2013年10月

新刊・近刊情報

2013年10月の新刊・近刊情報

前田司郎『ジ、エクストリーム、スキヤキ』

前田司郎『ジ、エクストリーム、スキヤキ』

2013年10月04日 集英社 1575円 ISBN:9784087715026

スキヤキ鍋を抱え12年ぶりに会った大学時代の仲間たちが向かう先は...。劇団五反田主宰、ボーダーレスに活躍中の鬼才・前田司郎が青春と魂の再生を描く。映画化作品。

保坂和志『人生を感じる時間』

保坂和志『人生を感じる時間』

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2013年10月05日 草思社文庫 819円 ISBN:9784794220028

「希望」なんて、なくたっていい――。「いまここにいること」を肯定する、まったく新しい人生論。世界の魅力を再発見する、現代人必読の26編。単行本『途方に暮れて、人生論』改題。

江國香織『金米糖の降るところ』

江國香織『金米糖の降るところ』

2013年10月08日 小学館文庫 700円 ISBN:9784094088663

姉妹は恋人を<共有すること>を誓い合った
アルゼンチン・ブエノスアイレス近郊の日系人の町で育った姉妹、佐和子(カリーナ)とミカエラ(十和子)。十代の頃、ふたりはいつも一緒にいて、互いの恋人を<共有すること>をルールにしていた。
古風で聡明な姉の佐和子は、留学先の日本で出会った達哉と結婚し、東京で暮らし始める。佐和子は達哉が共に生きたいと願った唯一の女であり、ミカエラは達哉に結婚を申し込んだ唯一の女だった。複数の飲食店を経営する達哉の周囲から、女性の影が絶えることはない。東京という場所から距離を置くために、佐和子は所沢の一軒家に引っ越した。
一方、気が強く奔放な妹のミカエラは、佐和子を追って留学した日本で妊娠し、アルゼンチンに帰国して父親の不明な娘・アジェレンを出産する。シングルマザーとして旅行代理店で働くミカエラにとって、アジェレンは大切な宝物だ。しかし、アジェレンには母親には言えない恋人がいた。
ブエノスアイレスと東京――華麗なるスケールで「愛」を描いた長編小説。

角田光代『私たちには物語がある』

角田光代『私たちには物語がある』

2013年10月08日 小学館文庫 620円 ISBN:9784094088687

本好きの作家がつづる、心躍る読書エッセー
ひとりひとりの人生が重なり合い、関わり合っただれかの時間が縫いつなげられ、無限へ、永遠へと広がっていく。本が、物語がある世界とは、なんとすばらしいのだろう。この本は、まるごと物語にのみこまれることの至福に満ちた、すべての本とすべての本を必要とする人へのラブレターだ。

乙一『銃とチョコレート』

乙一『銃とチョコレート』

2013年10月08日 講談社ノベルス 924円 ISBN:9784061828919

富豪の家から宝石や金貨が盗まれる事件が次々に発生!
現場に残されたカードには、怪盗「GODIVA」の文字が。
国で最も声望高い、名探偵・ロイズが解決に乗り出す。
ロイズに憧れる少年リンツは、怪盗の秘密に迫る古地図
を入手したことから、探偵と行動をともにすることに。
しかし、思いもよらぬ逆転劇が待ち受けており......!?

椎名誠『さらば新宿赤マント』

椎名誠『さらば新宿赤マント』

2013年10月08日 文藝春秋 1838円 ISBN:9784163766904

ギネスブック級長寿エッセイ、ついに大団円!「週刊文春」で23年にもわたって続いた長寿連載「赤マント」シリーズの完結編! 69歳を迎えても相変わらず雑魚釣り隊のキャンプで東奔西走、ビールぐびぐび。でも、タマネギバリバリ健康法で血はサラサラ、痛風だって飛んで行け。そんなシーナも時にはマジメに「死」について考える――。軽妙な筆致はラストまで変わりませんが、時にウーンと考えさせられる視点が満載の名エッセイばかりです。完結を記念して普段の1・5倍の「特大てんこ盛り」でお送りします。挿絵はもちろん、沢野ひとし画伯です。

花村萬月『武蔵 三』

花村萬月『武蔵 三』

2013年10月10日 徳間書店 1680円 ISBN:9784198636876

天下の声望を集める徳川家康に対し、反旗を画策中と噂される石田三成。風雲急を告げる世情のなか、弁之助は豪族継嗣にして、手裏剣術の達人である然茂ノ介とともに武者修行に出る。
ふたりを待ち受けるのは硬軟自在の武芸者・秋山兄弟、そして彦山で猖獗を極める山賊――。壮絶な命の遣り取りを経て、やがて弁之助は小次郎と運命の再会を果たす。武の真髄をめぐる苦悩、開眼、死闘。強烈なる魂の遍歴。比類なき傑作剣豪小説、待望の第三巻!

椎名誠『ごっくん青空ビール雲』

椎名誠『ごっくん青空ビール雲』

2013年10月10日 文春文庫 651円 ISBN:9784167334376

全国の祭りを旅し、キソクに物申しつつうまいものを食べていたら、愛用のワープロがついに臨終の危機に。人気エッセイ第22弾。

井沢元彦『逆説の日本史 20 幕末年代史編3 西郷隆盛と薩英戦争の謎』

井沢元彦『逆説の日本史 20 幕末年代史編3 西郷隆盛と薩英戦争の謎』

2013年10月10日 小学館 1680円 ISBN:9784093798518

薩摩の覚醒が歴史を動かした!
幕末の雄藩、薩摩と長州。「禁門の変」以来、犬猿の仲であった両藩を坂本龍馬が仲介し、「薩長同盟」が成立したことはよく知られています。では、禁門の変以前の両藩の関係はどうだったのか? じつは大変良好な関係でした。それどころか、長州藩士・久坂玄瑞の働きで、「薩長同盟」は実質的に成立していたとさえいえます......。
20巻という節目を迎えた「幕末年代史編3」は、こんな驚くべき視点から始まります。では、そんな良好な関係がなぜ崩れてしまったのか? 「バカ殿」島津久光を国父に戴き、生麦事件そして薩英戦争を引き起こしながらも、「攘夷」の無謀さに目覚めた薩摩。一方、「そうせい侯」が攘夷派を抑えきれず、ついには「朝敵」の汚名を着ることにまでなってしまった長州。のちに明治維新の原動力となった両藩がまったく異なる道を歩んでいた1862年から64年までの激動の3年間に迫ります。

西原理恵子『毎日かあさん10 わんこギャル編』

西原理恵子『毎日かあさん10 わんこギャル編』

2013年10月11日 毎日新聞社 880円 ISBN:9784620770901

◎シリーズ累計210万部を突破、新聞連載も10年を超え、ますます絶好調の「毎日かあさん」。ついに第10巻、10月11日発売決定!
題して『わんこギャル編』。「わんこ」とは犬のこと。サイバラが一年に1度、心をこめて贈る単行本描き下ろし、今回は、新聞連載で描けなかった、犬の「ぽん美」さんが西原家の一員になるまで。心温まるストーリーと、犬好きにはたまらない描写。どうぞお楽しみに。
そして、「ギャル」とは娘のこと。あの「おかしゃん」と言っていた娘が、いつの間にかお化粧を覚え、おしゃれをして中学デビュー! それを見守る家族それぞれの心中は・・・。思春期を迎えた子供たちと、2013年ベストマザー賞に輝くサイバラかあさんとの爆笑エピソードの数々をお楽しみください!

沢木耕太郎『流星ひとつ』

沢木耕太郎『流星ひとつ』

2013年10月11日 新潮社 1575円 ISBN:9784103275169

「何もなかった、あたしの頂上には何もなかった」――1979年秋。歌を捨てる決意をした美しき歌姫・藤圭子に、沢木耕太郎がインタヴューを試みた。その肉声は、聞き手と語り手の「会話」だけで紡がれる、まったく新しいノンフィクションに結実した。だが――。一度は封印された作品が、33年の時を隔てていま、新たによみがえる。

花村萬月『ウエストサイドソウル 西方之魂』

花村萬月『ウエストサイドソウル 西方之魂』

2013年10月16日 講談社文庫 914円 ISBN:9784062776516

花村萬月『西方之魂』発売情報。

村上龍『歌うクジラ 上』

村上龍『歌うクジラ 上』

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2013年10月16日 講談社文庫 725円 ISBN:9784062776752

聖歌を歌うクジラが発見された100年後の日本。不老不死遺伝子を巡り、少年の旅が始まる。第52回毎日芸術賞受賞

村上龍『歌うクジラ 下』

村上龍『歌うクジラ 下』

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2013年10月16日 講談社文庫 725円 ISBN:9784062776769

見知らぬ声に導かれ、果てしない旅は続く。最後に訪れる救済と祈りとは。圧倒的な筆力と想像力。壮大な希望の物語。

角田光代/江國香織/森絵都ほか『チーズと塩と豆と』

角田光代/江國香織/森絵都ほか『チーズと塩と豆と』

2013年10月18日 集英社文庫 504円 ISBN:9784087451221

4人の直木賞作家が、それぞれ訪れたヨーロッパの土地を舞台に描く、愛と味覚のアンソロジー。故郷のしがらみ、家族の絆、切ない恋心......温かな食卓に秘められた想いをすくいあげる珠玉の4編。

平野啓一郎/森村泰昌『クロスボーダーレビュー』

平野啓一郎/森村泰昌『クロスボーダーレビュー』

2013年10月19日 日本経済新聞出版社 1785円 ISBN:9784532168902

アートを取りまく現状を踏まえ、表現者として、作品の新たな見方を投げかけた4年間の批評集。

毎月同じ紙面で、小説家が美術展を、美術家が映画を、評す。映画を通して内面に向かう言葉と、美術作品の外に突き抜けようとする言葉。その交錯した地点で現出するのは、激動する時代の裸体がまとった皮膚である。

ひと言でずばり「言葉の本」。レビューする対象が何であるかということよりも、レビューする対象を突き放した文明批評の性格が色濃い一冊。

村上龍『カンブリア宮殿 村上龍の質問術』

村上龍『カンブリア宮殿 村上龍の質問術』

2013年10月23日 日経文芸文庫 683円 ISBN:9784532280208

村上龍『カンブリア宮殿 村上龍の質問術』発売情報。

西原理恵子『西原理恵子の人生画力対決 6』

西原理恵子『西原理恵子の人生画力対決 6』

2013年10月23日 小学館 880円 ISBN:9784091791931

サイバラひがみ節、絶好調です!!
今回も豪華なゲスト陣と画力対決しております。「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」の羽海野チカ先生。「はじめの一歩」の森川ジョージ先生。「GTO」の藤沢とおる先生。「Dr.コトー」の山田貴敏先生。「ダーリンは外国人」の小栗左多里先生。「臨死!!江古田ちゃん」の瀧波ユカリ先生。「うちの3姉妹」の松本ぷりっつ先生。そしてなぜかボブ・サップとも!!

黒川創『国境 完全版』

黒川創『国境 完全版』

2013年10月24日 河出書房新社 3570円 ISBN:9784309022178

国と国のあいだに生きる人びとの息づかいの中からだけ見える世界の真実。画期的な漱石論の書き下ろしなどを加えて復活させた決定版。

よしもとばなな『すばらしい日々』

よしもとばなな『すばらしい日々』

2013年10月24日 幻冬舎 1365円 ISBN:9784344024755

父と母を相継ぎ看取った著者が、どんな苦しみの中にもある輝きと希望を紡いだ珠玉のエッセイ。

手が震え文字が血でにじんだり、かすれたりしてひとつも読めない血まみれの手帳。父・吉本隆明の血糖値の記録。それはどんな著作よりもはっきりと、最後まで生きることをあきらめなかった父の姿勢を教えてくれた。両親が衰えていくのを見て、何回も涙した。信じたくないと思ったし、こわかった。でも、その恐ろしい中にも緩急があり、笑顔があり、落ち着けるときもあった。産まれること、生きること、子を育てること、死ぬこと、看取ること。人間として避けては通れない時を、著者は娘として、親として、一人の女性として真摯に過ごしてきた。どんな苦しみの中にもある輝きと希望を紡ぐ珠玉のエッセイ。

大江健三郎『晩年様式集 イン・レイト・スタイル』

大江健三郎『晩年様式集 イン・レイト・スタイル』

2013年10月25日 講談社 1890円 ISBN:9784062186315

2011年3月11日後の緊迫した状況を背景に2年近くにわたって「群像」に連載。タイトルは、老境を迎えても円熟を拒否し、前途に予想されるカタストロフを回避しないという芸術家の表現スタイルの態度についての、エドワード・サイード(大江さんの親友)の言葉「イン・レイト・スタイル」から採られる。「話者≒著者」の、表現者としての全人生を批評的に捉え直すような内容と構造になっている。「語り手の置かれた状況を3月11日後の荒れ果てた日本に設定した。日本が今生きている大災害と同時にわたしの内省の旅が始まった。わたしは一市民がどのように感じているかを表現しようとしている。この作品から見えるのはわたし自身の人生だ」と仏ルモンドのインタビューに答えている。

田中慎弥『燃える家』

田中慎弥『燃える家』

2013年10月25日 講談社 2415円 ISBN:9784062186018

俺たちは生まれつき、捨てられている――。舞台は東京から遠く離れた本州西端、800年前に安徳天皇が没した伝説の地・赤間関。中央の政治家を父にもつ高校生の闘いを通して、人間とこの世を動かす「目に見えない力」を問う、現代日本の「罪と罰」。
本州西端、寂れた海辺の街で育った滝本徹は出生の秘密を抱える高校生。ニューヨークをテロが襲った年のクリスマス、徹の親友・相沢良男は世界の無意味を唱え、クリスチャンの国語教師・山根忍へのレイプ計画を進めていた。一方、地元選出の政治家である徹の実父・倉田正司が権力の中枢へ向かうと共に、対抗勢力の陰謀がうごめき始める。
この世を動かす絶対的な力はどこにあるのか?人間の悪に対して、神は何をなすのか?現代日本のテーマを根源から問う傑作長篇小説。

西原理恵子『ああ娘』

西原理恵子『ああ娘』

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2013年10月25日 角川文庫 546円 ISBN:9784041010341

天使&悪魔の顔を持つ「娘」。笑いと涙の育児コミックエッセイ!
ほっこりすること、愛らしいこと、そして、息子とは違う「女」としての生態が赤裸々に――!娘をもつ親ならきっとみんな"あるある!"と頷いてしまうこと間違いなしの、笑いと涙の育児コミックエッセイ!

池上永一『トロイメライ』

池上永一『トロイメライ』

2013年10月25日 角川文庫 588円 ISBN:9784041010396

19世紀、琉球王朝末期の那覇の街。正義に燃える新米岡っ引きの武太は、つぎつぎと巻き起こる事件にまっすぐ向き合いながら、少しずつ大人への階段を上っていく――。琉球版・千夜一夜物語!

田口ランディ『マアジナル』

田口ランディ『マアジナル』

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2013年10月25日 角川文庫 798円 ISBN:9784041010402

世界と自分の在り方を問う、魂を揺さぶる傑作長編小説!!
あの日、彼女は何を見たのだろう―。ともにUFOを呼んだ6人の運命は、1人の少女の失踪で狂い始める。6人の数奇な人生が再び交錯したとき、世界は静かに揺らぎ始め、目の前の現実が崩れ始める―。

村上龍『賢者は幸福ではなく信頼を選ぶ。』

村上龍『賢者は幸福ではなく信頼を選ぶ。』

2013年10月26日 ベストセラーズ 1400円 ISBN:9784584135303

村上龍・待望の最新エッセイ!
アベノミクス、東京五輪、リニア...と夢や希望が語られる
一方、汚染水、消費増税、ブラック企業等々の厳しい現実...。
敗者と思考放棄に陥る人びとであふれかえるこの国で、
格差を伴った多様化、分化が進んでいる。
いま20代後半の若者が安定した収入を確保するのは
極めてむつかしい。希望をどこに見出せばよいのか?
借金と孤独、それだけで人は簡単にホームレスになる。
それでも「おれは案外、幸福なんだ」という人もいるという。
もはや「幸福なのか」という問いは無意味ではないのか?
「今、わたしたちに必要なのは、幸福の追求ではなく、
信頼の構築だと思う。」(本文より)
村上龍が突きつける「脱・幸福論」!

阿部和重『Deluxe Edition』

阿部和重『Deluxe Edition』

2013年10月28日 文藝春秋 1470円 ISBN:9784163825908

日本文学の最先端を疾走する芥川賞作家・阿部和重の残酷にして甘美な世界にようこそ! 十二の中短篇を収録した、超豪華版作品集。

北村薫『飲めば都』

北村薫『飲めば都』

2013年10月29日 新潮文庫 704円 ISBN:9784101373331

人生の大切なことは、本とお酒に教わった――日々読み、日々飲み、本創りのために、好奇心を力に突き進む女性文芸編集者・小酒井都。新入社員時代の仕事の失敗、先輩編集者たちとの微妙なおつきあい、小説と作家への深い愛情......。本を創って酒を飲む、タガを外して人と会う、そんな都の恋の行く先は? 本好き、酒好き女子必読、酔っぱらい体験もリアルな、ワーキングガール小説。

宮本輝『三十光年の星たち 上』

宮本輝『三十光年の星たち 上』

2013年10月29日 新潮文庫 662円 ISBN:9784101307176

彼女にも逃げられ、親からも勘当された無職の青年、坪木仁志は謹厳な金貸しの老人、佐伯平蔵の運転手として、久美浜に向かった。乏しい生活費の中から毎月数千円ずつ三十二年に渡って佐伯に返済し続けた女性に会うためだった。そこで仁志は本物の森を作るという運動に参加することになるのだが──。若者の再起と生きることの本当の意味を、圧倒的な感動とともに紡ぎ出す傑作長編。

宮本輝『三十光年の星たち 下』

宮本輝『三十光年の星たち 下』

2013年10月29日 新潮文庫 662円 ISBN:9784101307183

十年後も十光年先も、百年後も百光年先も、百万年後も百万光年先も、小さな水晶玉のなかにある。──与えられた謎の言葉を胸に秘め、仁志は洋食店のシェフとして、虎雄は焼き物の目利きとして、紗由里は染色の職人としてそれぞれが階段を着実に登り始めた。懸命に生きる若者と彼らを厳しくも優しく導く大人たちの姿を描いて人生の真実を捉えた、涙なくしては読み得ない名作完結編。

金井美恵子『小説を読む、ことばを書く』

金井美恵子『小説を読む、ことばを書く』

2013年10月29日 平凡社 2310円 ISBN:9784582836226

吉田健一、石川淳、大岡昇平、中村光夫、深沢七郎、吉岡実、澁澤龍彦、山田風太郎、石井桃子、中上健次など、親しんできた多彩な作家たちのテクストを読む。批評家・金井美恵子の真骨頂の巻。

k.m.p.『新装版 ちいさかったころ。』

k.m.p.『新装版 ちいさかったころ。』

2013年10月31日 エンターブレイン 998円 ISBN:9784047292543

むかしがあって、いまがある。『k.m.p.の、またまたシリーズ』第2弾♪
新装版として"またまた"登場! 新装版だけの描き下ろしもあるよ☆
白い紙を見るだけでわくわくした。理由も目的もないのに、たくさんのモノを集めた。夜中のトイレが怖かった。「女の子だから」って言われて、やだった。今の自分のぐるぐると、ちいさかったころのぐるぐる。「ちいさかったころ」の、自分の声に耳をすましてみましょう。

梨木香歩『冬虫夏草』

梨木香歩『冬虫夏草』

2013年10月31日 新潮社 1575円 ISBN:9784104299096

ここは天に近い場所なのだ――。『家守綺譚』以後を描く、心の冒険の物語。亡き友の生家の守を託されている駆け出し文士、綿貫征四郎。行方知れずになって半年余りが経つ愛犬ゴローの目撃情報に基づき、家も原稿もほっぽり出して鈴鹿山中に分け入った綿貫を瞠目させたもの。それは、自然の猛威には抗わぬが背筋を伸ばし、冬には冬を、夏には夏を生きる姿だった。人びとも、人にあらざる者たちも......。

川上弘美『猫を拾いに』

川上弘美『猫を拾いに』

2013年10月31日 マガジンハウス 1575円 ISBN:9784838726196

技巧をこらしたヴァラエティ豊かな傑作が21篇――贅沢で楽しい短篇小説集。

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