小野正嗣

新刊・近刊情報

小野正嗣の新刊・近刊情報

小野正嗣『残された者たち』

小野正嗣『残された者たち』

2015年05月20日 集英社文庫 475円 ISBN:9784087453249

第152回芥川賞を受賞した著者のいきなり文庫! 尻野浦という限界集落の代用教員の安奈。ただ一人の生徒と、英語を多用する自称・校長先生。そこへ、謎の少年が迷い込んできて...。

小野正嗣『九年前の祈り』

小野正嗣『九年前の祈り』

2014年12月16日 講談社 1728円 ISBN:9784062192927

三十五になるさなえは、幼い息子の希敏をつれてこの海辺の小さな集落に戻ってきた。希敏の父、カナダ人のフレデリックは希敏が一歳になる頃、美しい顔立ちだけを息子に残し、母子の前から姿を消してしまったのだ。何かのスイッチが入ると引きちぎられたミミズのようにのたうちまわり大騒ぎする息子を持て余しながら、さなえが懐かしく思い出したのは、九年前の「みっちゃん姉」の言葉だった──。
九年の時を経て重なり合う二人の女性の思い。痛みと優しさに満ちた〈母と子〉の物語。

小野正嗣『獅子渡り鼻』

小野正嗣『獅子渡り鼻』

2013年01月19日 講談社 1470円 ISBN:9784062182072

入江と山に囲まれた土地を舞台に、その母の故郷を頼ってやってきた10歳の少年「尊(たける)」を主人公に、ある夏の彼の生活を描く。都会で心身不自由な兄と、男にだらしなく家に寄りつかない母と暮らしていた尊は、母の親戚に連れられ、母が大嫌いだった田舎へとやってきた。豊かな自然、素朴な人々、現実を超えた霊的な存在に触れ、尊は再生していく。児童文学、神話、近代小説、叙事詩......あらゆる形式を超えた奇蹟の物語です。

小野正嗣『文学 (ヒューマニティーズ)』

小野正嗣『文学 (ヒューマニティーズ)』

2012年04月27日 岩波書店 1365円 ISBN:9784000283311

文学は人間存在の始まりから、その傍らに、つねに在った。言葉が発せられ、書きつけられるとき、それが他者にむけて、その心に働きかけようとするとき、文学は生まれる。想像力と共感の力を涵養し、「いま、ここ」にはいない者たちと私たちを結びつけ、人々の新たな関係性と社会、世界との結びつきを書き換えてゆく文学の可能性を、根源から問い直す。

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