2005年09月の新刊・近刊情報

川上弘美『龍宮』表紙

川上弘美『龍宮』

2005年09月02日 文春文庫 460円

霊力を持つ小柄な曾祖母、人間界に馴染めなかった蛸、男の家から海へと帰る海馬。日常と非日常を行き来する玉手箱のような作品集

>>文藝春秋

高橋源一郎『君が代は千代に八千代に』表紙

高橋源一郎『君が代は千代に八千代に』

2005年09月02日 文春文庫 550円

恋人はヨウコ、ラテックス製……。新しい小説の扉を開く問題作13篇。過激でファンキー、時に切ない21世紀的愛とセックスの物語

>>文藝春秋

枡野浩一『ドラえもん短歌』表紙

枡野浩一『ドラえもん短歌』

2005年09月03日 小学館 1365円

いま、若者たちの間でメールやblog上で「短歌」を作ることが静かなブーム。そんななか、カリスマ歌人・枡野浩一が呼びかけたお題、“ドラえもん”に、全国から続々と傑作が寄せられました。日常のなにげない思いや、恋のひとこまを、私たちに最も共有されている言葉に託して歌った「ドラえもん短歌」。日本人ならだれもが笑えてうなずける、まったく新しい短歌ジャンルの誕生です!

>>s-book.com

清水義範『やっとかめ探偵団と鬼も栖』表紙

清水義範『やっとかめ探偵団と鬼も栖』

2005年09月08日 光文社文庫 560円

夜な夜な子供の泣き声が聞こえたアパートの一室から、親子3人の姿が消えた。名古屋のミス・マープルこと波川まつ尾(74歳)の駄菓子屋に集う婆ちゃんたちは、夜逃げだ、幼児虐待だと大騒ぎ。そんな時、山深い林道から母親の死体が発見された。「どえりゃーことだがね」まつ尾の指示で、ご近所情報収集に向かう婆ちゃんたち。やがて意外な真相が……。

>>光文社

松尾たいこ/江國香織『ふりむく』表紙

松尾たいこ/江國香織『ふりむく』

2005年09月15日 マガジンハウス 1365円

今、人気のイラストレーター松尾たいこと江國香織が「ふりむく」というテーマで、コラボレーション。人生の一瞬を切り取った掌編小説のような江國の文章を読みながら絵をじっくりと観る。ここには絵と文章の幸福な出会いがあります。

>>マガジンハウス

山田詠美/ピーコ『ファッション ファッショ マインド編』表紙

山田詠美/ピーコ『ファッション ファッショ マインド編』

2005年09月15日 講談社 1470円

超人気対談第2弾。「一生モノアイテムとは受け継ぐべきもの」二人の”愛ある毒”はファッションにとどまらずライフスタイルまで及んで。

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村上春樹『東京奇譚集』表紙

村上春樹『東京奇譚集』

2005年09月16日 新潮社 1470円

奇譚(きたん)とは、不思議な、あやしい、ありそうにない話。しかしどこか、あなたの近くで起こっているかもしれない物語――。話題の四作品に、書き下ろし「品川猿」を加えた待望の作品集。

>>新潮社

村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』表紙

村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

2005年09月16日 新潮社 2520円

静寂な幻想世界と波乱万丈の冒険劇、二つの物語が織り成すパラレル・ワールド。発表から20年を経てなお評価の高い、30代の村上春樹が渾身を傾けた長編小説の代表作、改装版刊行! 装画・落田洋子。

>>新潮社

馳星周『楽園の眠り』表紙

馳星周『楽園の眠り』

2005年09月20日 徳間書店 1680円

救いのない現実。しかし走らなければ、先は見えない。焦燥と、絶望が行動するエネルギーに火を点す。新境地を開く馳ノワール!

>>e-hon

花村萬月『浄夜』表紙

花村萬月『浄夜』

2005年09月20日 双葉社 1890円

小説講座に通う作家志望の宮島弥生。講師の芥川賞作家と担当編集者は彼女の作品から立ちのぼる負のエネルギーの強さに圧倒される。

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椎名誠『にっぽん・海風魚旅 5』表紙

椎名誠『にっぽん・海風魚旅 5』

2005年09月21日 講談社 1890円

日本でいちばん旅する作家が、これまでの旅の集大成として沖縄、ベトナムを中心に海で魚を食らい、ビールをグフグフ飲む旅を総まとめ。

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穂村弘/安西水丸『いじわるな天使』表紙

穂村弘/安西水丸『いじわるな天使』

2005年09月22日 アスペクト 1365円

穂村弘氏が、無名時代に出版した幻のファンタジー小説集『いじわるな天使から聞いた不思議な話』の新装復刻版です。本書は、15篇の短編ファンタジー小説から構成されています。リリカルでありながら、現実の苦さを隠し味にした軽妙なファンタジーは、乱暴に言うなら、甘口の「レイ・ブラッドベリー+村上春樹」というテーストに仕上がっています。

>>セブンアンドワイ

川上弘美『卵一個ぶんのお祝い。 東京日記』表紙

川上弘美『卵一個ぶんのお祝い。 東京日記』

2005年09月23日 平凡社 1260円

「四月某日 六年ぶりくらいに、お医者さんに行く。はりきって、よそゆきのブラジャーをしていく。」……不思議におかしく、あわあわとした、カワカミ・ワールドの日常生活記。

>>平凡社

喜多嶋隆『もう、若くはないけど』表紙

喜多嶋隆『もう、若くはないけど』

2005年09月26日 角川書店 1470円

別れは誰にでもやってくる、それでも、僕らはまた恋をする。

島村桂悟、39歳。バツイチ。かつてはミュージシャンとして人気を集めていたが、今は、音楽スタジオを経営している。そんな男が、ある日、ミュージシャンの夢を諦めて生きてきた33歳のバツイチ、裕美と出会い・・・。

>>ウェブカドカワ

椎名誠『ひとりガサゴソ飲む夜は……』表紙

椎名誠『ひとりガサゴソ飲む夜は……』

2005年09月26日 角川書店 1260円

椎名誠が経験した、世界中の旨い酒とオツマミを一挙紹介!

何があっても毎日酒を欠かさぬ著者が、日本・世界で会った様々な酒とツマミについて語ります! 羨ましくなるほど美味しそうなものから、遠慮したいゲテモノ系オツマミまで。酒飲みの可愛らしさと悲哀のエッセイ。

>>ウェブカドカワ

岡本敏子/よしもとばなな『恋愛について、話しました』表紙

岡本敏子/よしもとばなな『恋愛について、話しました』

2005年09月26日 イースト・プレス 1470円

故・岡本敏子と、岡本敏子を敬愛してやまない、よしもとばななが、岡本敏子の死の直前、恋愛をテーマにした対談集。

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島田雅彦『妄想人生』表紙

島田雅彦『妄想人生』

2005年09月27日 毎日新聞社 1575円

ちっぽけな人生を豊かに生きるために、人間は妄想する力を授かった。レッツ・イマジネーション。島田雅彦の気宇壮大な最新エッセー!

>>毎日新聞社

大江健三郎『さようなら、私の本よ!』表紙

大江健三郎『さようなら、私の本よ!』

2005年09月27日 講談社 2100円

巨大暴力に対抗する、個人単位の暴力装置を作る繁と、世界中から「徴候」を収集・記録する古義人。ふたりの絶望から始まる希望を描く長篇小説。

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辻仁成『アカシア』表紙

辻仁成『アカシア』

2005年09月28日 文藝春秋 1365円

別れ話を秘めた女と、プロポーズしようという男、2人の夜は……。愛の危うさ、はかなさ、それゆえの美しさを描き尽した傑作短篇集

>>文藝春秋

柳美里『石に泳ぐ魚』表紙

柳美里『石に泳ぐ魚』

2005年09月28日 新潮文庫 420円

競馬に狂った父親。次々と男をとりかえる母親。危うい家族の風景の中に、劇作家、秀香の孤独は屹立していた。韓国での会見では仲介者の裏切りに遭い、日本の演出家は彼女の作品を踏みにじる。「柿の木の男」の温もりと、美大受験生、里花の奔放さだけが、そばにあった。真っ直ぐな孤独は、いつも何かに挑みかかり、深く傷つき、彷徨い漂う。生きることの凄絶さを捉えた傑作処女長篇。

>>新潮社

北村薫『北村薫のミステリー館』表紙

北村薫『北村薫のミステリー館』

2005年09月28日 新潮文庫 740円

言葉の作り出す濃密な異空間。謎解きの快感、人生の哀歓――「ここではないどこか」へと誘うアンソロジイ。本格物ミステリ、深遠なテーマをはらむ絵本、翻訳家の名エッセイ、遠い異国の作家の短編、書物にまつわる数奇な話、翻訳機が生んだ日本語変換のシュールな味わい……ミステリ界きっての読書の達人が選んだ「とっておきの名品」18編。胸躍る読書体験を用意してお待ちしています!

>>新潮社

沢木耕太郎『凍』表紙

沢木耕太郎『凍』

2005年09月30日 新潮社 1680円

世界最強のクライマー・山野井夫妻を襲った「一瞬の魔」。しばしの逡巡の後、宙吊りになった妻の頭上で迫られた究極の決断とは。『檀』以来十年ぶりとなる、待望久しい最新ノンフィクション長編。

>>新潮社

宮本輝『にぎやかな天地 上』表紙

宮本輝『にぎやかな天地 上』

2005年09月30日 中央公論新社 1680円

謎めいた老人から「日本の優れた発酵食品を後世に伝える本」の制作を依頼された青年編集者・船木聖司は日本各地を取材し、糠漬、熟鮓、鰹節、醤油など微生物の偉大な営みに魅せられていく。

>>中央公論新社

宮本輝『にぎやかな天地 下』表紙

宮本輝『にぎやかな天地 下』

2005年09月30日 中央公論新社 1680円

発酵食品の取材を進める一方で、聖司は32年前に自分の父親を殺した男の消息や、7年前に祖母が遺した「ヒコイチ」という言葉の謎を知り、愛してはいけない二人の女性と出会うのだった。

>>中央公論新社