2013年8月

新刊・近刊情報

2013年8月の新刊・近刊情報

丸山健二『新装版 まだ見ぬ書き手へ』

丸山健二『新装版 まだ見ぬ書き手へ』

2013年08月01日 出版共同流通 1365円 ISBN:9784905156475

文学を愛し現状を憂える筆者が、真に自立した新しい書き手の出現を望んでおくる、力強い文学への手引き。

山崎ナオコーラ『あたしはビー玉』

山崎ナオコーラ『あたしはビー玉』

2013年08月01日 幻冬舎文庫 630円 ISBN:9784344420748

「あたしは、女の子! 」16歳の清順の部屋で突然、ビー玉が喋り出した。幼い頃から好きだった清順。ビー玉はうれしくて、高校にもついていく。でも、教室の彼は退屈そう。アルバイト先の女の子に会う時は心が浮き立つのに――。気難しい男の子とまっすぐなビー玉の女の子が織りなす、青春の恋と戸惑い。大切な時間が詰まった胸が高鳴る高校生小説。

よしもとばなな『スウィート・ヒアアフター』

よしもとばなな『スウィート・ヒアアフター』

2013年08月01日 幻冬舎文庫 480円 ISBN:9784344420755

大きな自動車事故に遭い、腹に棒が刺さりながらも死の淵から生還した小夜子。恋人を事故で喪い、体には力が入らず、魂も抜けてしまった。私が代わりに死ねたらよかったのに、という生き残りの重みを抱えながら暮らしている......。惨劇にあっても消えない"命の輝き"と"日常の力"を描き、私たちの不安で苦しい心を静かに満たす、再生の物語。

戸梶圭太『劣化刑事』

戸梶圭太『劣化刑事』

2013年08月02日 徳間文庫 670円 ISBN:9784198937294

依願退職した古市刑事の最期はいかに!! 読み出したら止まらないらない究極の不運事件小説!

江國香織『やわらかなレタス』

江國香織『やわらかなレタス』

2013年08月06日 文春文庫 483円 ISBN:9784167748029

読者を不思議な世界にいざなう、待望のエッセイ集
ひとつの言葉から広がる無限のイメージ......。江國さんの筆にかかると、日々のささいな出来事さえも、キラキラと輝いて見えだします。

橋本治『橋』

橋本治『橋』

2013年08月06日 文春文庫 588円 ISBN:9784167347048

北国で、それぞれに屈託を持つ母親に育てられた雅美とちひろ。無意識のうちに家族への憎悪を身に宿した彼女らの陰惨な獣の如き人生。

北村薫『いとま申して 『童話』の人びと』

北村薫『いとま申して 『童話』の人びと』

2013年08月06日 文春文庫 756円 ISBN:9784167586089

大正末期、旧制中学に通う少年は創作への夢を抱き、児童文学の現場で活躍する若者たちと親交を持つ。文化薫る著者の父の評伝風小説。

村上龍『心はあなたのもとに』

村上龍『心はあなたのもとに』

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2013年08月06日 文春文庫 830円 ISBN:9784167190088

人は他者を所有することはできない。だからどうしようもなく求めてしまう――
投資組合を経営する西崎は、五反田の風俗店に勤める「サクラ」と客として出会う。やがてプライベートで会うようになるうち、彼女は加奈子という本名と、I型糖尿病という難病を患っていることを西崎に打ち明ける。濃厚な死の予感をまといながら、二人の逢瀬は二年半続き、突然断ち切られた――。そして西崎に残されたのは、加奈子とやりとりした六百四十三通のメールだった。加奈子からの文面は、いつも同じ言葉で結ばれていた。「心はあなたのもとに」。
限りなく切ない、著者渾身の長編恋愛小説。

伊藤比呂美『読み解き「般若心経」』

伊藤比呂美『読み解き「般若心経」』

2013年08月07日 朝日文庫 525円 ISBN:9784022647139

死にゆく母、残される父の孤独、看取る娘の孤独。苦しみにみちた日々の生活から、向かい合うお経。般若心経、白骨、観音経、法句経、地蔵和讃??詩人の技を尽くしていきいきとわかりやすく柔らかい現代語に訳していく。単行本ロングセラー、待望の文庫化。

川上未映子『りぼんにお願い』

川上未映子『りぼんにお願い』

2013年08月08日 マガジンハウス 1365円 ISBN:9784838725717

毎日をつつがなく送るには、何も考えずにルーティンを続けて行くことも必要。でも、ときにははた、と立ち止まり改めて考えてみる。「あたりまえに思っているけれど、それは本当にそうなの?」と。
結婚指輪って必要なもの? 悲しみと淋しさは扱われ方に違いがあるんじゃないか。失くしたポーチは何故見つからないのだろう......。
『乳と卵』や『ヘヴン』など、うねるような物語世界にぐいぐいと引き込む小説家・川上未映子。雑誌『Hanako』で現在も連載中の本エッセイは、一見楽しげな女子トークのようにも見えるけれど(未映子姉と呼びたくなる親しみやすさ!)、そこで問うのは本質。あたりまえに思うことも、必ずしもそうとは限らないこと。自分たちの意識を変えることによって、いくらでも自由になれることを軽やかにさりげなく伝えてくれる。つきつめて考えることの面白さ。哲学的思考の愉しさ満載。男性読者に響くポイントもたくさんあります。
装丁はガーリー・デザインのカリスマ千原徹也。今城純の写真、飯嶋久美子のスタイリングで著者をモデルにしたカバーは妖しく、キュートこの上なく、バッグに1冊、お守りがわりに持ち歩きたくなるエッセイなのです。

東野圭吾『新参者』

東野圭吾『新参者』

2013年08月09日 講談社文庫 735円 ISBN:9784062776288

立ちはだかるのは、人情という名の謎。日本橋で発見された女性の絞殺死体。着任したばかりの刑事・加賀は、この未知の街を歩き回る。

中村航『僕らはまだ、恋をしていない!』

中村航『僕らはまだ、恋をしていない!』

2013年08月10日 ハルキ文庫 520円 ISBN:9784758437677

中村航『僕らはまだ、恋をしていない!』発売情報。

金井美恵子『夜になっても遊びつづけろ』

金井美恵子『夜になっても遊びつづけろ』

2013年08月13日 平凡社 2310円 ISBN:9784582836066

第1エッセイ集『夜になっても遊びつづけろ』から始まる、社会/メディアへの遠慮なき批評が大炸裂!『美術手帖』への高校時代の幻の投稿原稿も発掘・収録。痛快な言葉のパンチ力に抱腹絶倒、間違いなしの巻!

金井美恵子『猫、そのほかの動物』

金井美恵子『猫、そのほかの動物』

2013年08月13日 平凡社 1890円 ISBN:9784582836073

愛猫・トラーとの日々を描いた『遊興一匹 迷い猫あずかってます』全文収録。加えて短篇『タマや』『兎』、猫をはじめ、民画の虎からセンダックの犬まで、さまざまな動物たちも続々登場。

松尾スズキ『人生に座右の銘はいらない』

松尾スズキ『人生に座右の銘はいらない』

2013年08月20日 朝日新聞出版 1050円 ISBN:9784022510983

20代で大人計画を立ち上げ宮藤官九郎や阿部サダヲを輩出、舞台の演出だけでなく、俳優、作家、映画監督とマルチに活躍するが...プライベートでは離婚、同棲した彼女とも別れ、50を過ぎて一人寂しく暮らす日々。そんな酸いも甘いも噛みわけ過ぎた著者だからこそ言える、中年の人生相談。

角田光代/松尾たいこ『なくしたものたちの国』

角田光代/松尾たいこ『なくしたものたちの国』

2013年08月21日 集英社文庫 704円 ISBN:9784087451016

イラストと小説が響かせる、生きるよろこび
松尾たいこのイラストと、それをモチーフに描かれた角田光代の連作短編小説。女性の一生を通して、出会いと別れ、生きるよろこびとせつなさを紡いだ、色彩あふれる書き下ろし競作集。

小川洋子『原稿零枚日記』

小川洋子『原稿零枚日記』

2013年08月21日 集英社文庫 546円 ISBN:9784087451023

ある作家の奇妙でいとしい日常。日記体小説
原稿が進まない作家の私。苔むす宿での奇妙な体験、盗作のニュースに心騒ぎ、子泣き相撲に出かけていく。ある作家の奇想天外な日々を通じ、人間の営みの美しさと面白さが浮かび上がる新境地長編。

椎名誠『コガネムシはどれほど金持ちか』

椎名誠『コガネムシはどれほど金持ちか』

2013年08月21日 集英社文庫 546円 ISBN:9784087451078

釣りに焚き火に三角ベース大会。空いた時間にひたすらモノ書き。行き当たりばったり的な人生のなかで出会った有象無象をメッタ斬り! やぶにらみナマコ・エッセイ第3弾!

帚木蓬生『移された顔』

帚木蓬生『移された顔』

2013年08月22日 新潮社 1365円 ISBN:9784103314219

他人の顔を移植されたら心は「自分」のままでいられるか? 「顔移植」をテーマにした短編、戯曲、エッセイを収めた類書なき作品集。

横尾忠則『ぶるうらんど 横尾忠則幻想小説集』

横尾忠則『ぶるうらんど 横尾忠則幻想小説集』

2013年08月23日 中公文庫 1200円 ISBN:9784122057937

生と死のあいだ、此岸と彼岸をただよう永遠の愛のの物語(「ぶるうらんど」第36回泉鏡花文学賞受賞作)に、異国を旅する三つの幻想奇譚をあわせた傑作集。

戸梶圭太『見当たり捜査官』

戸梶圭太『見当たり捜査官』

2013年08月24日 双葉文庫 680円 ISBN:9784575516036

警視庁捜査共助課。久米山はそこに所属する「見当たり捜査官」である。
見当たりとは、指名手配犯を見つけ出すことで手配写真がすべて頭に入っているといっても過言ではない。
久米山は過去に警視総監賞をとったこともあるほどの優秀な刑事だったが、最近は逮捕することもなく焦っていた。
焦れば焦るほど状況は悪化。
果たして負のスパイラルから抜け出すことはできるのか。

椎名誠/沢野ひとし/目黒考二ほか『帰ってきちゃった発作的座談会』

椎名誠/沢野ひとし/目黒考二ほか『帰ってきちゃった発作的座談会』

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2013年08月24日 角川文庫 660円 ISBN:9784041009635

あのオジサン4人組が帰ってきた!
「発作的座談会」シリーズ屈指のゴールデンベスト+初収録座談会を多数収録。わりとどーでもいいことをオジサンたちが真剣に、縦横無尽に話し合う無意味度120%超のベスト・ヒット・オモシロ座談会!

重松清『みんなのうた』

重松清『みんなのうた』

2013年08月24日 角川文庫 580円 ISBN:9784041009550

夢やぶれて実家に戻ったレイコさんを待っていたのは、いつの間にかカラオケボックスの店長になっていた弟のタカツグで......。家族やふるさとの心の絆に、しぼんだ心が息を吹き返していく様子を描く感動長編!

井沢元彦『井沢元彦の激闘の日本史 幕末動乱と危機管理』

井沢元彦『井沢元彦の激闘の日本史 幕末動乱と危機管理』

2013年08月24日 角川書店 1890円 ISBN:9784046532848

現代日本を戦争という価値観から遡ると、その始点は幕末動乱へと行き着く。幕府草創の混乱から黒船来航まで、日本独自の思想や常識は国内外の脅威にどう作用したのか。歴史のバイオリズムに斬り込むシリーズ第2弾!

池澤夏樹『言葉の流星群』

池澤夏樹『言葉の流星群』

2013年08月24日 角川文庫 660円 ISBN:9784041009680

残された膨大なテクストを丁寧に、透徹した目で読み進むうちに見えてくる賢治の生の姿。突然のヨーロッパ志向、仏教的な自己犠牲など、わかりにくいとされる賢治の詩を、詩人の目で読み解く。宇宙、科学

いとうせいこう『ワールズ・エンド・ガーデン』

いとうせいこう『ワールズ・エンド・ガーデン』

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2013年08月26日 河出書房新社 1995円 ISBN:9784309022062

「いとうせいこうレトロスペクティブ」シリーズ第一弾。ある日、ムスリム・トーキョーにふらりと現れた浮浪者。彼は偉大なる預言か?壮大なる詐欺師か? いとうせいこうの魔術的第二長編。

東浩紀『クリュセの魚』

東浩紀『クリュセの魚』

2013年08月27日 河出書房新社 1680円 ISBN:9784309622217

火星で生まれ育った葦船は5歳年上の麻理沙に出会い、恋に落ちた。麻理沙は今は亡き日本国の王家の末裔だった......『クォンタム・ファミリーズ』で三島賞を受賞した作家・東浩紀、渾身の長編。

ポール・オースター『ガラスの街』

ポール・オースター『ガラスの街』

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2013年08月28日 新潮文庫 546円 ISBN:9784102451151

「そもそものはじまりは間違い電話だった」。深夜の電話をきっかけに主人公は私立探偵になり、ニューヨークの街の迷路へ入りこんでゆく。探偵小説を思わせる構成と透明感あふれる音楽的な文章、そして意表をつく鮮やかな物語展開――。この作品で一躍脚光を浴びた現代アメリカ文学の旗手の記念すべき小説第一作。オースター翻訳の第一人者・柴田元幸氏による新訳、待望の文庫化!

中島らも/ いしいしんじ『その辺の問題』

中島らも/ いしいしんじ『その辺の問題』

2013年08月28日 新潮文庫 662円 ISBN:9784101069319

思わず号泣した少女マンガ。ぞくぞくするくらいまずい塩辛。水瓶に用を足した上海の木賃宿。永遠に未遂に終わる美少年への恋愛。スーツにロンドンブーツで出勤した会社員時代。ジャマイカで襲ってきた山賊。ビーフシチューを食べていたなまぐさ坊主。破天荒なふたりが語り尽くした、世の中の隅っこにある愛すべき問題の数々。名言、名エピソード満載、世紀の爆笑対談エッセイ。

沢木耕太郎『あなたがいる場所』

沢木耕太郎『あなたがいる場所』

2013年08月28日 新潮文庫 515円 ISBN:9784101235196

ついてないな。そもそも高校に入ったときからついてない。バスに乗り遅れたナツミは停留所で小学校時代の友人と再会する。ぎこちない会話はやがて不幸の手紙へと――(「銃を撃つ」)。少しずつ少しずつ積み上げてきた生が、ふと直面する戸惑い、やりきれなさ、苦い思い。その儚くも愛しいミルフィーユのような断面を鮮やかに描き出す珠玉のナイン・ストーリーズ。著者初の短編小説集。

佐藤友哉『ナイン・ストーリーズ』

佐藤友哉『ナイン・ストーリーズ』

2013年08月29日 講談社 1680円 ISBN:9784062184748

三島賞作家・佐藤友哉が、かねて敬愛してやまないサリンジャーの名作『ナイン・ストーリーズ』にちなんで贈る、全9編による短篇小説集。それぞれ『ナイン・ストーリーズ』作品に対応したタイトルをもつ各篇では、お馴染み鏡一家の型破りな兄弟たちが活躍する。2004年~2005年にかけて「群像」および「ファウスト」誌に掲載された8篇に最新作1篇を加え、昨年末についに完結。永遠の魅力をもつサリンジャー作品を、現代日本を舞台に佐藤友哉式に変奏した注目作、待望の単行本化!

泉麻人『東京いつもの喫茶店 散歩の途中にホットケーキ』

泉麻人『東京いつもの喫茶店 散歩の途中にホットケーキ』

2013年08月30日 平凡社 1575円 ISBN:9784582836325

散歩の名手・泉麻人による喫茶店探訪エッセイ第2弾。地元民に愛され、おじさんもほっとくつろげる、東京、ときどき東京以外の喫茶店60軒。BGMなど喫茶店の風景をめぐるコラムも。

西原理恵子『とりあたま帝国: 右も左も大集合!編』

西原理恵子『とりあたま帝国: 右も左も大集合!編』

2013年08月30日 新潮社 1155円 ISBN:9784103019350

「アベノミクス」から「熟年交際発覚」まで。最凶コンビが、ニッポンと世界とご近所のお題を一刀両断! 笑って学べるニュース解説。

橋本治『初夏の色』

橋本治『初夏の色』

2013年08月30日 新潮社 1470円 ISBN:9784104061143

庭の雑草。初夏の枝豆。ちゃぶ台の夕餉。日常の細部と感情のディテールを繊細に描きだし、生きる歓びを発見する待望の短篇小説集。

k.m.p.『k.m.p.の、おまけのキモチ』

k.m.p.『k.m.p.の、おまけのキモチ』

2013年08月31日 東京書籍 1260円 ISBN:9784487807819

誰かになにかをおくる時、「おまけのキモチ」が生まれます。それは、相手を想っての、ちいさなつけたし。
そんなキモチが相手にちゃんと伝わるおくりもの。のつくり方...の本です。
ほんのひと手間、ちっちゃなつけたし......「それだけでOK! 」なヒント、つめこみました。
大切な人と「おくり合う」ことが、今まで以上に、うれしくたのしくワクワクしたものになりますように。

椎名誠『あやしい探検隊 済州島乱入』

椎名誠『あやしい探検隊 済州島乱入』

2013年08月31日 角川書店 1575円 ISBN:9784041105177

今度は海外で物乞いリベンジ旅だ!「あやしい探検隊」再始動後第2弾
痛恨の北海道旅からのリベンジを誓い、シーナ隊長は済州島での逆襲を宣言した!風光明媚なリゾート島......の田舎を総勢17名の男たちが車二台で駆け回った2週間のバカ旅記録。今回も旨いものあり、大笑いあり!

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