2005年10月の新刊・近刊情報

綿矢りさ『インストール』表紙

綿矢りさ『インストール』

2005年10月06日 河出文庫 399円

女子高生と小学生が風俗チャットで一儲け。押入れのコンピューターから覗いたオトナの世界とは?! 史上最年少芥川賞受賞作家のデビュー作/第38回文藝賞受賞作。書き下ろし短篇併録。

>>河出書房新社

角田光代『東京ゲストハウス』表紙

角田光代『東京ゲストハウス』

2005年10月06日 河出文庫 473円

半年のアジア放浪から帰った僕は、あてもなく、旅で知り合った女性の一軒家を間借りする。そこはまるで旅の続きのゲスト・ハウスのような場所だった。旅の終りを探す、直木賞作家の青春小説。

>>河出書房新社

鷺沢萠『私の話』表紙

鷺沢萠『私の話』

2005年10月06日 河出文庫 504円

家庭の経済崩壊、父の死、結婚の破綻、母の病……何があってもダイジョーブ。波乱の半生をユーモラスに語り涙を誘う、著者初の私小説。急逝した著者が記念作品と呼んだ最高傑作。

>>河出書房新社

東海林さだお『ヘンな事ばかり考える男 ヘンな事は考えない女』表紙

東海林さだお『ヘンな事ばかり考える男 ヘンな事は考えない女』

2005年10月07日 文春文庫 500円

念願の食い倒れを浅草で決行。麻布十番温泉では大広間で踊りを鑑賞……アイボ飼育日記や高橋春男氏との対談も読める抱腹絶倒の一冊。

>>文藝春秋

筒井康隆『大いなる助走 <新装版>』表紙

筒井康隆『大いなる助走 <新装版>』

2005年10月07日 文春文庫 650円

同人誌作家が文学賞をめざして抱く大いなる野望と陰謀。文壇とそこに巣食う俗物たちを徹底的にパロディ化、嘲笑した猛毒抱腹の著。

>>文藝春秋

湯本香樹実『西日の町』表紙

湯本香樹実『西日の町』

2005年10月07日 文春文庫 450円

少年の日、西の町で暮らす母と僕のアパートに「てこじい」がふらりと現れた。祖父の生涯と死、母の迷いと哀しみを瑞々しく描く。

>>文藝春秋

清水義範『幸福の軛』表紙

清水義範『幸福の軛』

2005年10月11日 幻冬舎文庫 760円

>>参照元:本やタウン

丸山健二『生きるなんて』表紙

丸山健二『生きるなんて』

2005年10月13日 朝日新聞社 1365円

23歳で芥川賞を受賞して以来、文壇との馴れ合いを断ち、誰にも頼らず徒党も組まず、ひとり安曇野で文学と格闘してきた著者が、還暦を越えて、「自立して生きる」とはどういうことを意味するのかを、人生のとば口に立っている若者に説く。学校、親、仕事、才能、時間、など生きていく上で身近にぶつかる11のテーマについて、巷にはびこる建前論を極端なまでに拒絶し本音で語る「丸山流辛口人生論ノート」。

>>セブンアンドワイ

宮本輝『新装版 命の器』表紙

宮本輝『新装版 命の器』

2005年10月14日 講談社文庫 460円

>>参照元:講談社BOOK倶楽部

平野啓一郎/小川隆夫『TALKIN' ジャズ×文学』表紙

平野啓一郎/小川隆夫『TALKIN' ジャズ×文学』

2005年10月14日 平凡社 1680円

ジャズ好きな二人が、マイルス・デイヴィス、ビル・エヴァンスを中心に、ショパン、プログレッシヴ・ロック等を縦横に語り、音楽と文学の枠を超えて創造の深奥へと至る。

>>平凡社

川上弘美『此処彼処』表紙

川上弘美『此処彼処』

2005年10月19日 日本経済新聞社 1365円

最も注目を集める女性作家が「場所」について綴ったエッセイ集。浅草、居酒屋、夜明けの微睡み…思い出の場所から喚起される浮遊感ある言葉と文体でおかしくて、やがて、はかなきカワカミワールドに読者を誘う。

>>e-hon

帚木蓬生『エンブリオ 上』表紙

帚木蓬生『エンブリオ 上』

2005年10月20日 集英社文庫 540円

もっとも神へと近づいた医師。

患者に人気の天才産婦人科医・岸川は、その裏で異常な試みを進めていた。男性の妊娠実験、培養した胎児からの臓器移植…彼が目指すものは何なのか。医療の極限を描く問題作。

>>s-book.com

帚木蓬生『エンブリオ 下』表紙

帚木蓬生『エンブリオ 下』

2005年10月20日 集英社文庫 560円

生殖医療の闇を描く渾身作。

不妊治療に実績をあげる岸川の病院の地下2階には「ファーム」と呼ばれる立ち入り禁止の施設があった。生殖医療の無法地帯に君臨する医師の恐るべき企みを通して、生命の尊厳と人間の未来を問う。

>>s-book.com

橋本治『ひろい世界のかたすみで』表紙

橋本治『ひろい世界のかたすみで』

2005年10月20日 マガジンハウス 2730円

橋本治さんが、過去7年間にさまざまな媒体に書いた膨大なエッセイと評論をまとめた1冊。長い文章から2枚ほどのショートエッセイまで、橋本治さんの芸が楽しめるとともに、幅広いジャンルを一望できるとっておきの1冊です。

>>マガジンハウス

清水義範『わが子に教える作文教室』表紙

清水義範『わが子に教える作文教室』

2005年10月20日 講談社現代新書 756円

「作文親父」(もちろん母親もOK)としての家庭での指導法アノ手コノ手を楽しい例文つきで紹介。基本からユーモアのある文章まで、実は親までうまくなる名講座。

>>栗田BOOK-SITE

重松清『きみの友だち』表紙

重松清『きみの友だち』

2005年10月21日 新潮社 1680円

嬉しいこと、つらいこと、切ないことがいっぱいあったから、「友だち」の意味、やっとわかった――衝突や痛みや喪失を乗りこえ、少女たち、少年たちはやがて……。心を揺さぶる感涙の長編小説!

>>新潮社

鴻上尚史『表現力のレッスン』表紙

鴻上尚史『表現力のレッスン』

2005年10月21日 講談社 1470円

ファッションや化粧に気を配るように、自分の体や表現の方法にも気を配ろう。脳の体のコリをほぐし、あなたの魅力をアップさせる著者独自のレッスン法を伝授。

>>栗田BOOK-SITE

穂村弘/東直子/沢田康彦『短歌はじめました。 百万人の短歌入門』表紙

穂村弘/東直子/沢田康彦『短歌はじめました。 百万人の短歌入門』

2005年10月25日 角川文庫 660円

世にも楽しい短歌入門、ついに文庫化!

主宰・沢田の元に集まった主婦、漫画家、女優、プロレスラー達の自由奔放な短歌に、エッセイでも人気の歌人・穂村弘と、短歌の神が宿る東直子が、愛ある評価とコメントをつけた。楽しいコトバの世界へ出かけよう!

>>ウェブカドカワ

町田康『東京飄然』表紙

町田康『東京飄然』

2005年10月25日 中央公論新社 1890円

風に誘われ花に誘われ、一壺ならぬカメラを携え、ぶらりと歩き出した作家の目にうつる幻想的な東京の情景。婦人公論好評連載のエッセイ、待望の単行本化。著者による写真多数収載。

>>中央公論新社

田口ランディ『馬鹿な男ほど愛おしい』表紙

田口ランディ『馬鹿な男ほど愛おしい』

2005年10月28日 新潮文庫 500円

恋はいいもの、楽しいもの。だから十代の恋愛はすごく大切。どんな恋愛をしたかで、そのあとの恋愛体験に大きな影響を与えるから。一生懸命に誰かを好きになった、そのせつない気持ちを大切にできたならそれでいい。振り返れば面白かった――恋愛&友情&自分の未来……想いは乱れながら、いつも夢中だったあの頃。迷いながらも突き進んだ怒濤の青春の日々を綴る恋愛体験エッセイ。

>>新潮社

椎名誠『新宿熱風どかどか団』表紙

椎名誠『新宿熱風どかどか団』

2005年10月28日 新潮文庫 580円

「本の雑誌」は創刊4年目を迎えた。発行部数2万部、社員1人。椎名誠は35歳、ついに脱サラし、物書きとして独立した。体当たりルポの連載、憧れのホテルカンヅメ初体験、初のサイン会と刺激的な毎日が続く。目黒考二は社長に、木村晋介も事務所を持ち、沢野ひとしは……またも逃亡。おなじみ「本の雑誌」メンバーたちの、夢に燃えたおかしなおかしな熱血どかどか人生が始まった。

>>新潮社

橋本治『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』表紙

橋本治『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』

2005年10月28日 新潮文庫 660円

“同性愛”を書いた作家ではなく、“同性愛”を書かなかった作家。恋ではなく、「恋の不可能」にしか欲望を機能させることが出来ない人――。諸作品の驚嘆すべき精緻な読み込みから浮かび上がる、天才作家への新しい視点。「私の中で、三島由紀夫はとうの昔に終わっている」と語って憚らない著者が、「それなのになぜ、私は三島が気になるのか?」と自問を重ね綴る。小林秀雄賞受賞作。

>>新潮社

宮嶋茂樹『不肖・宮嶋 ちょっと戦争ボケ(上)』表紙

宮嶋茂樹『不肖・宮嶋 ちょっと戦争ボケ(上)』

2005年10月28日 新潮文庫 620円

キャパに憧れた少年・宮嶋は、青雲の志とともに18歳で故郷を後にした。戦場初体験はルーマニア。チャウシェスク秘密警察部隊と国防軍の銃撃戦に遭遇し、無惨な射殺死体を至近距離で目撃した。ひたすら怖ろしかった……。それから10年、ボスニア、ルワンダ、ゴラン高原、コソボなどなど──銃声と硝煙を追い求め、血と涙と汗にまみれて、シブい写真を撮り続けた不肖・宮嶋の集大成。

>>新潮社

宮嶋茂樹『不肖・宮嶋 ちょっと戦争ボケ(下)』表紙

宮嶋茂樹『不肖・宮嶋 ちょっと戦争ボケ(下)』

2005年10月28日 新潮文庫 660円

格安航空券ゆえの生命(いのち)をかけた理不尽な強行軍、IDカードは紛失するし、レンタカーのガソリンタンクは危険地帯のただ中で壊れる。ゴラン高原に派遣された自衛隊員をカメラに収めようと、野宿したテントのトイレは地雷の上! 「週刊文春」グラビアを飾ったスクープ写真とその撮影裏話満載。実際に掲載されたのはごく一部です。無念の没原稿が今蘇る! 『不肖・宮嶋 国境なき取材団』を改題。

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