2013年9月

新刊・近刊情報

2013年9月の新刊・近刊情報

清水義範『学校では教えてくれない日本文学史』

清水義範『学校では教えてくれない日本文学史』

2013年09月03日 PHP文庫 660円 ISBN:9784569760773

『徒然草』はジジイの自慢話!? 紀行文学は悪口文学、川端康成は変態作家?など、絶対眠くならないエンターテイメント日本文学史の授業。

荻原浩『誰にも書ける一冊の本』

荻原浩『誰にも書ける一冊の本』

2013年09月10日 光文社文庫 480円 ISBN:9784334766306

父の死に直面し、書き遺された原稿により父の真実の人間性が浮かび上がる。そのとき息子の胸に去来するものとは。胸をうつ傑作。

島田雅彦『悪貨』

島田雅彦『悪貨』

2013年09月13日 講談社文庫 672円 ISBN:9784062776332

ある日、ホームレスが大金を拾う。だが、その金は偽札だった!捜査にあたった日笠警部が事件解決のために招喚したのが、偽札捜査のスペシャリスト・フクロウ。一方、「美人すぎる刑事」エリカは、国際的金融犯罪を取り締まるため、マネー・ロンダリングの拠点となる宝石商・通称「銭洗い弁天」に潜入捜査をすることになった。そこで捜査線上に浮かび上がってきたのが、グローバルな資本主義を超える社会を目指す共同体「彼岸コミューン」で育ち、今や巨額の資金を操る野々宮という男だった。
最後に勝利するのは、金か、理想か、正義か、悪か?ハイスピードで展開する「愛とお金の物語」

東野圭吾『祈りの幕が下りる時』

東野圭吾『祈りの幕が下りる時』

2013年09月13日 講談社 1785円 ISBN:9784062185363

東野圭吾、全身全霊の挑戦。二○一三年、最大のサプライズ。

穂村弘『蚊がいる』

穂村弘『蚊がいる』

2013年09月13日 メディアファクトリー 1575円 ISBN:9784840154307

穂村弘『蚊がいる』発売情報。

井沢元彦『井沢元彦の歴史手帳 2014』

井沢元彦『井沢元彦の歴史手帳 2014』

2013年09月19日 技術評論社 1239円 ISBN:9784774159362

井沢元彦『井沢元彦の歴史手帳 2014』発売情報。

東直子/佐藤弓生/石川美南『怪談短歌入門 怖いお話、うたいましょう』

東直子/佐藤弓生/石川美南『怪談短歌入門 怖いお話、うたいましょう』

2013年09月20日 メディアファクトリー 1575円 ISBN:9784840154291

東直子/佐藤弓生/石川美南『怪談短歌入門 怖いお話、うたいましょう』発売情報。

重松清『ゼツメツ少年』

重松清『ゼツメツ少年』

2013年09月20日 新潮社 1680円 ISBN:9784104075126

「生きる」ことに苦しんでいる全ての人へ捧げる、再生と救済を描いてきた重松清作品の集大成にして、究極の親子愛を描く感動巨編。

清水義範『ifの幕末』

清水義範『ifの幕末』

2013年09月20日 集英社新書 735円 ISBN:9784087451153

日本びいきのフランス人・シオンは海を越えて開国前の日本へ。勝海舟・坂本龍馬・西郷隆盛など大物たちと交流を深め、幕府の知恵袋として天皇に謁見。ついには幕末史を変えてしまう!?

高橋源一郎『競馬漂流記 では、また、世界のどこかの観客席で』

高橋源一郎『競馬漂流記 では、また、世界のどこかの観客席で』

2013年09月20日 集英社文庫 756円 ISBN:9784087451191

世界中の競馬場で出会った、愛すべき馬と人々。ともに心躍る時を過ごし、レースが終われば、「では、また」と故郷へ戻っていく──競馬の悦びに溢れるエッセイの名著、文庫化。

松尾スズキ『気づかいルーシー』

松尾スズキ『気づかいルーシー』

2013年09月20日 千倉書房 1050円 ISBN:9784805110218

松尾スズキ初の書き下ろし
気づかいがもたらす悲劇と幸せ!?

江國香織/松田奈那子『ちょうちょ』

江國香織/松田奈那子『ちょうちょ』

2013年09月20日 白泉社 1470円 ISBN:9784592761655

ずば抜けた色彩センスが満場一致で評価された「第1回MOE絵本グランプリ」受賞作品に、絵本に造詣の深い直木賞作家・江國香織が繊細な詩心溢れる言葉を乗せてつくりあげた、珠玉の絵本! 2013年9月刊。

金井美恵子『小さいもの、大きいこと』

金井美恵子『小さいもの、大きいこと』

2013年09月20日 朝日新聞出版 1899円 ISBN:9784022511171

宮沢賢治から岡本太郎、広瀬隆など震災直後に注目を浴びた人物、言葉に関しての違和感を冷静に分析、稀代の批評眼をもつ著者が斬る。

椎名誠『ソーメンと世界遺産 ナマコのからえばり8』

椎名誠『ソーメンと世界遺産 ナマコのからえばり8』

2013年09月21日 毎日新聞社 1470円 ISBN:9784620322209

身の回りから世界の果てまで、デジタルとアナログが絡み合う今の時代を五感でとらえるエッセイ集。シリーズ第8巻。

平野啓一郎『かたちだけの愛』

平野啓一郎『かたちだけの愛』

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2013年09月21日 中公文庫 720円 ISBN:9784122058415

事故で片足を失った女優のため、世界一の義足を作ろうとするデザイナー。二人は惹かれ合うが......。「生」と「愛」を問い直す長篇。

鴻上尚史『キフシャム国の冒険』

鴻上尚史『キフシャム国の冒険』

2013年09月21日 白水社 1995円 ISBN:9784560083307

ポスト3.11の「希望」の物語
いつか未来、再び、大地は揺れ、津波が原子力発電所を襲い、大切な人を亡くした......哀しむ主人公は、さまよい、不思議な国・キフシャムに導かれる。そこでは王を亡くした王子が、もう一度王と再会するための旅を共にする相手を求めていた。キフシャム国を救える呪文を知る者は、亡くなった王だけ。主人公と王子そして忠実な部下の三人は、懐かしい人に会う冥界への旅に立つ──。
ポスト3.11の「希望」を伝えるファンタジーとして書かれたこの作品は、〈癒せぬものを癒し、慰められぬものを慰めるために旅立った人達の冒険の物語〉である。東日本大震災のあと、福島を訪れ、津波に襲われた風景を見て絶句したという著者みずからの、「被災した人びとの哀しみを休ませることができれば」という切実な思いから執筆されている。
また、本書「あとがきにかえて」において〈宮田俊哉さんは見事にイリマ王子を演じ切りました。アイドルとして語られることが多い宮田さんですが、俳優としてじつに将来が楽しみです。宮田さんの存在が、この作品をファンタジーでありながらリアルなものにしたのです〉とあるとおり、話題の舞台のオリジナル台本として、もう一度、現実と向き合うためのエネルギーをくれる作品だ。

古川日出男/管啓次郎/柴田元幸ほか『ミグラード 朗読劇『銀河鉄道の夜』』

古川日出男/管啓次郎/柴田元幸ほか『ミグラード 朗読劇『銀河鉄道の夜』』

2013年09月24日 勁草書房 2625円 ISBN:9784326851898

ミグラード(Migrado)、それはエスペラント語で「渡り」。宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を古川日出男が戯曲化。制作ノート、脚本に伴走する柴田元幸と管啓次郎の書き下ろし小説、小島ケイタニーラブの楽曲CDが加わり、新しい「新世界交響楽」が誕生しました。ハレルヤ、ハレルヤ! この世界を祝福する歌をひびかせ、列車ははるかな銀河を渡っていきます。

いとうせいこう『解体屋外伝』

いとうせいこう『解体屋外伝』

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2013年09月25日 河出書房新社 1995円 ISBN:9784309022192

「暗示の外にでろ。俺たちには未来がある」――洗脳のプロ・洗濯屋(ウォッシャー)と洗脳外しのプロ=解体屋(デプログラマー)の闘いが今、始まる。いとうせいこうの冒険活劇長編、待望の復刊。

池上永一『黙示録』

池上永一『黙示録』

2013年09月25日 角川書店 1890円 ISBN:9784041105627

了泉は芸人一座の少年。ある日兄弟子が見世物中に事故死し、一座は解散してしまう。了泉の母・美子麻は病のせいで一人洞窟の中で暮らしており、他に身寄りはなかった。母の分も食料を盗んで糊口をしのぐ了泉だったが、ある日王府の踊奉行・石羅吾に拾われる。石羅吾は了泉に踊りの才能を見出し、アカギの巨木の前で「舞で千年を生きてみろ」と言い渡す。一方、清国で風水を学んだ蔡温は、王子の教育役となる。琉球は太陽(てだ)しろと月(つき)しろに支配された国だという理念のもと、王である太陽しろを裏から引き立てる存在として、月しろとなる存在を探す蔡温。その眼に留まったのが、了泉だった――。了泉の舞に呼応するように尚益王はこの世を去り、太陽王たる尚敬王が即位。琉球に三年ぶりの晴天が訪れた。

伊坂幸太郎『マリアビートル』

伊坂幸太郎『マリアビートル』

2013年09月25日 角川文庫 780円 ISBN:9784041009772

酒浸りの元殺し屋「木村」。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」「檸檬」。運の悪い殺し屋「七尾」。物騒な奴らを乗せた新幹線は疾走する! 『グラスホッパー』に続く、殺し屋たちの狂想曲。

奥泉光『グランド・ミステリー』

奥泉光『グランド・ミステリー』

2013年09月25日 角川文庫 1300円 ISBN:9784041008256

昭和16年12月、真珠湾攻撃の直後、空母「蒼龍」に着艦したパイロット榊原大尉が不可解な死を遂げた。彼の友人である加多瀬大尉は、未亡人となった志津子の依頼を受け、榊原の死の真相を追い始めるが--

山崎ナオコーラ『昼田とハッコウ』

山崎ナオコーラ『昼田とハッコウ』

2013年09月26日 講談社 1995円 ISBN:9784062180269

生まれ育った町の商店街で、家業の書店を支える青年ハッコウと昼田。二人が家族とともに今を生きてゆく姿を描いた、最新長篇小説。

中原昌也『こんにちはレモンちゃん』

中原昌也『こんにちはレモンちゃん』

2013年09月27日 幻戯書房 2100円 ISBN:9784864880329

中原昌也『こんにちはレモンちゃん』発売情報。

k.m.p.『新装版 やなコトを、どーにかこーにか。』

k.m.p.『新装版 やなコトを、どーにかこーにか。』

レビューあり、レビューコーナーへ

2013年09月27日 エンターブレイン 998円 ISBN:9784047291782

やなコトがあって、いいコトがある。 『k.m.p.の、またまたシリーズ』第1弾♪
『やなコト』が新装版として"またまた"登場!  新装版だけの描き下ろしもあるよ☆

保坂和志『未明の闘争』

保坂和志『未明の闘争』

2013年09月27日 講談社 2625円 ISBN:9784062184922

友人の篠島が死んだ。夜明け前に誰かが訪ねてきた。私は会社の元同僚たちと告別式に行き、帰りに横浜のシーバスに乗った。アキちゃんが深夜に訪ねてきた。隣りの三池さんの娘と話している。猫はチャーちゃんが死んで、今はブンとピルルとミケの三匹。犬はかつて実家にジョンとポチの二匹が居た。
私は村中鳴海と横浜にいる。村中鳴海の中学高校時代の話を聞いて私は自分の中学高校時代を思い出し、胸が疼く。起きると村中鳴海はいなくなっていた。

よしもとばなな『スナックちどり』

よしもとばなな『スナックちどり』

2013年09月27日 文藝春秋 1260円 ISBN:9784163825106

それは人生のエアポケットのような、不思議な5日間だった――。40歳を目前にして離婚した「私」は、幼なじみで従妹のちどりと偶然同時期にヨーロッパに滞在し、一緒にイギリスの西端の田舎町・ペンザンスに小旅行に出かけることになった。ちどりもまた、心に空洞を抱えていた。幼い頃に両親が離婚した後、親代わりに育ててくれた祖父母を相次いで亡くし、ひとりぼっちになってしまったのだ。さびれた海辺の町で、二人は昔話にふけり、互いの人生を振り返る。とりわけ思い出されるのは、ちどりの祖父母が経営していた、「スナックみどり」の光景だった。常連たちがまるで家族のように寛いだ時間を過ごし、またそれぞれの仕事に帰っていく。そこにはささやかだけれど、しっかりとした幸福感が満ちていた。そんな思い出を確かめ合いながら、二人は少しづつ寂しさを埋めていく。そして3日目の夜、二人の間にある「事件」が起きる......。
限りなく繊細な表現で、人が人に寄り添うとはどのような事かを問いかける傑作小説。あなたもきっと「居場所」が見つかります。

鹿島田真希『ハルモニア』

鹿島田真希『ハルモニア』

2013年09月30日 新潮社 1470円 ISBN:9784104695041

君が音楽の魂ならば、僕は音楽の肉体だ──天才美少女、その自由を受け止める優しい青年。作曲家志望の二人の音大生の運命を描く長編

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