2005年11月06日 河出文庫 504円
蜜の雨が降っている、雨は蜜の涙を流してる――ある作家が死んだことを新聞で知った真楠は恋人にあてて手紙を書く。鮮烈な色・熱・香が奏でる恍惚と陶酔の世界。第34回文藝賞受賞作。
2005年11月08日 早川書房ダニエル・キイス文庫 756円
訳:小尾芙佐。名作『アルジャーノンに花束を』が生れるまでの喜びと苦しみをキイスが語る感動の自伝。
2005年11月09日 本の雑誌社 1890円
パリ、京都、バルセロナ、洗濯機、バスタオル、江ノ電の幽霊。勝手気まま、思うまま、どこへでも行くが、どこにも行かない。沢野ひとしの最新エッセイ。
2005年11月10日 光文社文庫 500円
巷のファッションやトレンドを独特の視点で掬いあげてきた著者が、身近に観察するいまどきのおじさまの生態とは? 病気じまん、少年がえり、サッカー通きどり……などなど。そんな症状に思いあたるあなたは、もう立派な“おじさま”。「BRIO」誌上で大好評を博した連載エッセイをオリジナル文庫化。おじさまもおじさま予備軍もおじさまを知りたい女性もみんな必読!
2005年11月10日 光文社文庫 520円
「アメリカ産のドッグフードに、BSEの牛が使われている」。マフィアが流した悪質なデマに、CFディレクター・流葉爽太郎が立ち向かう。広大なアラスカの原野。そこで独り活動を続ける、日本人の女性獣医がCFの主役だ。いくつもの危機を共に乗り越えるうち、二人の心はしだいに近づいていく……。
アラスカの大地を舞台に、夢と誇りをかけた闘いが始まる!
2005年11月12日 文藝春秋 1400円
ショージ君は健康フリークだった!? 風船ダイエットから、悶絶禁煙日記、風邪の治し方まで、独自の養生法がベスト版で初登場!
2005年11月14日 小学館 1785円
これは旅の作家、シーナマコトの“平成版・地球どこでも不思議旅”である。 南米大陸の南端パタゴニアにあって馬を駆り氷河の大地に屹立するパイネ山塊を目指し一転、“動物も水も空気も咆哮する”大アマゾンの奥の奥へボロ船で遡り、さらには世界の屋根チベットの聖山・カイラスを仰ぎ見る祈りの奔流に圧倒される、最果て紀行。“シーナ的股旅エッセイ”の原点『地球どこでも不思議旅』(小学館・刊)から20数年を経て、今日もまた旅の空の著者が辿り着いた最果ての地にはいつも真昼の星が輝いていた。自らファインダーを覗き、地球の果てに息づく生命の営みを映し撮り、かつ書き綴った最新シーナ旅の記録である。
2005年11月15日 講談社文庫 860円
作家・長江古義人(ちょうこうこぎと)は、息子のアカリとともに四国の森に帰った。長江の文学を研究するアメリカ人女性ローズが同行する。老いた古義人の滑稽かつ悲惨な冒険は、ローズが愛読する『ドン・キホーテ』の物語に重なる。死んだ母親と去った友人の「真実」に辿りつくまで。『取り替え子(チェンジリング)』から続く、長編3部作の第2作。
2005年11月15日 白水社 1680円
ある妄想をきっかけに、高校の同級生が再会! フリーライターの立原雅人、精神科医の紅谷礼子、ターミネーターおかまの後藤参三。──3人の登場人物、シンプルな装置、軽妙だけれども切実な台詞でつむぐ、「孤独の愛の行方」をめぐる物語。日本人の「悩める心」を救済する、傑作戯曲の決定版。
2005年11月17日 集英社新書 735円
「勝ち組・負け組」の原理とは何だったのか。
『「わからない」という方法』『上司は思いつきでものを言う』に続く橋本治流ビジネス書の待望の第3弾。現代の乱世における「勝ち組・負け組」の原理が、奇才によってあざやかに解読されていく。
2005年11月18日 集英社文庫 630円
角田光代と佐内正史が切りとる東京の記憶。
「ねえ地球最後の日にさ、あたしこの町にいるわ、そんでショップというショップからほしいものを全部強奪して死ぬわ」(「世界の終わり」)。写真とショートストーリーで描き出すふたりの、「東京」。
2005年11月25日 新潮社 1260円
不倫相手の協議離婚が成立した。新しい生活が始まろうとする矢先、吸い込まれるほど美しい庭と母親が現れて、二人の愛を阻む。嫉妬に揺さぶられ、迫られる決断。長篇最大のクライマックスへ。
2005年11月25日 集英社 1575円
文学、映画、TVの名作を究極パスティーシュ。
“パロディの達人”が文学、世界ヒットの映画、昼メロ原作まで古今東西の名作を縦横無尽にコラボレーション! 鮮やかな仕掛けと切れ味鋭いユーモアと毒、脳みそも唸る、究極のパスティーシュ小説集。
2005年11月26日 文藝春秋 1400円
シューベルトからスタン・ゲッツ、ブルース・スプリングスティーン、スガシカオまで、音楽と作家のファンキーだけど奥の深い10篇。
2005年11月29日 新潮文庫 460円
[ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。
2005年11月29日 新潮文庫 380円
チビラも二歳になった。子育てはなんとか無事に離陸し、安定軌道に乗せることができた気がする。そして猛然と、「小説を書こう」という気持ちが湧いてくる。価値観をはっきりさせる人生こそが大切だと強く思う。バカでがむしゃらで楽しいことを必死で追求する自分の姿を、そのまま息子に見せたいとも思う。子が育つと同時に私もまた、日々新たな気持ちで生まれ変わっていく――。
2005年11月29日 双葉社 1680円
直木賞作家・伊集院静氏と今年、手塚治虫文化賞を受賞した人気マンガ家・西原理恵子氏の“史上最恐”コンビが送る破天荒エッセイ第4弾。ギャンブル、スポーツ、そして旅の日々を痛快に綴るエッセイに西原氏の絶妙なイラストが光る。
2005年11月29日 双葉社 1470円
一生の間に女性が、親・友人・恋人・子供などからもらう様々なプレゼント。直木賞作家・角田光代氏の文章と、人気イラストレーター・松尾たいこ氏の絵が、プレゼントにまつわる印象的なシーンを切り取った至福のコラボレーション本。
2005年11月30日 角川書店 1575円
クリスマスを巡る5つの物語。人気作家が綴る超豪華アンソロジー。
心に安らぎをお届けする、クリスマスを巡る5つのストーリー。今年のクリスマスも、あなたにとって幸せな一日にでありますように。