多和田葉子

新刊・近刊情報

多和田葉子の新刊・近刊情報

多和田葉子『献灯使』

多和田葉子『献灯使』

2014年10月31日 講談社 1728円 ISBN:9784062191920

大災厄に見舞われた後、外来語も自動車もインターネットも無くなった鎖国状態の日本で、死を奪われた世代の老人義郎には、体が弱く美しい曾孫、無名をめぐる心配事が尽きない。やがて少年となった無名は「献灯使」として海外へ旅立つ運命に......。
圧倒的な言葉の力で夢幻能のように描かれる''超現実"の日本。
人間中心主義や進化の意味を問う、未曾有の傑作近未来小説。

川上弘美/多和田葉子/本谷有希子ほか『変愛小説集 日本作家編』

川上弘美/多和田葉子/本谷有希子ほか『変愛小説集 日本作家編』

2014年09月05日 講談社 1944円 ISBN:9784062190657

今最も注目される翻訳家、岸本佐知子氏が「変な愛」を描いた小説ばかりを集め訳した英米文学アンソロジー『変愛小説集』『変愛小説集2』は新聞各紙、多数の雑誌で大絶賛され、翻訳アンソロジーとしては異例の人気シリーズとなりました。
そしてついに、その『変愛小説集』待望の日本版が登場いたします。
「変愛は純愛。そういう目であらためて見まわしてみると、海外の作品のみならず、日本の作品にも、すばらしい変愛小説がたくさんあることに気がつき」、「ここ日本こそが世界のヘンアイの首都であると思え」たという岸本氏が選んだ、現代の12人の恋愛小説の名手による、変てこだったりグロテスクだったり極端だったりする、究極に純度の高い愛のアンソロジー。

多和田葉子『かかとを失くして 三人関係 文字移植』

多和田葉子『かかとを失くして 三人関係 文字移植』

2014年04月11日 講談社文芸文庫 1620円 ISBN:9784062902274

群像新人賞受賞作を含む初期中編三作。独特な作風と言語・文化への鋭く繊細な洞察から生まれる多和田ワールドの魅力が横溢する作品集

多和田葉子『言葉と歩く日記』

多和田葉子『言葉と歩く日記』

2013年12月21日 岩波新書 798円 ISBN:9784004314653

熊の前足と人の手、ドイツ語では単語が違う。では人の言葉で語る熊は、自分の手を何と表すだろう──。日独二カ国語で書くエクソフォニー作家が、「自分の観察日記」をつけた。各地を旅する日常はまさに言葉と歩く日々。言葉と出逢い遊び、言葉を考え生みだす、そこにふと見える世界とは? 作家の思考を「体感」させる必読の一冊。

多和田葉子『雪の練習生』

多和田葉子『雪の練習生』

2013年11月28日 新潮文庫 546円 ISBN:9784101255811

多和田葉子『雪の練習生』発売情報。

多和田葉子『尼僧とキューピッドの弓』

多和田葉子『尼僧とキューピッドの弓』

2013年07月12日 講談社文庫 610円 ISBN:9784062776011

官能の矢に射られたわたしは修道女――。俗世から隔離された修道院で、かしいましい尼僧たちが噂をするのは......。紫式部賞受賞作。

多和田葉子『飛魂』

多和田葉子『飛魂』

2012年11月10日 講談社文芸文庫 1470円 ISBN:9784062901734

虎使いとなるため、師とともに人里離れた森の中の寄宿舎で修行を続ける女性達の深遠なる精神の触合いを描いた作品。他短篇4作収録。

多和田葉子『エクソフォニー 母語の外へ出る旅』

多和田葉子『エクソフォニー 母語の外へ出る旅』

2012年10月17日 岩波現代文庫 903円 ISBN:9784006022112

エクソフォニーとは、ドイツ語で母語の外に出た状態一般を指す。自分を包んでいる母語の響きからちょっと外に出てみると、どんな文学世界が展けるのか。ドイツ語と日本語で創作活動を行う著者にとって、言語の越境は文学の本質的主題。その岩盤を穿つ、鋭敏で情趣に富むエッセーはことばの世界の深遠さを照らしだす。

多和田葉子『雲をつかむ話』

多和田葉子『雲をつかむ話』

2012年04月21日 講談社 1680円 ISBN:9784062176309

人は一生のうち何度くらい犯人と出遭うのだろう――。
わたしの二ヵ国語詩集を買いたいと、若い男がエルベ川のほとりに建つ家をたずねてきた。彼女へのプレゼントにしたいので、日本的な模様の紙に包んで、リボンをかけてほしいという。わたしが包装紙を捜しているうちに、男は消えてしまった。
それから一年が過ぎ、わたしは一通の手紙を受け取る。
それがこの物語の始まりだった。

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