2006年11月19日
「ブログに書くことがない」というユーザーには、毎日異なるテーマで質問する「きょうの質問」や、テーマに沿った写真を募る「Vox Hunt」などで更新のきっかけを提供する。(ITmedia News:アクセス制限で“炎上”防ぐ Six Apart新ブログ「Vox」)
書くネタが毎日提供されるブログ。それいいね。って思うくらいには書くことのない私です。でも本当に問題なのは、「書くことがない」ことが悪いことのように感じてしまうことそのもののはずです。
ブログサービス各社が「書くことがないって人は日頃のことを気軽に書いてみたり、気になるニュースを取り上げてみたりしてはどうでしょう?」とか言うのはビジネスのためで、「書きたい」人だけじゃ数足りないので書くことがない人にもブログを作らせたいだけでしょ。書く目的を曖昧にしたままでブログを作らせようとするのもそう。
なんだかそんなビジネスに巻き込まれて、毎日書かなきゃと思い込まされてるのだとしたら悲しいことですよね。
ネタがないのに書く必要なんてどこにもないじゃないですか。書きたいことがあったときだけ書いて、それが数ヶ月に1度の頻度でもかまわない。別にそれでも法廷に呼ばれたりしませんし、友達に絶交されたりもしませんし。それを書くことによって、自分が何を得るのか得たいのか、そのあたりさえしっかり理解していればいいんじゃないでしょうか。
というようなことを考えながら、あまり更新しなくても平気で過ごせるように頑張ります。
2006年11月04日
あなたはやりますか。本を読みながら、大事なところ線引いたりするという行為。世間一般的によく聞くことではあります。私はやらないほうなんですが、「本の読み方・飲み込み方」は人それぞれの方法でいいと思うので、別にどんだけ線引いていただいても結構です。
むかし古本屋で本を買うと、たまに線を引かれてボロボロになったものが混ざったりしてるのは珍しくもなかったんですが、「古本屋=ブックオフ」になって久しく出会ってなかったから、線を引くほど本を読み込む人は減ってるのかもしれないとも思ってて。
このたびそういった「線引き後」の本に出会いまして。池澤夏樹『沖にむかって泳ぐ』なんですけどね。久しぶりに見たのでちょっと驚きました。線が引いてあると、まるでそこが重要なポイントであるかのように見えてしまいます。その線があるのとないのとでは、目線の動きが変わりますよね。さらにあろうことか脚注まで書き足されてる。
読む分には、まぁ別にいいんです。古本だし。でも、そこまでじっくり研究した本を、古本屋に売るってのはどういうことよ?と机をバンバン叩きながら不意に思ったことは、「これはWeb2.0的行為なのではあるまいか?」ということでした。
この本の要点はここだ!という部分に(鉛筆で)マークアップしたうえで、シェアしあう。私もさらに書き足したりなんかして、また古本屋へリリースする。おお。なんだかそれっぽい。どこが「Web」2.0なんだよ、リアルの話じゃん。と思われるムキもあろうかと思いますが心配ご無用、それならばその本を、ネットオークションで売ればいいのである。
2006年11月03日
放置してた電子書籍コーナー、どうせ放置しておくならもうちょっとちゃんとした形にしたうえで放置しようかなと思ってhon.jpのWebサービス入れました。ベータ版なのでいまひとつ使いにくいし、アフィリエイトになってるわけでもないのでマトモに使ってる人見たことないんですけども。
電子書籍関係のニュースは気にしてチェックしてるんですが、なかなか突き抜けた進展がありませんね。最近おっと思ったのは標準規格化への動きですが、これも足並み揃うのかどうか。各社が自分のとこのビジネスばかり考えるがためにビジネスチャンスを潰すという、ありがちな展開な気もします。
一方で、電子書籍の自動読み上げって話も興味深いところ。これって「上手く読める」ようになったらそのままポッドキャスティングじゃん、とも思うわけですが、出版社の動きはやっぱり鈍く。記事中にあるとおり、ビジネスの目がある分野だからなおさら鈍く、消費者がそれを受けるところまではなかなかいかない現状。
ポッドキャスティングでは角田光代のオリジナル小説を音声配信というニュースもあって。こちらは機械的音声化じゃなくて、ナレーターが読む(作家本人が読むんだったらもっと楽しいのだが)。名のある作家の、オリジナル作品がポッドキャストされるのはこれまでなかったことですよね。CMが挿入されるため明示的に支払う料金がないという、利用者にとってはうれしい形でもある。
新しい読書の形、とりあえず観察中。