2006年12月の新刊・近刊情報

渡辺浩弐『iKILL ィキル』表紙

渡辺浩弐『iKILL ィキル』

2006年12月01日 講談社BOX 1365円

「急ぐかい、ゆっくりやるかい」……イキルためには、キルしかない――。

他人の欲望を糧に暮らすネットアイドル……復讐のために死体を切り刻む女子中学生……過去を100円硬貨で清算するビジネスマン……そして静かに稼働を始める処刑システム……。謎の暗殺者・小田切明(オタキリ・アキラ)が仕掛ける終わりのない残虐遊戯。

これぞ、小説家(クリエイター)・渡辺浩弐を代表する運命の1冊!

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谷川俊太郎/太田大八『詩人の墓』表紙

谷川俊太郎/太田大八『詩人の墓』

2006年12月05日 集英社 1575円

哀切な愛のバラード。「何か言って詩じゃないことを!」――詩人の運命を生きるしかなかったひとりの男と彼を恋したひとりの女。詩人・谷川俊太郎と絵本の名手・太田大八による贅沢な大人の恋の物語。

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島田雅彦『溺れる市民』表紙

島田雅彦『溺れる市民』

2006年12月06日 河出文庫 567円

一時の快楽に身を委ね、堅実なはずの人生を踏み外す人々。彼らはただ、自らの欲望に少しだけ素直なだけだったのかもしれない……。夢想の町・眠りが丘を舞台に島田雅彦が描き出す、悦楽と絶望の世界。

>>河出書房新社

東野圭吾『使命と魂のリミット』表紙

東野圭吾『使命と魂のリミット』

2006年12月07日 新潮社 1680円

父の命を奪った病と闘うため医者を目指した夕紀は、念願の研修医となって働いていた。が、その裏には、長年晴れずにいた父の死に対する深い疑念があった。心の限界に挑む、医学サスペンス巨編。

>>新潮社

梅田望夫/平野啓一郎『ウェブ人間論』表紙

梅田望夫/平野啓一郎『ウェブ人間論』

2006年12月15日 新潮新書 714円

日本におけるインターネット元年から十年。いまウェブ2.0という新たな局面を迎え、本当の大変化が始まろうとしている。「ウェブ進化」によって、世の中はどう変わりつつあるのか、そして人間そのものはどう変容していくのか──。ビジネスとテクノロジーの世界に住む梅田望夫と、文学の世界に生きる平野啓一郎が、その変化の本質と未来を徹底的に話し合った、熱く刺激的なウェブ論。

>>新潮社

柴田元幸『つまみぐい文学食堂』表紙

柴田元幸『つまみぐい文学食堂』

2006年12月19日 角川書店 1470円

美味な本だと思ったら大間違い! 不味い、奇妙な食べ物にこそ文学がある!!

本業は大学教授、〈柴田訳〉として人気のある翻訳家、サントリー学芸賞受賞の柴田氏がチキンポットパイ、鯨ステーキ、揚げリンゴ、ダンプリング等、文学に登場する食べ物をテーマに綴ったエッセイ集。

>>ウェブカドカワ

室井佑月『ぷちすと』表紙

室井佑月『ぷちすと』

2006年12月20日 中公文庫 680円

元彼からの電話、熟年離婚を切り出した夫に妻が返した言葉……おかしくてどこか切ない男と女の微妙な駆け引きを描いたプチ小説八八篇。

>>中央公論新社

橋本治『双調平家物語(14) - 治承の巻II(承前) 源氏の巻』表紙

橋本治『双調平家物語(14) - 治承の巻II(承前) 源氏の巻』

2006年12月20日 中央公論新社 2415円

入道頼政を巻き込んだ「以仁王のご謀叛」は平定されるが、清盛は不安から都を福原に移す。それから三月後、伊豆にある頼朝は、荒聖文覚のもたらした偽院宣によって、平家追討の兵を挙げる。

>>中央公論新社

絲山秋子『エスケイプ/アブセント』表紙

絲山秋子『エスケイプ/アブセント』

2006年12月21日 新潮社 1260円

神さま、人間なんて手にあまるだろ。だったら祈れ。あんたこそ祈り続けろ――闘争と逃走の20年から目覚めた「おれ」。フェイクな日々にこそ宿る人生の真実。気鋭の見事な深化を示す「双子」小説。

>>新潮社

山田詠美『熱血ポンちゃん膝栗毛』表紙

山田詠美『熱血ポンちゃん膝栗毛』

2006年12月21日 新潮社 1365円

きみの前に空瓶はない。きみの後ろに空瓶は出来る。ああ、酔いどれよ。酒よ――NY、パリ、メキシコ、さまざまな国々での郷愁をお供に、のりすぎの人生はまだまだ続く! 大人気エッセイ最新刊。

>>新潮社

k.m.p.『ぐるぐるしてる、オンナたち。』表紙

k.m.p.『ぐるぐるしてる、オンナたち。』

2006年12月22日 角川文庫 700円

仕事も、恋愛も、結婚も、「わたし」らしくなきゃ意味がない!

しんどいけれどやりたいことをやるために頑張ってきた。「わたし」が「わたし」であるために、「わたし」がきめる人生…。女の子を一生懸命生きてる人達へk.m.p.の凝縮した本音が炸裂する気分壮快ちまちまエッセイ。

>>ウェブカドカワ

絲山秋子『海の仙人』表紙

絲山秋子『海の仙人』

2006年12月22日 新潮文庫 380円

宝くじに当った河野は会社を辞めて、碧い海が美しい敦賀に引っ越した。何もしないひっそりした暮らし。そこへ居候を志願する、役立たずの神様・ファンタジーが訪れて、奇妙な同居がはじまる。そして、孤独の殻にこもる男に想いを寄せる二人の女性。かりんはセックスレスの関係を受け容れ、元同僚の妙子は片想いを続けている。芥川賞作家が軽妙な語り口で描く、哀しく美しい孤独の三重奏

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重松清『哀愁的東京』表紙

重松清『哀愁的東京』

2006年12月22日 角川文庫 660円

フリーライターの仕事で進藤が出会った、破滅を目前にした起業家、人気のピークを過ぎたアイドル歌手、生の実感をなくしたエリート社員……。東京を舞台に「今日」の哀しさから始まる「明日」の光を描く連作長編。

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島田雅彦『彗星の住人』表紙

島田雅彦『彗星の住人』

2006年12月22日 新潮文庫 700円

一八九四年長崎、蝶々さんと呼ばれた芸者の悲恋から全てが始まった。息子JBは幻の母を追い、米国、満州、焼跡の日本を彷徨う。三代目蔵人はマッカーサーの愛人に魂を奪われる。そして、四代目カヲルは運命の女・麻川不二子と出会った刹那、禁断の恋に呪われ、歴史の闇に葬られる。恋の遺伝子に導かれ、血族四代の世紀を越えた欲望の行方を描き出す画期的力篇「無限カノン」第一部。

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吉田修一『長崎乱楽坂』表紙

吉田修一『長崎乱楽坂』

2006年12月22日 新潮文庫 420円

風呂上りの火照った肌に鮮やかな刺青を躍らせた猛々しい男たちが、下穿き一つで集い、日々酒盛りに明け暮れる三村の家。人面獣心の荒くれどもの棲む大家族に育った幼い駿は、ある日、若い衆が女たちを連れ込んでは淫蕩にふける古びた離れの家の一隅に、幽霊がいるのに気づくのだった。湾の見える町に根を下ろす、昭和後期の地方侠家の栄光と没落のなかに、繊細な心の成長を追う力作長編。

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鷺沢萠『ビューティフル・ネーム』表紙

鷺沢萠『ビューティフル・ネーム』

2006年12月22日 新潮文庫 420円

「Yes, I am. I am a Japanese.(えーっと、ホントは違うんですけど)」。在日韓国人三世の崔奈蘭は、中学高校の6年間だけ「前川奈緒」だった……。国と名前をめぐって編まれた三つの物語と、パソコンから見つかった未完の遺稿を含む鷺沢萠の絶筆。35歳の若さで世を去るまで、きりりと明るく、人間を深く肯定する物語を届け続けた希有な才能が、いま作品のなかに永遠の生を得て光り輝く。

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よしもとばなな『ついてない日々の面白み―yoshimotobanana.com 9―』表紙

よしもとばなな『ついてない日々の面白み―yoshimotobanana.com 9―』

2006年12月22日 新潮文庫 460円

ひやっとする病気、ものすごく悲しい別れ。本当についてない年だったけど、気づけば、同じように生きていく仲間がいた。人生で一番たくさん毛虫を見た台湾の陽明山をはじめ、沖縄、高知を旅し、三本の書き下ろしを執筆。母、主婦、社長、作家の四本立てに寿命が縮む思いをしながらも、悔いなくすごそうとますます思う。――作家として、ひとりの人間として、考えつづける日々の記録。

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ポール・オースター『ミスター・ヴァーティゴ』表紙

ポール・オースター『ミスター・ヴァーティゴ』

2006年12月22日 新潮文庫 740円

柴田元幸訳。

「私と一緒に来たら、空を飛べるようにしてやるぞ」ペテン師なのか? 超人なのか? そう語る「師匠」に出会ったとき少年はまだ9歳だった。両親なし、教養なし、素行悪し。超然とした師匠の、一風変わった「家族」と暮らす奇妙な修行生活のなかで、少年がやがて手にしたものとは――。アメリカ文学界きっての語りの名手が編む、胸躍る歓喜と痛切なる喪失のタペストリ、心に迫る現代の寓話。

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大江健三郎『「おかしな二人組」三部作』表紙

大江健三郎『「おかしな二人組」三部作』

2006年12月22日 講談社 9240円

映画監督である義兄の死を契機として書かれた三部作『取り替え子』『憂い顔の童子』『さようなら、私の本よ!』を収録した特装版。大江氏自身の自著解説付き。

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