2011年11月

新刊・近刊情報

2011年11月の新刊・近刊情報

金井美恵子『目白雑録3』

金井美恵子『目白雑録3』

2011年11月04日 朝日文庫 987円 ISBN-10:4022646276

突然の網膜剥離で休載を余儀なくされ、大好きだった煙草も止める。そして18年連れ添った愛猫トラーとの別れ......。辛辣な批評眼を持つ小説家の、それでも人生は続いていく『日々のあれこれ』第3弾。『一冊の本』好評連載の書籍化。

谷川俊太郎/高田宏/よしもとばなな『ことばを生み出す三角宇宙』

谷川俊太郎/高田宏/よしもとばなな『ことばを生み出す三角宇宙』

2011年11月04日 朝日文庫 588円 ISBN-10:4022646365

詩人である谷川俊太郎、元編集者の文筆家・高田宏、小説家のよしもとばななが、お酒や音楽などの普段の生活のことから書くという「仕事」、現代日本のことばや作家たち、そして死という問題までを語り合った鼎談集。ジャンルや世代の違う三人が、深く鋭く、時にユーモアをもってことばへの思いと創作の秘密を語る。それぞれの意外な素顔が分かる「個人的な情報」と小作品も収録。

佐川光晴『おれたちの青空』

佐川光晴『おれたちの青空』

2011年11月04日 集英社 1260円 ISBN-10:4087714276

『おれのおばさん』続編、少年たちの旅立ち篇!
第26回坪田譲治文学賞受賞作『おれのおばさん』待望の続編! 札幌の児童養護施設に暮す中学生たちも受験の時期。悩み迷い、新たな人生に踏み出してゆく。爽やかな感動が胸を打つ青春小説3篇収録。

よしもとばなな/ウィリアム・レーネン『人生を創る』

よしもとばなな/ウィリアム・レーネン『人生を創る』

2011年11月05日 ダイヤモンド社 1680円 ISBN-10:4478017093

人気作家とスピリチュアルの実践者による、往復書簡形式によるスピリチュアル・エッセイ。
自分の人生や自分を取り巻く世界について、両者ともが自身の貴重な実体験を例として、わかりやすく説いてくれる一冊です。
二人の率直かつ心温まるやりとりの中に、実は生き方への深いメッセージを感じることができます。

中島らも『こどもの一生/ベイビーさん 中島らも戯曲選1』

中島らも『こどもの一生/ベイビーさん 中島らも戯曲選1』

2011年11月07日 論創社 1890円 ISBN-10:4846009769

中島らも『こどもの一生/ベイビーさん 中島らも戯曲選1』発売情報。

萩原遼/井沢元彦『朝鮮学校「歴史教科書」を読む』

萩原遼/井沢元彦『朝鮮学校「歴史教科書」を読む』

2011年11月08日 祥伝社新書 819円 ISBN-10:4396112572

高校の授業料無償化の対象に、朝鮮高級学校を含めるか除外するかで議論が起こっています。 けれどもその前に、当の朝鮮学校ではどのような「歴史教育」が行なわれているのか、多くの日本人が知りません。文部省指導要領の拘束も及ばず、朝鮮学校の方でもカリキュラムを明かさず、教科書も門外不出で日本人の目に触れないようにしているからです。 共著者の一人である萩原氏は、独自にその教科書を入手し、全文を翻訳、出版。それをもとに、井沢氏とともにその内容を検証していきます。 はたして朝鮮学校では、「金日成の出生と独裁」「朝鮮戦争」「大韓航空機爆破事件」「日本人拉致問題」などの問題を、どう教えているのか。 本書を読むと、北朝鮮の歴史教育の実態がわかるとともに、歴史をどのように捏造し、いかにつじつま合わせの整理をしているかが理解できます。 まずは歴史教科書の実態を知ろう、という思いから本書は誕生しました。

丸山健二『怒れ、ニッポン!』

丸山健二『怒れ、ニッポン!』

2011年11月08日 眞人堂 1365円 ISBN-10:4904920058

正義の怒りにつながらない悲しみは、ただの泣き寝入りでしかない。泣き寝入りは、一個の独立した人間の取るべき態度では断じてなく、この世に存在することの尊厳をみずから放棄した、羊のようにおとなしいだけの腰抜けの愚者の選択肢だ。怒れ、ニッポン!

角田光代『森に眠る魚』

角田光代『森に眠る魚』

2011年11月09日 双葉文庫 720円 ISBN-10:4575514640

東京の文教地区の町で出会った5人の母親。育児を通してしだいに心を許しあうが、いつしかその関係性は変容していた。あの子さえいなければ。私さえいなければ...。凄みある筆致であぶりだした、現代に生きる母親たちの深い孤独と痛み。衝撃の母子小説。

花村萬月『私の庭 浅草篇 上』

花村萬月『私の庭 浅草篇 上』

2011年11月10日 光文社文庫 800円 ISBN-10:4334763243

時代は幕末。人別帖に記載されることのない浮浪の子としての浅草の小屋に暮らす権介。両親を早くに亡くした権介は、彼の暮らす集落に住み着いた、元徳川の高位幕臣だったと思われる「爺」の教育のもと成長していく。黒船来航から大政奉還、会津落城までの時代を背景に、武士やヤクザものと渡り合っていく権介の出会いと別れを描く大河青春小説。

花村萬月『私の庭 浅草篇 下』

花村萬月『私の庭 浅草篇 下』

2011年11月10日 光文社文庫 840円 ISBN-10:4334763251

時代は幕末。人別帖に記載されることのない浮浪の子としての浅草の小屋に暮らす権介。両親を早くに亡くした権介は、彼の暮らす集落に住み着いた、元徳川の高位幕臣だったと思われる「爺」の教育のもと成長していく。黒船来航から大政奉還、会津落城までの時代を背景に、武士やヤクザものと渡り合っていく権介の出会いと別れを描く大河青春小説。

桜井章一/よしもとばなな『すこやかな生き方のすすめ』

桜井章一/よしもとばなな『すこやかな生き方のすすめ』

2011年11月10日 廣済堂出版 1365円 ISBN-10:433151594X

麻雀の世界で20年間無敗、「雀鬼」の異名をとる桜井章一氏と、人気作家・よしもとばなな氏が、生きること、死ぬこと、若者のこと、恋愛のこと等、さまざまなことを語りつくしました。伝説の勝負師と言葉の名手のおふたりの対話は、困難な時代をやわらかく生き抜くためのヒントに溢れています。異色のコンビ、初にして待望の対談集。

椎名誠『ひとつ目女』

椎名誠『ひとつ目女』

レビューあり、レビューコーナーへ

2011年11月10日 文春文庫 630円 ISBN-10:416733433X

生物と機械の境界が曖昧な、未来のアジアをいく
ひとつ目女とともに誰も見たことがない魅惑の世界へ。幻の動物を追って驚異の冒険が始まる。会心のシーナ的SFワールドが誕生!

姜尚中/田口ランディ/本多弘之『親鸞 いまを生きる』

姜尚中/田口ランディ/本多弘之『親鸞 いまを生きる』

2011年11月11日 朝日新書 756円 ISBN-10:4022734256

没後750年、いま親鸞の教えが苦悩する日本人の心に強く響く。他力本願の本当の意味とは、浄土はどこにあるかなど、人気政治学者とスピリチュアルな作品を紡ぐ女性作家、親鸞仏教センター所長が、自らの経験を織り交ぜ、教えの神髄を論じあう。

井沢元彦『ビジュアル版 逆説の日本史4 完本 信長全史』

井沢元彦『ビジュアル版 逆説の日本史4 完本 信長全史』

2011年11月14日 小学館 1365円 ISBN-10:4093798257

尾張四分の一国主」から天下人への軌跡
桶狭間の合戦で今川義元を打ち破った織田信長はこの後、美濃攻略をスタートする。今川家の領土である駿河、遠江には目もくれなかったところが、天下を見据え、目先の利益に捉われることのなかった信長の真骨頂だ。
美濃攻略までにかかった年月は7年。金華山頂に立つ稲葉山城(現岐阜城)を手にした信長は「天下布武」を標榜する。著者は岐阜城復興天守からの絶景を「ひょっとしたら日本一雄大な景色ではあるまいか」とした上で「人間界をいかに変革していこうかという織田信長の壮大なビジョンが感じられる」と絶賛する。本書は、この「絶景」から信長を論じるところから始まり、「尾張四分の一国主」というポジションから天下人となった信長の49年の生涯を丁寧に辿り、誤解だらけの素顔を明らかにする。「信長の史跡 今昔」「信長の末裔 健在なり!」「専門医が分析した信長の深層心理」など、サイドストーリーも充実。

長嶋有『電化文学列伝』

長嶋有『電化文学列伝』

2011年11月15日 講談社文庫 520円 ISBN-10:4062771101

こんな読み方があったのか! の長嶋文学論『博士の愛した数式』のアイロン、『日曜日たち』のリモコンなど、作品に登場した電化製品を軸に評する、目からウロコ! の文学論。『電化製品列伝』を改題。

東野圭吾『白銀ジャック』

東野圭吾『白銀ジャック』

2011年11月16日 実業之日本社 1680円 ISBN-10:4408535990

ベストセラー作家が「単行本派」の読者へ放つサプライズ。「いきなり文庫」で105万部突破のミステリーがハードカバーで登場。

小川洋子『みんなの図書室』

小川洋子『みんなの図書室』

2011年11月16日 PHP文芸文庫 620円 ISBN-10:456967755X

『竹取物語』『若きウェルテルの悩み』『蟹工船』『対岸の彼女』......名作文学から最近の話題作までを小川洋子さんの解説で味わう一冊。

帚木蓬生『蛍の航跡 軍医たちの黙示録』

帚木蓬生『蛍の航跡 軍医たちの黙示録』

2011年11月18日 新潮社 2100円 ISBN-10:4103314206

もう二度と祖国の地を踏むことは、できない――。シベリアや南方諸島、故郷から遠く離れた戦地。消え去る命の前で十五人の若き軍医たちは己の無力さを痛感する。これまで語られなかった「あの戦争」の深層を描ききる、前人未到、著者入魂の「黙示録」ここに完結!

高橋源一郎『恋する原発』

高橋源一郎『恋する原発』

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2011年11月18日 講談社 1680円 ISBN-10:4062173379

ついに出た、高橋文学の最高峰!
2011年3月11日。私たちが生きているこの社会は、以前、以降と同じものなのか。顰蹙、自粛、緊迫......すべてのタブーをエロのパワーで解き放て!

山崎ナオコーラ『「『ジューシー』ってなんですか?」』

山崎ナオコーラ『「『ジューシー』ってなんですか?」』

2011年11月18日 集英社文庫 450円 ISBN-10:4087467678

僕らはみんな、働いている! 最高の『職場小説』登場
派遣社員の広田、25歳。立場も待遇も違うけれど同じ職場で働く人々と日々会話を交わし、笑いあう。ささいなやりとりのかけがえのなさを描いた、著者初の「お仕事」小説。

k.m.p.『k.m.p.の もっとたのしく ちいさなお片づけ。』

k.m.p.『k.m.p.の もっとたのしく ちいさなお片づけ。』

2011年11月18日 メディアファクトリー 1155円 ISBN-10:4840143080

k.m.p.『k.m.p.の もっとたのしく ちいさなお片づけ。』発売情報。

伊藤比呂美『おなか ほっぺ おしり - 〔完全版〕』

伊藤比呂美『おなか ほっぺ おしり - 〔完全版〕』

2011年11月22日 中公文庫 700円 ISBN-10:4122055687

やわらかくて甘ったれで自己中心的な二人の赤ん坊は、愛情も体力も睡眠も夫婦の時間も奪っていく。若い夫婦の悪戦苦闘の日々を、二五年後の比呂美さんはどうみる? 傑作育児エッセイシリーズの完全版第二弾。

よしもとばなな『スウィート・ヒアアフター』

よしもとばなな『スウィート・ヒアアフター』

2011年11月23日 幻冬舎 1155円 ISBN-10:4344020936

命の輝きが、残酷で平等な世界の中で光を増していく――。
今、生きていること。その畏れと歓びを描き切った渾身の書き下ろし長編小説!

椎名誠『足のカカトをかじるイヌ』

椎名誠『足のカカトをかじるイヌ』

2011年11月23日 本の雑誌社 1680円 ISBN-10:4860112237

還暦過ぎてもなお旺盛な食欲と無限の行動力で全国を旅する椎名誠のぐるぐるエッセイ。

井沢元彦『源氏物語はなぜ書かれたのか』

井沢元彦『源氏物語はなぜ書かれたのか』

2011年11月25日 角川文庫 500円 ISBN-10:4041000149

『源氏物語』は怨霊鎮魂の書だった!? 秘められた謎に迫る!
藤原氏全盛の平安時代。女性に愛され出世も果たす『源氏物語』の主人公は藤原氏であるべき。しかも紫式部は藤原一族の女性。なのになぜ? ――当時の政治構造や文献をひもときながら、源氏物語の謎を解き明かす!

西原理恵子『いけちゃんとぼく』

西原理恵子『いけちゃんとぼく』

2011年11月25日 角川文庫 540円 ISBN-10:4041000025

不思議な生き物・いけちゃんと少年の心の交流を描く、叙情漫画の金字塔!
ある日、ぼくはいけちゃんに出会った。いけちゃんはいつもぼくのことを見てくれて、ぼくが落ち込んでるとなぐさめてくれる。そんないけちゃんがぼくは大好きで......。不思議な生き物・いけちゃんと少年の心の交流。

山田詠美『ジェントルマン』

山田詠美『ジェントルマン』

2011年11月26日 講談社 1470円 ISBN-10:4062173867

圧倒的熱量で紡がれる、山田文学の結晶。眉目秀麗、文武両道、才覚溢れる漱太郎。でも、その恐ろしい正体を垣間見た20年前から、ぼくは、きみの告解の奴隷になったんだ。

諏訪哲史『領土』

諏訪哲史『領土』

2011年11月28日 新潮社 2415円 ISBN-10:4103313811

またひとつ深い秋の裾野が、その金色の領土を広げ始めた。変幻自在な最新小説集。

谷川俊太郎『トロムソコラージュ』

谷川俊太郎『トロムソコラージュ』

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2011年11月29日 新潮文庫 452円 ISBN-10:4101266247

私は立ち止まらないよ――現代最高の詩人が描く、軽やかに時空を超える長編物語詩6編。鮎川信夫賞受賞作。

西原理恵子『西原理恵子の人生画力対決 3』

西原理恵子『西原理恵子の人生画力対決 3』

レビューあり、レビューコーナーへ

2011年11月30日 880円 ISBN-10:409179128X

コミック界の最終兵器サイバラの新刊です!
第3集にご登場頂いた豪華漫画家の皆さんは、「星守る犬」の村上たかし先生、「バキ」の板垣恵介先生、「海月姫」の東村アキコ先生、「ドラゴン桜」の三田紀房先生、「総理の椅子」の国友やすゆき先生、「風の大地」のかざま鋭二先生、「カイジ」の福本伸行先生、そして少女漫画界の大御所「アリエスの乙女たち」の里中満智子先生です!小学館漫画家謝恩パーティへの潜入レポート編もありますよ!

小澤征爾/村上春樹『小澤征爾さんと、音楽について話をする』

小澤征爾/村上春樹『小澤征爾さんと、音楽について話をする』

レビューあり、レビューコーナーへ

2011年11月30日 新潮社 1680円 ISBN-10:4103534281

指揮者はタクトを振るように語り、小説家は心の響きを聴くように書きとめる――。
「俺これまで、こういう話をきちんとしたことなかったねえ」。ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第三番、復活のカーネギー・ホール、六〇年代の軌跡、そして次代の演奏家達へ。「良き音楽」を求め耳を澄ませる小説家に、マエストロは率直に自らの言葉を語った――。東京・ハワイ・スイスで、村上春樹が問い、書き起こした、一年に及ぶロング・インタビュー。

馳星周『暗闇で踊れ』

馳星周『暗闇で踊れ』

2011年11月30日 双葉社 1890円 ISBN-10:4575237507

馳星周『暗闇で踊れ』発売情報。

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