2008年03月25日 角川書店 1470円
地上の冒険を捨て「向こう側」をめざした、二人の男の、二つの物語。
山の中に造られた天文台から、星を臨む男。クレタ島に現れ、廃墟となった修道院を修復する男。生と死、愛と憎悪のはざまで、この世ならぬものを得ようと望んだ彼らは。冷ややかな熱を帯びた、二つの短篇を収録。
2007年12月14日 集英社 1680円
ウィットに富む名言の引用術。
政治家、金、映画、結婚、愛国心、成功、テレビ等々について、チャーチルからウディ・アレンまで古今東西の偉人・有名人はいかに語ったか。名言を引用しつつ、現代に通用するウィットを探る。
2007年11月22日 角川文庫 780円
地球を離れ、植民都市に移住した人類の子孫、ザンジバルに託された使命とは。
今はもう、夜も昼もない。地球時代の「追憶」は禁止され、「おいしさ」の感覚は失われた。深かったはずの人と人との「思い」。ある日、過去からの幽霊が現れるという噂がたち、ザンジバルは都市の起源を尋ね歩くが。
2007年09月06日 講談社 1680円
世界の「いま」を凝視し、未来を展望する!脅かされる子供の命、宗教と国家、デジタル化と個人、強国幻想、増殖する暴力……「色調が変わった」21世紀初めの世界と日本を透視する、刮目の同時代コラム!
2007年04月27日 新潮社 1365円
永遠に消えない一瞬。恩寵のような邂逅。――ヘルシンキ、ミュンヘン、メキシコ、沖縄……。世界のどこに生をうけても、人は、その人自身の人生を引き受けて生きてゆく。やむにやまれぬ「短篇欲求」によって書きつがれた珠玉の八篇。12年ぶり、待望の短篇集です。
2006年07月21日 岩波書店 3990円
地中海の涼しい北風を受け、ヨーロッパ、アフリカ、アジアのはざまに生きたエジプト第二の都市の魅力は、カヴァフィス、フォースター、ダレルというヨーロッパ人作家たちによって描かれた。ロマンチックなアレクサンドリア像は、もはや過去のものなのか? この町に惹かれ続けてきた写真家と作家が、幻想と現実を映し出す。