田中慎弥『燃える家』

新刊・近刊情報

田中慎弥『燃える家』データ

2013年10月25日 講談社 2415円

ISBN:9784062186018

俺たちは生まれつき、捨てられている――。舞台は東京から遠く離れた本州西端、800年前に安徳天皇が没した伝説の地・赤間関。中央の政治家を父にもつ高校生の闘いを通して、人間とこの世を動かす「目に見えない力」を問う、現代日本の「罪と罰」。
本州西端、寂れた海辺の街で育った滝本徹は出生の秘密を抱える高校生。ニューヨークをテロが襲った年のクリスマス、徹の親友・相沢良男は世界の無意味を唱え、クリスチャンの国語教師・山根忍へのレイプ計画を進めていた。一方、地元選出の政治家である徹の実父・倉田正司が権力の中枢へ向かうと共に、対抗勢力の陰謀がうごめき始める。
この世を動かす絶対的な力はどこにあるのか?人間の悪に対して、神は何をなすのか?現代日本のテーマを根源から問う傑作長篇小説。

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