2013年2月

新刊・近刊情報

2013年2月の新刊・近刊情報

谷川俊太郎『写真』

谷川俊太郎『写真』

2013年02月01日 晶文社 1680円 ISBN:9784794967954

ここに写っている人々、撮った私、それぞれの時間は現実のうちにあるが、同時に想像力のうちにしかないとも言えるのではないか?
詩人・谷川俊太郎による52枚の写真とエピグラム

村上龍『自由とは、選び取ること』

村上龍『自由とは、選び取ること』

2013年02月02日 青春新書 880円 ISBN:9784413043878

人生でもっとも恐ろしいのは、失敗することではなく後悔することだ―何を選択すべきか、それは自由だが、そこにはどんなリスクがあるのか。人気連載待望の単行本化。

井沢元彦『井沢元彦の学校では教えてくれない日本史の授業』

井沢元彦『井沢元彦の学校では教えてくれない日本史の授業』

2013年02月03日 PHP文庫 820円 ISBN:9784569679594

琵琶法師が『平家物語』を語る理由や天皇家が滅びなかったワケ、徳川幕府の滅亡の原因など、教科書では学べない本当の歴史がわかる。

東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』

東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』

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2013年02月05日 河出文庫 798円 ISBN:9784309411989

27年後の未来の娘からメールが届いた。でもぼくには娘はいなかった。そしてぼくは、これまでとは違う世界に生きることになる......並行世界を行き来する量子家族の物語。第23回三島由紀夫賞受賞作。

椎名誠『チベットのラッパ犬』

椎名誠『チベットのラッパ犬』

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2013年02月08日 文春文庫 650円 ISBN:9784167334369

人工眼球の胚を求めて寒村に潜入した「おれ」は犬に変身させられ......。世界戦争後の荒廃したアジアが舞台のSFロードノベル。

島田裕巳/井沢元彦『天皇とは何か』

島田裕巳/井沢元彦『天皇とは何か』

2013年02月09日 宝島社新書 840円 ISBN:9784800205186

「天皇」とは日本人にとって一体何なのか。この素朴で難しい問いを歴史、宗教、制度などの面から多角的に討論します。なぜ我々は天皇を戴くのか。天皇制は本当に必要なのか。そんな日本人と日本社会のアイデンティティを掘り下げます。著者は、ベストセラー『逆説の日本史』などを通して日本人の精神構造を問い直す歴史小説家 井沢元彦氏と、宗教学者として多様な社会現象を分析、著述を重ねる島田裕巳氏。「天皇制のこれから」が見えてくる一冊。

東野圭吾『カッコウの卵は誰のもの』

東野圭吾『カッコウの卵は誰のもの』

2013年02月13日 光文社文庫 680円 ISBN:9784334765293

東野圭吾『カッコウの卵は誰のもの』発売情報。

江國香織『真昼なのに昏い部屋』

江國香織『真昼なのに昏い部屋』

2013年02月15日 講談社文庫 500円 ISBN:9784062774727

私は転落したのかしら。でもどこから?
会社社長の夫・浩さんと、まるで軍艦のような広い家に暮らす美弥子さんは、家事もしっかりこなし、「自分がきちんとしていると思えることが好き」な主婦。大学の先生でアメリカ人のジョーンズさんは、純粋な美弥子さんに心ひかれ、二人は一緒に近所のフィールドワークに出かけるようになる。時を忘れる楽しいおしゃべり、名残惜しい別れ際に始まり、ふと気がつくとジョーンズさんのことばかり考えている美弥子さんがいた――。
せめて、きちんとした不倫妻になろう。
あなたは衝撃を受けるだろうか。それとも・・・・。

赤坂真理『ヴァイブレータ 新装版』

赤坂真理『ヴァイブレータ 新装版』

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2013年02月15日 講談社文庫 520円 ISBN:9784062774758

「この本を見て、何か少しでも感じるなら、読んでみてください。きっとあなたのことが書いてあるから」
ウァイブレータ――振動するもの。あたしの中身は震えつづけている。アルコールと食べ吐きで辛うじて自分を支えているライターのあたしは、コンビニで知り合った男のトラックに乗りこみ、航路の道連れとなる。肌の温もりとセックス、重ね合う言葉。四日間の「旅」を描く、痛いほどに切実な、再生の物語。
寺島しのぶ、大森南朋主演で映画化され、数々の映画賞を受賞
『東京プリズン』で母と娘の集大成を完成させた赤坂真理の代表作。

村田沙耶香『星が吸う水』

村田沙耶香『星が吸う水』

2013年02月15日 講談社文庫 550円 ISBN:9784062774796

精神は肉体をもてあまし、潤うことも充足することも叶わない。男、女、性別、年齢、囚われない何かを。いま最も注目される女性作家。

谷川俊太郎/宇野亜喜良『おおきなひとみ』

谷川俊太郎/宇野亜喜良『おおきなひとみ』

2013年02月15日 芸術新聞社 1680円 ISBN:9784875863540

谷川俊太郎VS.宇野亜喜良、二人が試みる初めての越境。交差、混乱、融合、溶解、昇華......接近により起こった化学変化。心を震わせる物語が秘められています。

沢木耕太郎『キャパの十字架』

沢木耕太郎『キャパの十字架』

2013年02月17日 文藝春秋 1575円 ISBN:9784163760704

写真機というものが発明されて以来、最も有名な写真――戦場カメラマン、ロバート・キャパが1936年、スペイン戦争の際に撮影した「崩れ落ちる兵士」。銃撃を受けて倒れるところを捉えたとされる写真はしかし、そのあまりにも見事な迫真性が故に、長く真贋論争が闘われてきた。
学生時代より半自伝『ちょっとピンぼけ』を愛読し、キャパにシンパシーを抱き続ける著者は、その真実を求めて、スペイン南部の〈現場〉まで実に4回にわたる旅に出る。粘り強い取材の結果、導き出された驚くべき結論。そして、戦場で死んだ女性カメラマンでキャパの恋人だったゲルダ・タローとの隠された物語とは。
76年間、封印されていた「真実」がついに明らかになる。

馳星周『美ら海、血の海』

馳星周『美ら海、血の海』

2013年02月20日 集英社文庫 683円 ISBN:9784087450347

鉄血勤皇隊の沖縄一中生徒が潜り抜けた戦場とは
1945年、沖縄。本島上陸を果たした米軍に防戦一方、追いつめられて行く日本軍。沖縄一中の生徒・真栄原幸甚は、「鉄血勤皇隊」の一人として従軍を強要されるが...。異色の力作長編を、いきなり文庫化。

円城塔/海猫沢めろんほか『怪談実話系/魔』

円城塔/海猫沢めろんほか『怪談実話系/魔』

2013年02月22日 MF文庫ダ・ヴィンチ 620円 ISBN:9784840151030

芥川賞作家円城塔をはじめ、SFサブカルチャー作家海猫沢めろん、芸能レポーター前田忠明を新規参戦作家に迎えた人気シリーズ第9弾! 読者を翻弄し、蠱惑し続ける執筆陣が、あなたを不可思議な異界へと誘う。夢か現か、あの世かこの世か。眩暈のする迷宮へようこそ。

笙野頼子『母の発達、永遠に/猫トイレット荒神』

笙野頼子『母の発達、永遠に/猫トイレット荒神』

2013年02月23日 河出書房新社 2415円 ISBN:9784309021577

至極の笙野ワールド、極まる! ダキナミ・ヤツノが再び『母の発達』から17年、ついにファン待望の続編が刊行。最新作「猫トイレット荒神」が「母の発達」とどう繋がるのか、必見。

恩田陸/若竹七海/乙一ほか『青に捧げる悪夢』

恩田陸/若竹七海/乙一ほか『青に捧げる悪夢』

2013年02月23日 角川文庫 820円 ISBN:9784041007006

豪華執筆陣による戦慄のミステリ・アンソロジー! その物語は、せつなく、時に可笑しくて、またある時はおぞましい――背筋がぞくりとするようなホラー・ミステリ作品の饗宴! 人気作家たちによる傑作短編が一堂に会した贅沢なアンソロジー。

池澤夏樹『星に降る雪』

池澤夏樹『星に降る雪』

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2013年02月23日 角川文庫 540円 ISBN:9784041005651

光より速い素粒子、ニュートリノ。男は天文台から、宇宙を想う。
男は雪山に暮らし、地下の天文台から星を見ている。死んだ親友の恋人は訊ねる、何を待っているのか、と。岐阜、クレタ。二つの土地、「向こう側」に憑かれた二人の男。生と死のはざま、超越体験を巡る二つの物語。

井沢元彦『英傑の日本史 激闘織田軍団編』

井沢元彦『英傑の日本史 激闘織田軍団編』

2013年02月23日 角川書店 660円 ISBN:9784044003104

織田信長と波瀾の時代を駆け抜けた男たちの実像に迫る!
「本能寺の変」で得をした前田利家、徹底して秀吉に逆らい「悪人」となった佐々成政、信長を残忍な男に変えた浅井長政――。波瀾に満ちた男たちのドラマに迫り、勝者が敗者を書き記す歴史の虚実を読む!

丸山健二『風を見たかい?』

丸山健二『風を見たかい?』

2013年02月 求龍堂 1680円 ISBN:9784763013095

丸山健二『風を見たかい?』発売情報。

いとうせいこう/荒井修『暦ちゃん 江戸暦から学ぶいい暮ら』

いとうせいこう/荒井修『暦ちゃん 江戸暦から学ぶいい暮ら』

2013年02月27日 講談社 1680円 ISBN:9784062159777

女優山口智子が主宰、浅草の扇職人と書家といとうせいこうで生まれた「暦作成委員会」。江戸の暮らしの知恵を今に生かす面白鼎談集。

西村賢太『一私小説書きの日乗』

西村賢太『一私小説書きの日乗』

2013年02月27日 文藝春秋 1523円 ISBN:9784163818306

2011年3月から一年余の日々の記録。ここにあるのは、徹底的にエゴに徹した一私小説作家の生活と意見である。社会的な考察は避けられているからこそ見えるものがある

山田詠美『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』

山田詠美『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』

2013年02月27日 幻冬舎 1470円 ISBN:9784344023376

誰もが、誰かの、かけがえのない大切な人。失ったものは、家族の一員であると同時に、幸福を留めるための重要なねじだった。突飛で、愉快で、愚かで、たまらなく温かい家族が語りだす、愛惜のモノローグ、傑作長篇小説!

池澤夏樹『双頭の船』

池澤夏樹『双頭の船』

2013年02月28日 新潮社 1575円 ISBN:9784103753087

生き残った者。生きられなかった者。それは、傷ついたすべての者を乗せる「方舟」だった。鎮魂と再生の祈りをこめた痛快な航海記。

川上弘美『なめらかで熱くて甘苦しくて』

川上弘美『なめらかで熱くて甘苦しくて』

2013年02月28日 新潮社 1470円 ISBN:9784104412068

「それ」は、人生の様々な瞬間にあらわれては「子供」を誘い、きらきらと光った――。性のふしぎとその力を描く魅惑の作品集。

佐伯一麦『還れぬ家』

佐伯一麦『還れぬ家』

2013年02月28日 新潮社 2415円 ISBN:9784103814054

若い頃親に反発し家を出た光二だが、認知症の父の介護に迫られる。そして東日本大震災が起こり......。著者の新境地をしめす傑作長編。

村上春樹/カット・メンシック『パン屋を襲う』

村上春樹/カット・メンシック『パン屋を襲う』

2013年02月28日 新潮社 1785円 ISBN:9784103534297

「殺っちまおう」と相棒は言い、「もう一度襲うのよ」と妻は言った――。名作二篇を改稿、ドイツ気鋭画家のイラストとともに贈る。

絲山秋子『妻の超然』

絲山秋子『妻の超然』

2013年02月28日 新潮文庫 515円 ISBN:9784101304540

結婚して十年。夫婦関係はとうに冷めていた。夫の浮気に気づいても理津子は超然としていられるはずだった(「妻の超然」)。九州男児なのに下戸の僕は、NPO活動を強要する酒好きの彼女に罵倒される(「下戸の超然」)。腫瘍手術を控えた女性作家の胸をよぎる自らの来歴。「文学の終焉」を予兆する凶悪な問題作(「作家の超然」)。三つの都市を舞台に「超然」とは何かを問う中編集。

梨木香歩『渡りの足跡』

梨木香歩『渡りの足跡』

2013年02月28日 新潮文庫 483円 ISBN:9784101253404

この鳥たちが話してくれたら、それはきっと人間に負けないくらいの冒険譚になるに違いない――。一万キロを無着陸で飛び続けることもある、壮大なスケールの「渡り」。案内人に導かれ、命がけで旅立つ鳥たちの足跡を訪ねて、知床、諏訪湖、カムチャツカへ。ひとつの生命体の、その意志の向こうにあるものとは何か。創作の根源にあるテーマを浮き彫りにする、奇跡を見つめた旅の記録。

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