2014年11月

新刊・近刊情報

2014年11月の新刊・近刊情報

長嶋有『安全な妄想』

長嶋有『安全な妄想』

2014年11月05日 河出文庫 734円 ISBN:9784309413297

これが真に「正しい」ふるまいだと僕は思う──お歳暮をめぐる出版社との闘争の記録から大作家と演じた〈教養〉のつばぜり合いまで。加速する妄想が、笑いと共感の渦へと巻き込む傑作エッセイ集。

糸井重里『インターネット的』

糸井重里『インターネット的』

2014年11月05日 PHP文庫 734円 ISBN:9784569762463

発刊から十余年を経て、「予言の書」と称される名著の文庫化。
インターネット的社会の未来像、人生論、幸福論など著者の哲学を凝縮!

角田光代/穂村弘『異性』

角田光代/穂村弘『異性』

レビューあり、レビューコーナーへ

2014年11月06日 河出文庫 572円 ISBN:9784309413266

男と女はひかれあいながらも、どうしてわかりあえないのか? 二人の人気作家が究極の難問に挑む、恋愛考察エッセイ。早くも文庫化!

中村航/宮尾和孝『デビクロ通信200』

中村航/宮尾和孝『デビクロ通信200』

2014年11月06日 小学館 648円 ISBN:9784094060966

デビクロ通信描きおろしのスピンオフ文庫!

「デビクロくんの恋と魔法」の作中、主人公の書店員・光が夜な夜なボム(配布)行為を繰り返している不思議なビラ、デビクロ通信。
本作では、この「デビクロ通信」のことばを200点、名言集的に構成。そのうち、50点以上については、宮尾和孝氏が新たに描きおろすイラストがついたかたちになります。

伊藤計劃/円城塔『屍者の帝国』

伊藤計劃/円城塔『屍者の帝国』

2014年11月06日 河出文庫 842円 ISBN:9784309413259

屍者化の技術が全世界に拡散した19世紀末、英国秘密諜報員ワトソンの冒険が始まる。未完の絶筆を円城塔が完成させた超話題作。

江國香織『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』

江國香織『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』

2014年11月07日 朝日新聞出版 1836円 ISBN:9784022512291

虫と話ができる幼稚園児の拓人、
そんな弟を懸命に庇護しようとする姉、
ためらいなく恋人との時間を優先させる父、
その帰りを思い煩いながら待ちつづける母――。

星野智幸『未来の記憶は蘭のなかで作られる』

星野智幸『未来の記憶は蘭のなかで作られる』

2014年11月08日 岩波書店 2160円 ISBN:9784000248754

「過ちは過去を忘れることから始まる。私は過去を、未来の中に埋め込んでおきたい。この本は、未来に対する仕込みとしての過去なのだ。」読むべき小説がある。待たれる言葉がある。居るべきところがある。持つべき心がある。――忘れないために。真に自分を取り戻すために。生きるために! 小説界のファンタジスタ、待望の初エッセイ集。

梨木香歩『ピスタチオ』

梨木香歩『ピスタチオ』

2014年11月10日 ちくま文庫 670円 ISBN:9784480432247

棚(たな)がアフリカを訪れたのは本当に偶然だったのか。不思議な出来事の連鎖から、水と生命の壮大な物語「ピスタチオ」が生まれる。

帚木蓬生『日御子 上』

帚木蓬生『日御子 上』

2014年11月14日 講談社文庫 756円 ISBN:9784062779715

漢へ渡り金印を授けられた灰、弥摩大国の若き女王・日御子に仕えた炎女、代々使譯を務めた〈あずみ〉一族、九代の変転を描く。

伊坂幸太郎『PK』

伊坂幸太郎『PK』

2014年11月14日 講談社文庫 572円 ISBN:9784062779654

勇気は伝染する――何十年も前、勇気を出してある子供を救った男。その勇気が、時を経て、誰かを奮い立たせているかもしれない。

磯崎憲一郎『赤の他人の瓜二つ』

磯崎憲一郎『赤の他人の瓜二つ』

2014年11月14日 講談社文庫 659円 ISBN:9784062779197

第21回(2011年) Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作

血のつながっていない、その男は、私にそっくりだった。
青年の労働の日々はやがて、目眩くチョコレートの世界史へと接続する――。
芥川賞作家入魂の"希望の小説"。

血のつながっていない、赤の他人が瓜二つ。そんなのはどこにでもよくある話だ。しかしそう口にしてみたところで、それがじっさいに血のつながりのないことを何ら保証するものでもない。――私が初めてその男と会ったとき、そんな自問自答が思い浮かんだ。それほど男は私にそっくりだった、まるで記憶の中の自分の顔を見ているかのようだった。――<本文より>

"どこに連れていかれるかわからない"
朝日新聞、読売新聞、東京新聞ほか、「群像」掲載時より各紙誌驚愕の、芥川賞受賞第一作。

帚木蓬生『日御子 下』

帚木蓬生『日御子 下』

2014年11月15日 講談社文庫 756円 ISBN:9784062779722

「人を裏切らない」「人を恨まず、戦いを挑まない」「良い習慣は才能を超える」の三つの教えを守り続けた〈あずみ〉が見た古代日本。

椎名誠『ぼくは眠れない』

椎名誠『ぼくは眠れない』

2014年11月17日 新潮新書 778円 ISBN:9784106105937

椎名誠『ぼくは眠れない』発売情報。

沢木耕太郎『波の音が消えるまで 上』

沢木耕太郎『波の音が消えるまで 上』

2014年11月18日 新潮社 1728円 ISBN:9784103275176

あのマカオの地で――。生と死の極限の中、男はついに「一筋の光」をつかむ。著者初のエンターテインメント小説。千五百枚の超大作!

沢木耕太郎『波の音が消えるまで 下』

沢木耕太郎『波の音が消えるまで 下』

2014年11月18日 新潮社 1728円 ISBN:9784103275183

あのマカオの地で――。生と死の極限の中、男はついに「一筋の光」をつかむ。著者初のエンターテインメント小説。千五百枚の超大作!

谷川俊太郎『悼む詩』

谷川俊太郎『悼む詩』

2014年11月18日 東洋出版 1296円 ISBN:9784809677540

多くの人に出逢い、多くの人を見送った。詩人・谷川俊太郎がゆかりある人々へ捧ぐ哀悼詩集。

寺山修司、松下幸之助、岸田今日子をはじめ、俳優、詩人、歌手、舞台監督、そして肉親、多くの人々へのはなむけとして捧げた詩の数々を、一冊にまとめる。
故人の軌跡を振り返るとともに、身近な大切な人と過ごした日々に再び思いを馳せる機会となる1冊。

花村萬月『舎人の部屋』

花村萬月『舎人の部屋』

2014年11月19日 双葉社 1728円 ISBN:9784575238815

過食嘔吐を繰り返す小説家志望の自称モデル・宮島弥生を描いた前作『浄夜』。
その作品の登場人物だった舎人憲夫の"M"を描いたこの衝撃作は、
虚構と実像のあわいを行き来する哲学的小説でもある。

帚木蓬生『十二年目の映像』

帚木蓬生『十二年目の映像』

2014年11月20日 集英社文庫 648円 ISBN:9784087452518

テレビ局の帝都放送に勤める庸次は、あるとき上司からT大時計台闘争にまつわる極秘映像の存在を聞かされる。半信半疑で調査を始めた庸次だったが、ある人物の死で事態は急変し......。

堀江敏幸『なずな』

堀江敏幸『なずな』

2014年11月20日 集英社文庫 799円 ISBN:9784087452488

とある事情から弟夫婦の子、なずなを預かることになった私。独身で子育て経験のない四十半ばの私は、周囲の温かい人々に見守られながら、生後二ヶ月の赤ん坊との暮らしを始める。

山田詠美『色彩の息子』

山田詠美『色彩の息子』

2014年11月20日 集英社文庫 497円 ISBN:9784087452501

妹は美しかった。そっくりなのに、頬に黒子のある私は醜かった。黒子の有無で区別され、差別されて生きてきたのだが──。(『黒子の刻印』)。12の「色」をテーマに紡がれた、傑作短編集。

いとうせいこう『親愛なる』

いとうせいこう『親愛なる』

2014年11月21日 河出書房新社 1728円 ISBN:9784309023410

時は近未来、韓国を舞台にした言語戦争(サイキック・パンク)と、今の貴方に届くメイル...。ネット限定販売で4000部完売。朝日新聞他メディア騒然の小説、ついに一般版を単行本化。

東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

2014年11月22日 角川文庫 734円 ISBN:9784041014516

あらゆる悩み相談に乗る不思議な雑貨店。そこに集う、人生最大の岐路に立った人たち。過去と現在を超えて温かな手紙交換がはじまる......張り巡らされた伏線が奇跡のように繋がり合う、心ふるわす物語。

泉麻人『昭和マンガ少年』

泉麻人『昭和マンガ少年』

2014年11月22日 復刊ドットコム 1944円 ISBN:9784835451350

「好きな漫画がある、いい漫画がある、みなさんもよかったら読んでほしい」2009年から続く電子書籍サイト・eBookJapanでの漫画評論から、泉麻人が「ほんとうに自分がおもしろい」と思った傑作を精選! 加筆・修正を加えた決定版! コラムニストであり昭和文化のナビゲーター・泉麻人が語る、読み継いでいきたい、僕の大好きな、大切な漫画たち。作品を読んだことがなくても思わず読みたくなる、なつかしいあの時代をふりかえる、泉麻人流ブックガイドが誕生! 1956年生まれの泉麻人氏が少年期に見たマンガを通して「昭和」という時代を見つめ直していく、2009年から続く人気コラム「イズミ少年の漫画日記」。作品への強い想い、その裏側に存在した時代背景や、少年期の泉麻人氏の目線で見たなつかしの東京の風景など、マンガ好き、昭和好きなど、多くの世代が共感できる内容が盛り込まれています。

中原昌也『知的生き方教室』

中原昌也『知的生き方教室』

2014年11月25日 文藝春秋 1998円 ISBN:9784163901725

世界文学を更新する、破格の長篇小説

文学の荒野をひとり行く中原昌也が、ついに長篇小説を世に問う。もはや世界のどこにも存在しない人間の意識の描出に挑む問題作。

岡田利規『現在地』

岡田利規『現在地』

2014年11月25日 河出書房新社 2160円 ISBN:9784309023434

「わたしたちは無傷な別人である」「現在地」「地面と床」3作を収録。海外からも絶賛、日本/語が滅びる時を描いた新たなる代表作。

北村薫『慶應本科と折口信夫 いとま申して2』

北村薫『慶應本科と折口信夫 いとま申して2』

2014年11月25日 文藝春秋 1620円 ISBN:9784163901688

戦前昭和の青春と時代を愛しむ普遍的物語

亡き父の日記から慶応大学での日々、知の巨人や歌舞伎の名優らの素顔を浮かび上がらせる。昭和初期の貴重な資料ともなる書き下ろし。

村上春樹/カット・メンシック『図書館奇譚』

村上春樹/カット・メンシック『図書館奇譚』

2014年11月27日 新潮社 1944円 ISBN:9784103534303

僕と羊男はここから脱出できるのか? 図書館の地下に囚われる不条理を描く名作とカット・メンシックのダークなイラストが響きあう。

湯本香樹実『夜の木の下で』

湯本香樹実『夜の木の下で』

2014年11月27日 新潮社 1404円 ISBN:9784103367116

少女の揺らぐ性。少年の淡い恋心。生と死のあわい。繊細な情感を描いた、『夏の庭』の著者による珠玉の作品集。

西原理恵子『西原理恵子の人生画力対決 8』

西原理恵子『西原理恵子の人生画力対決 8』

2014年11月28日 小学館 905円 ISBN:9784091791993

コミック界の顰蹙連載、遂に完結!

コミック界の顰蹙を買い捲った恐怖連載が遂に完結!最終巻には日本の宝・萩尾望都先生が登場!他にも「柔道部物語」の小林まこと先生、「俺物語」の河原和音先生&アルコ先生、しりあがり寿先生との美大対決も収録!

島田雅彦『暗黒寓話集』

島田雅彦『暗黒寓話集』

2014年11月28日 文藝春秋 1458円 ISBN:9784163901718

世の中は誰かが金持ちになれば、別の誰かが貧乏になるようにできている......。
「アイアン・ファミリー」「死都東京」「夢眠谷の秘密」「透明人間の夢」「名誉死民」「南武すたいる」「神の見えざる手」「CAの受難」......啓示に満ちた8つの短篇を収録。

保坂和志/湯浅学『音楽談義 Music Conversations』

保坂和志/湯浅学『音楽談義 Music Conversations』

2014年11月28日 Pヴァイン 1944円 ISBN:9784907276195

レコードへの偏愛を語り、風景が立ち上がる─
小説家・保坂和志、音楽評論家・湯浅学、同学年のふたりが語るフォーク、ロック、ジャズ。
音楽メディアでも文芸誌でも絶対に読めない、自由奔放な音楽談義!

柴崎友香『わたしがいなかった街で』

柴崎友香『わたしがいなかった街で』

2014年11月28日 新潮文庫 594円 ISBN:9784101376424

新芥川賞受賞作家の渾身作。36歳、離婚して一人暮らしをする女性が、65年前のSF作家の日記、戦争のドキュメンタリー映像から到達する、生の確かさ。

阿部和重/伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト』

阿部和重/伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト』

2014年11月28日 文藝春秋 1944円 ISBN:9784163901947

4年を費やして完成した、世紀の合作!

現代を代表する人気作家の二人が、
構想・執筆に4年をかけた合作書き下ろし長編900枚。
2010年代、最強のエンターテインメント作品。

笠井潔/岩崎正吾/北村薫ほか『吹雪の山荘』

笠井潔/岩崎正吾/北村薫ほか『吹雪の山荘』

2014年11月28日 創元推理文庫 1080円 ISBN:9784488400569

雪の舞う大晦日、山荘村で起こる殺人事件。人気シリーズの名探偵&ワトソン役6人は、無事に事件を解決できるのか?豪華キャラクターの競演で贈る、本格リレー・ミステリ!

西村賢太『一私小説書きの日乗 野性の章』

西村賢太『一私小説書きの日乗 野性の章』

2014年11月29日 角川書店 1728円 ISBN:9784041021385

レギュラーのテレビ番組を降板、恩人の芥川賞受賞に歓喜する。悪友との決別と和解。憧れの人との再会。そして日々、書き、呑み、買う。平成の私小説家・西村賢太の日記文学、2013年5月~2014年6月。

筒井康隆『筒井康隆コレクション I 48億の妄想』

筒井康隆『筒井康隆コレクション I 48億の妄想』

2014年11月30日 出版芸術社 3024円 ISBN:9784882934738

第一線を走り続ける作家・筒井康隆の現在は手に入らない名作のみを集めた、全ツツイスト待望の豪華選集全7巻、ついに刊行開始!

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