村上春樹の新刊・近刊情報

村上春樹『1Q84 BOOK3 後編』
2012年05月29日 新潮文庫 662円 ISBN:9784101001647
その誰かは、そこにあるものが本当にあることを確認するために、彼の幅広い手をいっそう強く握りしめた。長く滑らかな指、そして強い芯を持っている。青豆、と天吾は思った。しかし声には出さなかった。彼はその手を記憶していた。――青豆と天吾、二人は「物語」の深い森を抜けてめぐり逢い、その手を結び合わせることができるのか。ひとつきりの月が浮かぶ夜空に向かって......。

村上春樹『1Q84 BOOK3 前編』
2012年05月29日 新潮文庫 662円 ISBN:9784101001630
青豆は「さきがけ」のリーダーが最後に口にした言葉を覚えている。「君は重い試練をくぐり抜けなくてはならない。それをくぐり抜けたとき、ものごとのあるべき姿を目にするはずだ」。彼は何かを知っていた。とても大事なことを。――暗闇の中でうごめく追跡者牛河、天吾が迷いこんだ海辺の「猫の町」、青豆が宿した小さき生命......1Q84年、混沌の世界を貫く謎は、はたして解かれるのか。

村上春樹『1Q84 BOOK2 後編』
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2012年04月27日 新潮文庫 578円 ISBN:9784101001623
青豆に言わなくてはならないことがいくつもあった。しかし今ここで天吾にできるのは、ただ名前を口にすることだけだ。青豆、と彼は呼びかけた。それから思い切って手を伸ばし、空気さなぎの中に横たわっている少女の手に触れた。......天吾と青豆、二つの月が浮かぶ1Q84年の世界で、二人はもう一度めぐり逢えるのか。深い森の中へ分け入るように、物語は続いて行く――。

村上春樹『1Q84 BOOK2 前編』
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2012年04月27日 新潮文庫 620円 ISBN:9784101001616
心から一歩も外に出ないものごとなんて、この世界には存在しない――君たち二人の運命が、ただの成り行きによってここで邂逅したわけではない。君たちは入るべくしてこの世界に足を踏み入れたのだ。この1Q84年に。......雷鳴とどろく夜、青豆はさきがけのリーダーから秘密を明かされる。天吾と父親の宿命的な再会、そして猫の町。二人が迷いこんだ世界の謎はまだ消えない。

村上春樹『1Q84 BOOK1 後編』
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2012年03月28日 新潮文庫 620円 ISBN:9784101001609
ふかえりはきっと特別な存在なんだ、と天吾はあらためて思った。ほかの少女たちと比べることなんてできない。彼女は間違いなくおれにとって、何らかの意味を持っている。それなのにどうしてもそのメッセージを読み解くことができない。......『空気さなぎ』、宗教集団さきがけ、リトル・ピープル、そして夜空に浮かぶ月。謎に満ちた天吾と青豆の「1Q84年」はどこに向かうのか。

村上春樹『1Q84 BOOK1 前編』
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2012年03月28日 新潮文庫 620円 ISBN:9784101001593
1Q84年――私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。......ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれ、主人公青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。

小澤征爾/村上春樹『小澤征爾さんと、音楽について話をする』
2011年11月30日 新潮社 1680円 ISBN-10:4103534281
指揮者はタクトを振るように語り、小説家は心の響きを聴くように書きとめる――。
「俺これまで、こういう話をきちんとしたことなかったねえ」。ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第三番、復活のカーネギー・ホール、六〇年代の軌跡、そして次代の演奏家達へ。「良き音楽」を求め耳を澄ませる小説家に、マエストロは率直に自らの言葉を語った――。東京・ハワイ・スイスで、村上春樹が問い、書き起こした、一年に及ぶロング・インタビュー。

村上春樹『おおきなかぶ、むずかしいアボガド 村上ラヂオ2』
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2011年07月07日 マガジンハウス 1470円 ISBN-10:4838722508
1、人の悪口を具体的に書かない 2、言い訳や自慢をなるべく書かない 3、時事的な話題は避ける。これが村上春樹さんがエッセイを書く時に自ら課したルールだそうです。そんな法則に則って書かれた、どうでもいいようだけど、やっぱりどうにも読み過ごすことが出来ない、心に沁みる興味津々のエピソード。究極のジョギング・コース、オキーフのパイナップル、ギリシアの幽霊、あざらしのくちづけ、、、、うーん、なるほど。いやあ、ほんとに。マッサージのように、心のこりをときほぐしてくれるハートウォーミングな語り口。それに彩りを添えてくれるのは、大橋さんの美しい銅版画。10年ぶりに帰ってきた、アンアン連載の伝説のエッセイ『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2』。村上さん曰く「"日本でいちばんおいしいウーロン茶"を目指して書いた」エッセイ。肩の力を抜いて、気楽にご賞味ください。

村上春樹『パン屋再襲撃 新装版』
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2011年03月10日 文春文庫 520円 ISBN-10:4167502119
深海のイメージによせて描かれる6つの佳品
妻は断言した、「もう一度パン屋を襲うのよ」彼にかけられた呪いを解くための企みはいかに!? 村上ワールド全開の初期の傑作短篇集

村上春樹『村上春樹 雑文集』
2011年01月31日 新潮社 1470円 ISBN-10:4103534273
1979~2010 未収録の作品、未発表の文章から著者自身がセレクトした69篇。
デビュー作「風の歌を聴け」受賞の言葉。エルサレム賞スピーチ「壁と卵」。『海辺のカフカ』中国語版に書いた序文。ジャズ、友人、小説について。そして二つの未発表超短編小説。「1995年」の考察、結婚式のお祝いメッセージ。







