2012年12月

新刊・近刊情報

2012年12月の新刊・近刊情報

山崎ナオコーラ『この世は二人組ではできあがらない』

山崎ナオコーラ『この世は二人組ではできあがらない』

2012年12月01日 新潮文庫 420円 ISBN:9784101383729

「社会の芯に繋がるようなストローを見つけたかった。」1978年生まれの私は大学をでて働きながら、小説を書いている。お金を稼ぐこと。国のこと。二人暮らしのこと。戸籍のこと。幾度も川を越えながら流れる私の日常のなかで生まれた、数々の疑問と思索。そこから私は、何を見つけ、何を選んでいくのだろうか。「日本」の中で新しい居場所を探す若者の挑戦を描いたポップな社会派小説。

堀江敏幸『余りの風』

堀江敏幸『余りの風』

2012年12月04日 みすず書房 2730円 ISBN:9784622077404

人気作家による12年ぶり2冊目の文学評論集。小島信夫、古井由吉、山田稔、須賀敦子ほか先行世代の作家へのリスペクトと批評。

伊坂幸太郎『残り全部バケーション』

伊坂幸太郎『残り全部バケーション』

2012年12月05日 集英社 1470円 ISBN:9784087714890

人生の<小さな奇跡>の物語
夫の浮気が原因で離婚する夫婦と、その一人娘。ひょんなことから、「家族解散前の思い出」として〈岡田〉と名乗る男とドライブすることに──(第一章「残り全部バケーション」)他、五章構成の連作集。

谷川俊太郎/佐野洋子『女に』

谷川俊太郎/佐野洋子『女に』

2012年12月05日 集英社 1470円 ISBN:9784087714760

あなたの手に触れる前に/魂に触れた―詩人と画家の奇跡の出逢いが生んだ36篇の愛のうた。ながらく絶版となっていた伝説の詩集が、瑞々しい英訳とともに復刊。大切な人へのギフトに最適の一冊。

村上龍『55歳からのハローライフ』

村上龍『55歳からのハローライフ』

2012年12月05日 幻冬舎 1575円 ISBN:9784344022867

希望は、国ではなく、あなた自身の中で、芽吹きを待っている。
多くの人々が、将来への不安を抱えている。だが、不安から目をそむけず新たな道を探る人々がいる。婚活、再就職、家族の信頼の回復、友情と出会い、ペットへの愛、老いらくの恋...。さまざまな彩りに充ちた「再出発」の物語。最新長編小説。

大崎梢/大島真寿美/栗田有起ほか『君と過ごす季節 春から夏へ、12の暦物語』

大崎梢/大島真寿美/栗田有起ほか『君と過ごす季節 春から夏へ、12の暦物語』

2012年12月05日 ポプラ文庫 609円 ISBN:9784591131831

一緒に桜を見に行かないか、と久しぶりに会う彼は言った。照り付ける日差しのなか、一緒に暮らそうと君に告げる――
立春、雨水、啓蟄など、一年を二十四の季節で分ける、二十四節気。大崎梢、大島真寿美、西加奈子、藤谷治ほか、旬の作家たちが細やかに移ろう季節のドラマを綴る、珠玉のアンソロジー春夏篇。いきなり文庫で登場!

内田春菊/山崎ナオコーラ/東直子ほか『君と過ごす季節 秋から冬へ、12の暦物語』

内田春菊/山崎ナオコーラ/東直子ほか『君と過ごす季節 秋から冬へ、12の暦物語』

2012年12月05日 ポプラ文庫 609円 ISBN:9784591131848

雲ひとつない秋空が広がる日、彼に手紙を書いた。クリスマスの飾りつけが目立ち始めたころ、僕はあることを決意した――
立秋、秋分、冬至など、一年を二十四の季節で分ける、二十四節気。飛鳥井千砂、小川糸、山崎ナオコーラ、柚木麻子ほか、人気作家たちが、移りゆく季節のドラマを紡ぐ、極上のアンソロジー秋冬篇。いきなり文庫で登場!

保坂和志『言葉の外へ』

保坂和志『言葉の外へ』

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2012年12月05日 河出文庫 788円 ISBN:9784309411897

私たちの身体に刻印される保坂和志の思考――「何も形がなかった小説のために、何をイメージしてそれをどう始めればいいのかを考えていた」時期に生まれた、散文たち。圧巻の「文庫版まえがき」収録。

柳美里『グッドバイ・ママ』

柳美里『グッドバイ・ママ』

2012年12月05日 河出文庫 893円 ISBN:9784309411880

夫は単身赴任中で、子どもと二人暮らしの母・ゆみ。幼稚園や自治会との確執、日々膨らむ夫への疑念......孤独と不安の中、溢れる子への思いに翻弄され、ある決断をする......。文庫化にあたり全面改稿!

池澤夏樹『ぼくたちが聖書について知りたかったこと』

池澤夏樹『ぼくたちが聖書について知りたかったこと』

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2012年12月06日 小学館文庫 650円 ISBN:9784094087826

「聖母マリアは処女ではなかった」「最後の晩餐でイエスが飲んだのはワインではない」など、パリ在住の池澤夏樹氏が従兄弟である聖書学の泰斗・秋吉輝雄氏と語り尽くした目からウロコの聖書・キリスト教、本当の話。

鴻上尚史『発声と身体のレッスン 魅力的な「こえ」と「からだ」を作るために』

鴻上尚史『発声と身体のレッスン 魅力的な「こえ」と「からだ」を作るために』

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2012年12月10日 ちくま文庫 945円 ISBN:9784480430021

あなた自身の「こえ」と「からだ」を自覚し、魅力的に向上させるための必要最低限のレッスンの数々。続ければ驚くべき変化が!

宮沢章夫/ほっしゃん。/ANIほか『ぼくらが愛した「カーネーション」』

宮沢章夫/ほっしゃん。/ANIほか『ぼくらが愛した「カーネーション」』

2012年12月10日 高文研 1575円 ISBN:9784874984857

連続テレビ小説「カーネーション」が2012年3月末に放送終了して約4カ月。「もう一度観たい」というファンの声は高まるばかりである。
なぜ「カーネーション」は朝ドラ史上、最高傑作と言われるのか?
本書は、評論家・研究者・劇作家・ミュージシャン・出演者がさまざまな角度から語り尽くした批評、視聴者の心をふるわせた感動の名台詞集、視聴者がリアルタイムで書き記したつぶやきを厳選したツイッター集など、「カーネーション」を愛してやまない人びとによるファンブックである。

渡辺浩弐『2000年のゲーム・キッズ 下』

渡辺浩弐『2000年のゲーム・キッズ 下』

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2012年12月11日 星海社文庫 810円 ISBN:9784061389410

ショートショートの名手・渡辺浩弐のゲーム・キッズシリーズが全点完全星海社文庫化! そこにあるのは、「なつかしい未来」。

綿矢りさ『しょうがの味は熱い』

綿矢りさ『しょうがの味は熱い』

2012年12月12日 文藝春秋 1260円 ISBN:9784163878706

仕事は別に苦じゃないけど、一生を捧げたいってわけではなし。
そろそろ結婚もしたいけど、彼氏が運命の人って感じもしない。
『勝手にふるえてろ』『かわいそうだね?』に続き、微妙な年頃の女性の行き場のない感情を独特の文体と飄々とした可笑しみで描き出す連作集。「しょうがの味は熱い」「自然に、とてもスムーズに」の二篇を収録。
「しょうがの味は熱い」彼氏の絃ともう半年同棲している。就職以来、いつも仕事に押しつぶされそうに疲弊している絃と、大学院生として学校に通いながら家事をする早希。夕ご飯を済ませ、電気を消した部屋でニュースを見て、布団に入る。並んで横たわる二人の思考はいつの間にかどんどんかけ離れてゆき......。「同棲は結婚に続いていないみたいだ」そんな"真理"にはたと気づいた早希の選んだ道とは。
「自然に、とてもスムーズに」彼氏の絃とはもう三年同棲している。営業の仕事を淡々とこなす彼と、短大を出てから一緒に暮らすようになった奈世は、最近ではもう結婚していないこと忘れてしまうくらいだ。疲れて帰ってくる彼にサプライズで花とケーキと婚姻届を用意してみたら......。思いもよらぬシビアな拒絶に打ちのめされた奈世は二人の家を出て故郷へ。一人娘の帰還を訝りつつも歓迎する両親との暮らしの中で結婚への執着を失くしつつあった奈世のもとに絃が訪ねてくるが。
「草食系」だけではくくれない、煮え切らない男と煮詰まった女の、現代の同棲物語。とほほと笑いつつ何かが吹っ切れる、未婚/既婚すべての女性、そしてすべての迷える男性に贈る一冊です。

西原理恵子『サイバラ絵日記』

西原理恵子『サイバラ絵日記』

2012年12月12日 双葉社 1050円 ISBN:9784575304862

『生きる悪知恵』が大ヒット中の西原理恵子氏が、約4年にわたる自身の私生活をさらけ出す。週刊誌連載に掲載されたイラストを、それぞれ「家族」「交友」「仕事」「旅」などに分類し、そのイラストに対して、自らツッコミを入れていく。サイバラの素顔が満載の爆笑イラスト集。

みうらじゅん/リリー・フランキー『女体の森』

みうらじゅん/リリー・フランキー『女体の森』

2012年12月12日 扶桑社 1260円 ISBN:9784594066024

男にとって、本当の美女とは? 魅力を感じるボディとは?
週刊SPA! の人気連載「グラビアン魂」で約7年間にわたり、のべ300人以上のグラビアアイドルについて語り尽くした
みうらじゅん&リリー・フランキー氏。その対談を濃縮した形で収録。時に強烈な下ネタあり、時に男の生き様もあり。
両氏だからこそ言える美女の定義がビッシリ詰まっています。男性だけでなく、女性でも読んで楽しく、またためになる(?)一冊です。

諏訪哲史『スワ氏文集』

諏訪哲史『スワ氏文集』

2012年12月13日 講談社 1575円 ISBN:9784062181099

時代に棹さす反骨魂、名古屋在住・草食系作家のおもしろすぎる貧乏ヒマなし風狂エッセイ。朝日新聞(名古屋版)で話題の「コラムにあるまじきコラム」が単行本化!
ポッキンジュースをめぐる哲学的考察、昭和懐メロ替え歌合戦、名古屋弁婆さん対決、ギャルギャル百人一首、エコのエコひいき問題、花粉病の国家的陰謀、食べ方の相違・夫婦間バトル、猥褻なロケット鉛筆......地元名古屋弁から古文・漢文・落語にギャル語まで、変幻自在な文体で日常を語り尽くす。デビュー作『アサッテの人』で芥川賞を同時受賞した著者による、初抱腹絶倒の初エッセイ集!

重松清『十字架』

重松清『十字架』

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2012年12月14日 講談社文庫 680円 ISBN:9784062774413

あいつの人生が終わり、僕たちの長い旅が始まった。人気作家が大きな覚悟をもって書き下ろした、最高傑作!

大江健三郎『水死』

大江健三郎『水死』

2012年12月14日 講談社文庫 880円 ISBN:9784062774321

終戦の夏、父はなぜ洪水の川に船出したのか? ノーベル賞作家が生涯をかけて模索してきた「父の水死」という主題をめぐる長編小説。

町田康『猫のあしあと』

町田康『猫のあしあと』

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2012年12月14日 講談社文庫 580円 ISBN:9784062774239

縁あって町田家にやって来た猫たち。自宅だけでなく仕事場にも一頭、二頭と住み始め......。ロングセラー『猫にかまけて』待望の第二弾

横尾忠則『横尾劇場 演劇・映画・コンサートポスター』

横尾忠則『横尾劇場 演劇・映画・コンサートポスター』

2012年12月 DNP文化振興財団 2415円 ISBN:9784887523692

横尾忠則『横尾劇場 演劇・映画・コンサートポスター』発売情報。

糸井重里/小室淑恵/蔭山英男ほか『賢人の手帳術』

糸井重里/小室淑恵/蔭山英男ほか『賢人の手帳術』

2012年12月19日 幻冬舎 1365円 ISBN:9784344902633

自由もタスクも手帳次第!  スケジュール管理の達人に学ぶ、楽しい人生プランニング
アポイントを並べていくだけではもったいない! 気を引き締めたり、明日の予定が楽しみになったり......人生をぱっと明るくするポイントは手帳の上手な使い方にこそあり。決まりきったスケジュールと侮るべからず、ルーティンも自由時間もこれで充実!

西原理恵子『毎日かあさん9 育っちまった編』

西原理恵子『毎日かあさん9 育っちまった編』

2012年12月19日 毎日新聞社 880円 ISBN:9784620770895

いよいよ連載500回目前! "育っちまった"子どもたちだけど、子育てはまだまだ終わらない・・・。大人気シリーズ待望の最新刊。

北村薫『読まずにはいられない』

北村薫『読まずにはいられない』

2012年12月21日 新潮社 1785円 ISBN:9784104066087

作家になる前に書かれたコラム、ミステリの名作を紹介する書評も収録。博覧強記の書物愛と、温かな想いを伝える、初のエッセイ集。

長嶋有『本当のことしかいってない』

長嶋有『本当のことしかいってない』

2012年12月22日 幻戯書房 2310円 ISBN:9784864880114

長嶋有『本当のことしかいってない』発売情報。

清水義範『50代から上手に生きる人 ムダに生きる人』

清水義範『50代から上手に生きる人 ムダに生きる人』

2012年12月22日 三笠書房 知的生きかた文庫 600円 ISBN:9784837981626

人生後半「大切なこと」は、すべて『徒然草』に書いてある! 「人生の達人」吉田兼好が説いた処世術を、現代風にアレンジすると、どうなるか?

橋本治『リア家の人々』

橋本治『リア家の人々』

2012年12月24日 新潮文庫 578円 ISBN:9784101054186

帝大出の文部官僚である砺波文三は、妻との間に3人の娘をもうけた。敗戦後、文三は公職追放の憂き目に逢うが、復職の歓びもつかの間、妻はがんで逝く。やがて姉たちは次々に嫁ぎ、無口な老父と二人暮らしとなった年の離れた末娘の静は、高度成長の喧噪をよそに自分の幸せを探し始めていた。平凡な家族の歳月を、「リア王」の孤独と日本の近代史に重ね、「昭和」の姿を映す傑作長編。

大崎善生『孤独の森』

大崎善生『孤独の森』

2012年12月25日 角川文庫 940円 ISBN:9784041006146

壮大なるロードノベルファンタジー!
北海道・岩見沢にある、厳しいルールと鉄条網で世間から隔離された施設「梟の森」で暮らしていた少年・宗太は、父危篤の情報を得て脱走。父の入院する函館に向けて歩き出したが......。
『存在という名のダンス』改題。

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