2014年5月

新刊・近刊情報

2014年5月の新刊・近刊情報

奥泉光『東京自叙伝』

奥泉光『東京自叙伝』

2014年05月02日 集英社 1944円 ISBN:9784087715590

維新から太平洋戦争、サリン事件からフクシマ第1原発爆発まで、無責任都市トーキョーに暗躍した謎の男の一代記! 超絶話芸で一気読み必至の待望の長編小説。世の中、なるようにしかなりません!!

いとうせいこう『鼻に挟み撃ち 他三編』

いとうせいこう『鼻に挟み撃ち 他三編』

2014年05月02日 集英社 1296円 ISBN:9784087715552

御茶ノ水駅で、マスク男が奇妙な演説を始める。それをじっと聴いているひとりの男。ふたりにはそれぞれ理由があった。第150回芥川賞候補作となった表題作と、斜め上を行く不思議な3つの短編を収録。

長嶋有『春のお辞儀』

長嶋有『春のお辞儀』

2014年05月 ふらんす堂 2160円 ISBN:9784781406527

一九九五年~二〇一四年にかけ、同人誌、私家版のミニ句集、文芸誌、俳句誌などの雑誌、またテレビ番組や公開句会の場で発表してきた中からの二七九句を精選収録。名久井直子の装幀で、完全な活版印刷での刊行。「しおり」には池田澄子、100%ORANGE、穂村弘、河野丈洋、米光一成ほか参加。

柴崎友香『寝ても覚めても』

柴崎友香『寝ても覚めても』

レビューあり、レビューコーナーへ

2014年05月08日 河出文庫 799円 ISBN:9784309412931

あの人にそっくりだから恋に落ちたのか? 恋に落ちたからそっくりに見えるのか? 消えた恋人。生き写しの男との恋。そして再会。朝子のめくるめく10年の恋を描いた、話題の野間文芸新人賞受賞作!

矢作直樹/田口ランディ『「あの世」の準備、できていますか?』

矢作直樹/田口ランディ『「あの世」の準備、できていますか?』

2014年05月08日 マガジンハウス 1404円 ISBN:9784838726660

きっと、あの世はいいところ

考えすぎない。迷いを捨てる。しがらみをなくす。我慢はほどほどに。
この世をうまく卒業するために、いま知っておきたいこと。

『人は死なない』の矢作直樹(東大病院救急部・集中治療部部長医師)と、
作家・田口ランディが語り明かした、
新しい死の迎え方と、人生後半の生き方。

内田樹/高橋源一郎『沈む日本を愛せますか?』

内田樹/高橋源一郎『沈む日本を愛せますか?』

2014年05月09日 文春文庫 767円 ISBN:9784167901103

「たちあがれ日本」から「昼寝しよう日本」へ

自民→民主の政権交代は"熟年離婚"!? 理念と言葉が欠落した日本の政治の深層に、稀代の論客二人が挑んだ"街場の政治論"。

椎名誠『そらをみてますないてます』

椎名誠『そらをみてますないてます』

2014年05月09日 文春文庫 810円 ISBN:9784167900960

椎名誠、待望の自伝的小説

1964年、東京。肉体労働に汗を流し、喧嘩をして血を流す日々、おれは彼女と出会った。青春の夢と流転の日々を綴った熱血私小説。

東野圭吾『パラドックス13』

東野圭吾『パラドックス13』

2014年05月16日 講談社文庫 896円 ISBN:9784062778275

13時13分からの13秒。そのとき地球に何が起こるのか誰も予測がつかない「P-13現象」。そのとき人智を超えた世界が現れる。

井沢元彦/和田秀樹『日本史 汚名返上 「悪人」たちの真実』

井沢元彦/和田秀樹『日本史 汚名返上 「悪人」たちの真実』

2014年05月16日 光文社 1404円 ISBN:9784334977795

悪人の汚名を返上。リスト:平将門、?川綱吉、井伊直弼、田沼意次、道鏡、蘇我入鹿、足利尊氏、平清盛、織田信長、吉良上野介。

赤坂真理『愛と暴力の戦後とその後』

赤坂真理『愛と暴力の戦後とその後』

2014年05月16日 講談社現代新書 907円 ISBN:9784062882460

『東京プリズン』で大きな話題を呼んだ作家が自らの実体験と戦後日本史を接続させて語る、まったく新しい日本論。

西原理恵子『家族の悪知恵』

西原理恵子『家族の悪知恵』

2014年05月20日 文春新書 864円 ISBN:9784166609697

一昨年ベストセラーとなった漫画家・西原理恵子氏の人生相談『生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント』の第二弾です。タイトルが示す通り、今回は「家族の問題」について、サイバラ節がさく裂します。
第1章「困った夫&妻」編では、「普段はいい人なのに、酒が入ると怒鳴りカラむダンナと離婚すべきか」の相談に、「子供に全部ちゃんと話して、夫のことは捨ててください」。「ブランド品を次々に買ってしまう妻の浪費癖を何とかしたい!」には、「強硬手段に出るべきです。離婚届けにハンコを押して、『これ以上使ったら......』って、カードも取り上げましょう」。
続く、第2章「子育て」編、第3章「家族もいろいろ」編、第4章「人生の選択」編、第5章「親兄弟が面倒くさい」編でも、悩める母親、娘息子たちに、ときに親身に、ときに突き放して、サイバラ流の解決策を伝授します。
最終章では、西原氏と高1の息子、中2の娘との座談会も収録されます。フツーじゃない家庭ならではの母子のやり取りもお楽しみいただけます。

西村賢太『薄明鬼語 西村賢太対談集』

西村賢太『薄明鬼語 西村賢太対談集』

2014年05月21日 扶桑社 1620円 ISBN:9784594070472

木内昇、田中慎弥、本谷有希子、六角精児、テリー伊藤、マツコデラックス、ダイアモンド☆ユカイ、水道橋博士。

登場人物の心境や、どういうふうに攻略を進めていったかは書けるんですけど、身体性を書くのは一番難しい――木内昇
離婚したとき、初めて自殺を考えたよね。(中略)離婚しなければわからなかった音楽もある――ダイアモンド☆ユカイ
降板するってこと自体も、経済的な損失を受けてまで降りたい理由があるってことだから、僕としてはアリだと思っている――水道橋博士

作家、俳優、タレント、ミュージシャン...
中卒、無頼の私小説作家が文学の枠を超えて語り合った、ここだけの話。
率直過ぎる芥川賞作家が引き出し、晒した作家の覚悟、女性関係、テレビ業界と文芸界etc.

東野圭吾『虚ろな十字架』

東野圭吾『虚ろな十字架』

2014年05月23日 光文社 1620円 ISBN:9784334929442

娘を殺されたら、あなたは犯人に何を望みますか。

別れた妻が殺された。
もし、あのとき離婚していなければ、私はまた、遺族になるところだった──。
東野圭吾にしか書けない圧倒的な密度と、予想もつかない展開。
私たちはまた、答えの出ない問いに立ち尽くす。

椎名誠『酔うために地球はぐるぐるまわってる』

椎名誠『酔うために地球はぐるぐるまわってる』

2014年05月23日 講談社 1512円 ISBN:9784062189293

シーナ初の一冊まるごと「酒」にまつわる楽しいエッセイ集。シーナファンにはもちろんのこと、お酒好きやウンチク好きの人にも読み応え十分です。

東直子『鼓動のうた 愛と命の名歌集』

東直子『鼓動のうた 愛と命の名歌集』

2014年05月23日 毎日新聞社 1944円 ISBN:9784620322612

三十一文字に込められた愛と命のかたちを、現代短歌の旗手・東直子が読み解く珠玉のエッセイ。与謝野晶子~種村宏まで短歌満載。

星野智幸『夜は終わらない』

星野智幸『夜は終わらない』

2014年05月23日 講談社 1998円 ISBN:9784062189668

婚約者が自殺したとの一報が入った玲緒奈。千住警察署で悲しみにくれる彼女には、次に殺さなくてはならない別の婚約者がいた。セックスや結婚を餌に次々男を惑わし、財産を巻き上げ、証拠を残さず葬り去るのが日常なのである。そんな玲緒奈には不思議な癖があるのだった。
「生きてる意味があることを証明しないと。ね? 私が夢中になれるようなお話をしてよ」
あの世に送る前、男に語らせるのだ。それは、生い立ちでも、創作した話でも構わない。面白いかどうか、で命の長さが決まっていく。最期の気力を振り絞り話を続ける男たち。鬼気迫るストーリーが展開され、物語のなかの登場人物がまた別の話を語り始めたり、時空を超えた設定のなかにリアルなものが紛れ込んだり......全体の物語のなかにさまざまな短篇が入りくみ、海へと流れる大河として眺望できる大傑作。

丸山健二『ぶっぽうそうの夜 完全版』

丸山健二『ぶっぽうそうの夜 完全版』

2014年05月27日 河出書房新社 3240円 ISBN:9784309022871

全てを捨てた男は死に場所を求め故郷に戻った...かつて妹が惨殺され、弟は罪を犯し失踪、母が毒を呷り、父が病死した無人の我が家へ――著者最高傑作が、全面改稿&大幅加筆の完全版で刊行!

角田光代『ポケットに物語を入れて』

角田光代『ポケットに物語を入れて』

2014年05月28日 小学館 1512円 ISBN:9784093883641

読書名人・角田さんの、濃厚な読書エッセー

『私たちには物語がある』につづく〈本をめぐるエッセイ集〉第2弾!

宮沢賢治、ヘミングウェイ、開高健、池澤夏樹などの古典的な名作から現代作品まで、延べ80冊におよぶ本にまつわるエッセイがつまっています。

伊藤比呂美『木霊草霊』

伊藤比呂美『木霊草霊』

2014年05月28日 岩波書店 1944円 ISBN:9784000229333

日米を往復する中で、さまざまな植物を通し、生命を考える。日米の自然観の違い、植物をめぐる人々の関わり。母の死、父の死。成長する子どもたち。生々流転する植物から、死と再生の物語を想う。

山本文緒/加藤千恵/角田光代ほか『あの街で二人は ‐seven love stories‐』

山本文緒/加藤千恵/角田光代ほか『あの街で二人は ‐seven love stories‐』

2014年05月28日 新潮文庫 562円 ISBN:9784101332550

私はきっと、探していたんだと思う。迷える恋の行きつく場所を。心が解き放たれる瞬間を――。隠してきた気持ちを打ち明ける決意、恋人未満の男友だちとの転機。そして、平凡な日常を鮮やかに一変させた大恋愛。すべて、あの風景に出会ったことがきっかけだった。全国の「恋人の聖地」を舞台に、七人の作家たちが彷徨う想いを丁寧に紡ぎだす。宝石のようにきらめく最高のアンソロジー。

北村薫『八月の六日間』

北村薫『八月の六日間』

2014年05月29日 角川書店 1620円 ISBN:9784041015544

40歳目前、文芸誌の副編集長をしているわたし。仕事に恋愛、人生ちょっぴり不調気味な最近だ。だが初心者ながら登り始めた山々で巡り合った四季の美しさと様々な出逢いに、わたしの心は少しずつ開かれてゆき......。

角田光代『平凡』

角田光代『平凡』

2014年05月30日 新潮社 1512円 ISBN:9784104346066

あの人と結婚していなければ。別れていなければ。仕事をやめていなければ。仕事をやめていれば──。あなたの「もし」を描いた6篇。

ポール・オースター『闇の中の男』

ポール・オースター『闇の中の男』

2014年05月30日 新潮社 2052円 ISBN:9784105217174

男が目を覚ますとそこは9.11が起きなかった21世紀のアメリカ──オースターが、9.11を、小説の大きな要素として描く長編。

松浦寿輝『明治の表象空間』

松浦寿輝『明治の表象空間』

2014年05月30日 新潮社 5400円 ISBN:9784104717026

世界は全て表象である。現在の原型たる明治の政治・経済・文学......あらゆるテクストを踏査する決定的大著。十余年に及ぶ知の集大成。

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