうブームもピークを過ぎて下火になってるような頃ですよ(名店はすごい列ついてたけど)。ちょうどモノを書く気力がなくなってた時期だったんで旅行記コーナーにも書いてないんですけどね。映画の元ネタになっている「恐るべきさぬきうどん」文庫版が出たばかりなのを携えて、何軒もうどん屋はしごしてきました。

上に載っけた写真は「赤坂」で、ネギを自分でハサミで切って入れて醤油かけて食う。もう1枚は「宮武」の行列。あとわら屋とか田村とか・・・に行ったんだったか。旅行記、今から改めて起こそうか、やるなら今しかない!とも思いつつ、写真もどれがなんだかだし旅程もあやふやなので無理でした。
全国区にファンが広がったのは1998年の村上春樹『辺境・近境』でのレポートからで、上記『恐るべきさぬきうどん』の2000〜2003年ごろが盛り上がってて、さて2006年、どういう仕掛け方をしてくるんでしょうか。
とか思い出してたらまた行きたくなってきました。策にはめられてますね。
2006年08月27日
もとより「作家買い」をするほうなので気になる作家はどんどん読んでいくものの、新しい作家に手を出す暇がなくなってきてます。
ネットで本を買うようになるとそれもまた顕著で。検索フォームに何か入れて探すのと、書棚見て歩くのとはまったく違う動作ですよね。やっぱり検索フォームだと自分のお気に入り作家の名前しか入れないので作家集中に拍車がかかります。
かといって新刊書店でも、読んだことのない作家へ冒険するよりは安心感ある既知の作家新刊へゆるゆると降りていったりします。本も安くないですからね。ああこれも読まなきゃこれも読んでないというなかにおいてはね。
そういうときに有効にはたらくのが古本屋だったりするのですが、この前久しぶりにリアル店舗のブックオフへ行ってきました。初挑戦作家としては絲山秋子『イッツ・オンリー・トーク』、中村航『ぐるぐるまわるすべり台』を買ってきました。どちらも文庫なのでそんなもん新刊書店で買えよという感じですが。そういう、新しい出会いの場としては、やっぱり古本屋っていいなぁと思いました。という小さな話。
2006年08月20日
k.m.p.の本、だんだんたまってきました。100字レビューのラインナップでいうと激しく浮いてるかと思われますが、旅好きなら手にとってもらいたい作家ですね。
特にデビュー作の『エジプトがすきだから。』はすごいです。遺跡系が好きな私としては一度行ってみたい国だったんですが、これ読んでますます行きたくなりました。行ってないですけど。トイレに泣いたり、だまされて怒ったり、ヘンなもの買ったり、エジプトがどんな国か、エジプト人がどんな人たちか、非常によく分かります。こんな目線での旅行記も珍しければ、ページ密度がこんなに高い旅行記も珍しいです。
「デビュー作を超えられない」のは世の常であったりするのでことさら嘆いたりしませんが、あのくらい濃い作品もまた見てみたいところ。
Webでの連載もいろいろやってます。WEBダ・ヴィンチでの「母娘旅行」連載は終了してますが、河出書房新社では人生訓(?)、るるぶ.comではチェンマイの旅行記が。これでちょっと見てみて、自分に合いそうだったら本も買ってみてください。
2006年08月12日
これまで一度も携帯電話を持ったことがなく、なんで持たないの?って言われるたびに「持つことに理由はいるけど、持たないことに理由はいらないだろ」とか思いつつ、必要ないから持ってない。持たないことをアイデンティティにしたいと思ってるわけでもないんだけれども、mixiの携帯持たないコミュニティに参加する程度には意識的にも持たない。
携帯がないと待ち合わせさえできないのはただの退化だと毒づいたり、待ち受け画面で一生何かを待ち受けて終わるのか諸君とアジったり、そんな攻撃的な思いはそんなにはないですよ。けどね。
今般アップした鴻上尚史『生きのびるために笑う』に、携帯のデータが死んだら何割かの人との関係が終わるという話があるんだけれど、それを避ける方法はいくらでもあるはずなのになと思ったりするにつけ、やっぱりケータイは持つべきじゃないなと心引き締めたりするわけです。
そんな私だのに、会社仕事で携帯サイトに関わらないといけないような事態となりまして、社の備品としての携帯電話を貸されたりしてます(持ち歩かないけど)。どうしましょう。使ってるうちに欲しくなってくる、ということはないと断言できるのですが、だからこそ、どうしましょう。
2006年08月06日
東直子『長崎くんの指』、歌人の書いた小説という前提(あるいはエクスキューズ)をとっぱらっても、なかなか完成度高く楽しめました。彼女の短歌を読んだことのない方にもおすすめです。
空気感は短歌での作風とも通じるものがあって、小説らしい仕掛けもいっぱいあります。
この本の出版記念会が先日ありまして、その会場が私の会社のすぐそばだったんです。mixiの東直子コミュニティで本人が告知してるのを見て、うわー行きたい行きたいと思ったんですが行けなかったんですね。無理を押しても行っておいたらよかった。
2006年08月02日
WEB本の雑誌がSNSを立ち上げたそうで。
こちら → WEB本の読書部
「本の雑誌」好きだとは最近は胸張って言えないけど、椎名誠好きとしては何はともあれ登録しました。本の感想が共有できる読書ノート、気になる本をどんどん放り込んでおける蔵書リスト、情報交換コミュニティと、とりあえずスピード優先でできたものだけ上げましたという物足りなさではありますが、これから充実してゆくのかもしれません。
閲覧は基本的に登録なしでも可能で、書き込みやトピックの作成などをするには登録ログインが必要という、それをSNSと呼ぶかどうかは別にして、親しみやすい形です。
好きな本についてちょっと何か書いてみたり、ちまちまいじってみようかなとは思うのですが、感想を大いに綴りたかったら自分のサイトでやれるという立場で臨むと、何がやれるんだろか。ブクログもそうでしたが、好きな本はこれです〜って登録だけしてあまり通わなくなるんじゃ意味ないですからね。
「本の雑誌」のネームバリューでユーザ数が膨らんでいったら何かが起こるのかもしれない。わくわくしつつ静観。