2007年11月25日
『ぐるぐるまわるすべり台』のほうを先に読んじゃったんですけど、中村航、デビュー作『リレキショ』を読みました。あ、こっちのほうが面白い。
「ぐるぐる〜」のときには感じなかったんですが、これ読むとすごく春樹っぽい。「屈託のない村上春樹」みたいな感じです。「はい。影響受けました」ってニコヤカに語りそうな屈託のなさです。その屈託のなさが大違いといえばそうも言えるんだけど。
そんなとき(春樹っぽいなと思った時)「なんだよ焼き直しかよ」と吐き捨てるんじゃなくて、わりと私は嬉しいほうで、楽しんで読みました。
背景をいっさい描かずに放りだされた登場人物たちは、それゆえの奥行きのなさもあるとはいえ、もらい泣きするくらいには好感を覚えました。彼らたちだけの丸く閉じた世界で、額寄せあって幸せなんて、嫉妬するじゃないか。
2007年11月18日
ちょっとリアクション遅いんですがこのニュースはどう見ますか。千代田図書館での電子書籍貸出。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/12/news092.html
インターネット経由で電子書籍を借りられると。現在千代田区在住者を対象とした試験期間。
一度図書館へ足を運んで登録する必要があるとか、「返却」とか「同時貸出数制限」とかいろんな配慮や思惑が入ってて、電子書籍としてのいいところ潰してますけど。ヘタしたら既存のビジネス食うよね。電子書籍の貸本屋だと言ってたこのへんとかツライところなんじゃないでしょうか。
図書館側では最近の小説なんかは控えて、資料系に注力するとうまくいく?
「図書館の役割ってなんだろう?」って改めて考えてみたりする出来事です。国民の文化水準を高めるために公的なお金を投下して無料で本を読ませる、ということですよね、図書館。そういう意味ではぜんぜん間違ってない。いろいろ思うところあってもうまくまとまりませんが・・・。
2007年11月01日
引っ越してきて、マンションの上下左右、どこにも挨拶に行ってないし、挨拶されてもない。郵便受けにも誰も名前貼ってないし、だからどの部屋にどんな人が住んでるのか知らない。都市圏だけの話なのかどうか分らないですが、それはまぁいまどき普通のことなのかなと思ってるわけです。
なのに、引っ越してきてから1か月あまりで私マンションの40部屋くらいのうちの6部屋分(だったか)の住人のフルネーム知りました。郵便が間違って届くのですよ。今晩も帰ったらまた1通間違い郵便あったので書いてるんですけどね。
私の部屋は番地と部屋番号が同じなのですよ。川崎市中原区(町名)aaa番地 (マンション名)aaa号室なのね。(新丸子だよって口外してるのでこのくらいは見せてもいい。これで場所推定できた旅と現代文学。ファンはぜひ訪ねてくだされよ。)
そんで、「bbb号室」って明記してある郵便を、aaa番地に目がくらんでaaa号室の郵便受けに入れてしまう配達員がこんなに多いとは思いもしませんでした。
判明した6部屋分のうちの5部屋が女性でですね、ぜんぶ独身者向け間取りの部屋だから、うら若き女性の住所氏名が続々手に入ってるわけです。これ大丈夫なんですか。当たり前だけど開封せずに郵便受け入れなおしますし、もちろんメモとってるわけでもないです。それでも私の隣の部屋に住んでる娘の名前とかなんだか記憶に残ってしまうじゃないですか。これ大丈夫なんですか。
や、よろしく頼みますよ、配達員の方々。