2008年04月25日 新潮文庫 540円
三浦半島の港町・三崎へと引っ越し早1年。窓から海のみえる二階家で、季節の魚、土地の野菜を毎日だいじに料理して食べ、日のあるうちに原稿を書き、日が沈んだら音楽をかけて、お酒をのんだり、本を読んだり。ときどき別の町へと波に運ばれては、三崎の家へとまた打ち上げられる。夕暮れの港町を、風に吹かれて歩いているような気分になれる、いしいしんじの「ごはん日記」第二弾!
2007年11月28日 新潮文庫 500円
ツノジカ、白テン、ナキウサギ、マヒワ、ツグミ、キレンジャク……高原の小さな村に、絵描きの植田さんは住んでいる。かつて、恋人と聴覚をいっぺんに失った植田さんの心は、いつもしんと静かだ。ある日、凍りついた湖を渡って、母と娘が越してくる。娘メリのすなおさは、植田さんの心を溶かしてゆく。だがそのメリが雪の森で遭難して……。植田真の絵が扉をひらく奇跡のような物語。