トップ > 新刊・近刊情報 > 2005年08月 > 平野啓一郎『葬送 第2部(下)』
2005年08月30日 新潮文庫 660円
病躯を引きずるように英国から戻ったショパンは、折からのコレラの大流行を避けてパリ郊外へ移った。起きあがることもままならぬショパンを訪なう様々な見舞客。長期にわたる病臥、激しい衰弱、喀血。死期を悟ったショパンは、集まった人々に限りなく美しく優しい言葉を遺す。「小説」という形式が完成したとされる十九世紀。その小説手法に正面から挑んだ稀代の雄編。堂々の完結。
この記事は2006年09月10日に更新されました。
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