2011年7月

新刊・近刊情報

2011年7月の新刊・近刊情報

枡野浩一『ドラえもん短歌』

枡野浩一『ドラえもん短歌』

2011年07月06日 小学館文庫 480円 ISBN-10:4094086331

誰もが笑えて共感できる、新・短歌ジャンル
いま、若者たちの間でメールやblog上で「短歌」を作ることが静かなブーム。そんななか、カリスマ歌人・枡野浩一が呼びかけたお題、"ドラえもん"に、全国から続々と傑作が寄せられました。日常のなにげない思いや、恋のひとこまを、私たちに最も共有されている言葉に託して歌った「ドラえもん短歌」。日本人ならだれもが笑えてうなずける、まったく新しい短歌ジャンルの誕生です!

鴻上尚史『名セリフ!』

鴻上尚史『名セリフ!』

レビューあり、レビューコーナーへ

2011年07月06日 ちくま文庫 819円 ISBN-10:4480428364

シェイクスピアからギリシア悲劇、三谷幸喜まで、古今東西の名戯曲から選び抜いた31の名セリフを、作品解説やウンチクとともに紹介。恋、哀しみ、決意のセリフなどから、人生の智慧と演劇の歴史まで勉強できる贅沢な一冊。

村上春樹『おおきなかぶ、むずかしいアボガド 村上ラヂオ2』

村上春樹『おおきなかぶ、むずかしいアボガド 村上ラヂオ2』

レビューあり、レビューコーナーへ

2011年07月07日 マガジンハウス 1470円 ISBN-10:4838722508

1、人の悪口を具体的に書かない 2、言い訳や自慢をなるべく書かない 3、時事的な話題は避ける。これが村上春樹さんがエッセイを書く時に自ら課したルールだそうです。そんな法則に則って書かれた、どうでもいいようだけど、やっぱりどうにも読み過ごすことが出来ない、心に沁みる興味津々のエピソード。究極のジョギング・コース、オキーフのパイナップル、ギリシアの幽霊、あざらしのくちづけ、、、、うーん、なるほど。いやあ、ほんとに。マッサージのように、心のこりをときほぐしてくれるハートウォーミングな語り口。それに彩りを添えてくれるのは、大橋さんの美しい銅版画。10年ぶりに帰ってきた、アンアン連載の伝説のエッセイ『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2』。村上さん曰く「"日本でいちばんおいしいウーロン茶"を目指して書いた」エッセイ。肩の力を抜いて、気楽にご賞味ください。

阿部和重『和子の部屋 小説家のための人生相談』

阿部和重『和子の部屋 小説家のための人生相談』

レビューあり、レビューコーナーへ

2011年07月07日 朝日新聞出版 1785円 ISBN-10:4022508701

小説家にまつわる秘め事を、ぜんぶ明かしてしまいます!いま小説家は何に悩んでいるの? 阿部和重さんが「和子」となって、当代きっての女性の書き手10人(角田光代さん、江國香織さん、川上未映子さん、金原ひとみさん、朝吹真理子さん、綿矢りささん、島本理生さん、加藤千恵さん、川上弘美さん、桐野夏生さん)の切実な人生相談に答えます! 小説家が「人生を語る」と「小説を語る」ことになるという、いまだかつてない対話の数々。小説家になりたい人にとっては実践的な創作論として、小説家を知りたい人にとっては本音が垣間見えるガールズ・トークとして、一冊で二度おいしい対談集が、ついに発売!

橋本治/内田樹『橋本治と内田樹』

橋本治/内田樹『橋本治と内田樹』

2011年07月08日 ちくま文庫 840円 ISBN-10:4480428488

不毛で窮屈な議論をほぐし直し、「よきもの」に変える成熟した知性が、あらゆることを語りつくす。伝説の対談集ついに文庫化!

小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』

小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』

レビューあり、レビューコーナーへ

2011年07月08日 文春文庫 620円 ISBN-10:4167557037

チェス盤の下に隠れている彼を、どうか見つけて下さい
伝説のチェスプレーヤー、リトル・アリョーヒンの、ひそやかな奇跡を描き尽した、切なく、愛おしい、宝物のような傑作長篇小説

重松清『季節風 夏』

重松清『季節風 夏』

2011年07月08日 文春文庫 660円 ISBN-10:4167669110

少年の日の眩しい夏の日差しがよみがえる
誰より気が合う相棒の転校を前に、僕らは冒険に出かけた――憧れのあの2人組のように。友人を家族を恋人を"想う"12の夏の風景

荻原浩『ちょいな人々』

荻原浩『ちょいな人々』

2011年07月08日 文春文庫 570円 ISBN-10:416780901X

ストレスに絶対効くショート・ストーリーズ
隣の庭木を憎む主婦、脱サラした占い師、いじめられっ子と一緒に復讐する相談員など、ちょっと変でちょっと可哀そうな人達のお話

大江健三郎/内橋克人/なだいなだほか『取り返しのつかないものを、取り返すために 大震災と井上ひさし』

大江健三郎/内橋克人/なだいなだほか『取り返しのつかないものを、取り返すために 大震災と井上ひさし』

2011年07月09日 岩波ブックレット 525円 ISBN-10:4002708144

もしも今、彼が存命であったら、愛した土地の姿をどうとらえただろう。被災した者に、被災を逃れた者に、どんな言葉をくれただろうか――。井上ひさしの一周忌に、鎌倉で開かれた追悼講演会を収録。亡くなった人の分も生きて、幸せになってくれと娘に願う『父と暮せば』の父の姿をひきながら、いま私たちがすべきことを問う。

東直子『私のミトンさん』

東直子『私のミトンさん』

2011年07月12日 毎日新聞社 1680円 ISBN-10:4620107719

身長50センチのミトンさんは、アカネの秘密の同居人。わがままで謎の深いミトンさんと、そこに集うどこまでも優しく独創的な人々を描いたほの甘い長編小説。

諏訪哲史『りすん』

諏訪哲史『りすん』

レビューあり、レビューコーナーへ

2011年07月15日 講談社文庫 580円 ISBN-10:4062769905

芥川賞受賞後第一作、待望の長篇小説刊行 小説とは、言葉とは、小説を書くという行為とは。様々な創作の問いを、リズミカルな兄妹の会話に、そしてささやかで切ない物語として描く、芥川賞受賞後第一作。

阿部和重『IP/NN 阿部和重傑作集』

阿部和重『IP/NN 阿部和重傑作集』

レビューあり、レビューコーナーへ

2011年07月15日 講談社文庫 710円 ISBN-10:4062770407

色褪せない2つの名作をカップリング
『インディヴィジュアル・プロジェクション』と『ニッポニアニッポン』。時代を射抜いたこの2つの傑作は、いまもなお現代文学の記念碑として不気味な光を放つ。

よしもとばなな『ジュージュー』

よしもとばなな『ジュージュー』

2011年07月15日 文藝春秋 1155円 ISBN-10:4163806504

ある町に生きる人々の喪失と再生。ばなな的小宇宙
ハンバーグ店「ジュージュー」にはおかしな人々が集う。朝倉世界一のマンガにインスパイアされて書かれた、ささやかで美しい物語

重松清『みんなのなやみ』

重松清『みんなのなやみ』

2011年07月16日 イースト・プレス 1260円 ISBN-10:4781690092

10代の悩みや疑問に、直木賞作家の重松清さんが「正解」以上に豊かな「こんな考え方」で答えてくれる、心強い相談室。

池澤夏樹『叡智の断片』

池澤夏樹『叡智の断片』

レビューあり、レビューコーナーへ

2011年07月20日 集英社文庫 740円 ISBN-10:408746718X

チャーチルからウディ・アレンまで名言の引用術。
政治家、金、映画、結婚、愛国心、成功,テレビ等々について、古今東西の偉人・有名人はいかに語ったか。名言を引用しつつ、現代に通じるウィットを探る。

中島らも/小堀純『せんべろ探偵が行く』

中島らも/小堀純『せんべろ探偵が行く』

2011年07月20日 集英社文庫 600円 ISBN-10:4087467201

安くて美味い! 酒呑み垂涎の店が満載!!
「せんべろ」とは千円でべろべろになれるまで呑める店のこと。らもさん率いる酒をこよなく愛する中年たちが、全国津々浦々の安くて気取らない店をレポート。文庫化にあたり、特別座談会を収録。

沢野ひとし『山の帰り道』

沢野ひとし『山の帰り道』

2011年07月20日 本の雑誌社 1890円 ISBN-10:4860112199

南アルプスから丹沢まで、少年時代から愛し続ける山登りでの数々のエピソードと、下山してから町田周辺を描く随筆集。

町田康『残響 中原中也の詩によせる言葉』

町田康『残響 中原中也の詩によせる言葉』

レビューあり、レビューコーナーへ

2011年07月22日 NHK出版 1470円 ISBN-10:4140056029

わずか30歳にして夭折した詩人・中原中也。その遺された詩の一篇一篇から喚起された世界を、"現代最強のパンク詩人"である町田康が自らの言葉で紡いでいく。「ダダの中也」と「パンクの町田」の時空を超えた饗宴!

重松清『ポニーテール』

重松清『ポニーテール』

2011年07月22日 新潮社 1575円 ISBN-10:4104075116

ここにあるのはすべて、仲直りの物語――母を亡くした小学四年生のフミ。親の離婚・再婚で三度も苗字を変えなくてはならなかった六年生のマキ。「新米きょうだい」となったふたりが過ごした家族の始まりの日々を、やさしく、しかし切実に描く姉妹小説の決定版。

帚木蓬生『蠅の帝国 軍医たちの黙示録』

帚木蓬生『蠅の帝国 軍医たちの黙示録』

2011年07月22日 新潮社 1890円 ISBN-10:4103314192

食糧も薬も水すらもなく、死が日常と化す戦地。命を救うために学んだ知恵が、ここでは何の役にも立たぬ。虚空に消える男たちの嘆き。身捨つるほどの祖国はありや? 広島、沖縄、満州、樺太――十五人の軍医の目を通して「あの戦争」を描いた、著者渾身の鎮魂歌!

椎名誠『玉ねぎフライパン作戦』

椎名誠『玉ねぎフライパン作戦』

レビューあり、レビューコーナーへ

2011年07月23日 角川文庫 620円 ISBN-10:4041510260

あっちこっちの「旨い物」を愛するシーナ氏の旨味絶品エッセイ!
はらがへった夜には、フライパンと玉ねぎの登場だ。勘とイキオイだけが頼りの男の料理だ、なめんなよ! 古今東西うまいサケと肴のことがたっぷり詰まった、シーナ節全開の極上食べ物エッセイ集!

伊集院静/西原理恵子『なんでもありか 静と理恵子の血みどろ絵日誌』

伊集院静/西原理恵子『なんでもありか 静と理恵子の血みどろ絵日誌』

2011年07月23日 角川文庫 780円 ISBN-10:4041973309

まだまだ続く、懲りない二人の珍道中!
文壇きってのギャンブラーと、無敵の漫画家が最強タッグを組んだ「週刊大衆」の人気連載エッセイシリーズ第6弾! 特別付録:伊集院×西原「なんでもあり座談会」ゲスト武豊

重松清/澤口たまみ/小松健一『宮澤賢治 雨ニモマケズという祈り』

重松清/澤口たまみ/小松健一『宮澤賢治 雨ニモマケズという祈り』

2011年07月25日 新潮社 1680円 ISBN-10:4106022214

あらゆる生命を育みながら、過酷な試練も与える自然の姿を目の当たりにした今、私たち日本人の心を揺さぶる賢治の祈り――。鎮魂のサハリン行を綴る重松清特別寄稿ほか、郷里・岩手の美しい風物を歌った作品群と生涯を改めて辿る。知られざる恋人も明らかに。

宮嶋茂樹『再起』

宮嶋茂樹『再起』

2011年07月26日 ベストセラーズ 1575円 ISBN-10:458413328X

カメラマン不肖・宮嶋が歩いた、東日本震災の記録として、震災直後~2カ月間の人々の葛藤を描いた報道写真集。人間の強さ、勇気が分かる一冊。

奥泉光『神器―軍艦「橿原」殺人事件― 上』

奥泉光『神器―軍艦「橿原」殺人事件― 上』

2011年07月28日 新潮文庫 700円 ISBN-10:4101284229

太平洋戦争末期、探偵小説好きの石目鋭二上等水兵は、軽巡洋艦「橿原」に乗務を命じられた。「橿原」では過去に不審死が相次ぎ、殺害の実行犯がいまも居るという。幽霊が棲む艦底の内務科5番倉庫では、秘密物資を運んでいると、不穏な噂も絶えない。そんな折、艦内で士官が毒死、乗務員が行方不明になった。やがて次々と生起する怪異なる事象に、石目もまた取りこまれていく。

奥泉光『神器―軍艦「橿原」殺人事件― 下』

奥泉光『神器―軍艦「橿原」殺人事件― 下』

2011年07月28日 新潮文庫 740円 ISBN-10:4101284237

真偽不明の指令乱発に指揮系統を見失った兵士たちに、「橿原」の真の目的地が明かされる。一方、船底の大戦争を生き延びた人の魂を宿す鼠たちは、長い対話のなかに自らの行く末を探る。果たして「神器」とは、そして乗組員の使命とは何か? 異界を抱える謎の軍艦に時空を越えた無数の声を響かせ、壮大なスケールで神国ニッポンの核心を衝く驚愕の〈戦争〉小説。野間文芸賞受賞。

花村萬月『アイドルワイルド!』

花村萬月『アイドルワイルド!』

2011年07月29日 祥伝社 1785円 ISBN-10:439663370X

花村萬月『アイドルワイルド!』発売情報。

古川日出男『馬たちよ、それでも光は無垢で』

古川日出男『馬たちよ、それでも光は無垢で』

レビューあり、レビューコーナーへ

2011年07月29日 新潮社 1260円 ISBN-10:4103060735

どうして私は死なないでいいのか。声がする。そこへ行け。見ろ。書け――。震災から一月、福島県中通りに生れた作家は浜通りをめざす。目にする現実と、導かれた小説が劇的な融合を遂げるとき、いかなる地平に至るのか。祈りと鎮魂、メガノベル『聖家族』再誕。

このページへのコメント