辻仁成の100字レビュー >>
2008年02月20日 集英社文庫 500円
一人の男の人生をポエティックに綴る物語。
一人のあかんぼうが生まれ、成長し、働き、結婚して子供を持ち、ときに自分の愚かさに泣き…詩的な文章と著者自筆のユーモラスな挿画で綴った、愛と平和への想いあふれる物語。
2007年10月25日 マガジンハウス 1470円
災害で両親をいっぺんに亡くした13歳の少年が、生きる希望ももてず死ぬ思いで深い森の中に逃走する。そこで出会った正体不明の3人の男たち。謎めく彼らとの暮らしをスタートさせるが・・・。北海道の大自然を舞台に「生きる」という普遍的なテーマから、環境問題や株式市場という現代的なテーマまで取り込んだ実に壮大な物語でありながら、少年のピュアな思いがシンプルに綴られた長篇小説。
2007年07月19日 光文社 1890円
恋愛に不器用な女が漸く掴んだ幸せを自ら壊してしまう。大切な人を失い過去に嫉妬する事の無意味さを実感する。書き下ろし長編小説。
2007年04月14日 文藝春秋 1650円
『ピアニシモ』から17年、あの中学生トオルとヒカルが帰ってきた! 孤独な少年がついに希望と勇気を勝ち得るまでの、感動の長篇小説。
2006年11月28日 新潮文庫 820円
忽然と消えた孤高の作家・高坂譲が、失踪前に遺した小説「オズワルドの追憶」には、連続殺人事件に巻き込まれる新米探偵・夢窓賢治の悪夢が描かれていた。担当編集者の小林は、美貌の代理人・榛名潤子とともに高坂の行方を追うが、小林にしか見えない内なる子供オキーフが現れては、彼の隠れた欲望を笑うのだった。いま、現実と虚構のパラレルワールドが、現代社会の禁じられた暗黒面を開く。
2006年11月28日 新潮文庫 780円
女子高校生を狙う連続猟奇殺人は無惨にも成就し、なすすべのない私立探偵・夢窓賢治を窮地に追い込む……作者不在で進行する小説のプロットと同一の事件が現実に起こったとき、下北沢の町は恐怖と混乱の底に沈んだ。オキーフとオズワルド、ふたつの物語を貫いて巨大な死の欲動が生起し、歴史が秘めた驚愕の事実が立ち現れる。人間の記憶の哀しみを通して、現実社会の悪夢を極めた傑作巨篇!
2006年10月18日 集英社文庫 680円
愛することに臆病になっているあなたに。
三ツ星を目指すパリのレストランで働く日本人女性ハナ。孤独な総料理長のジェローム。道ならぬ恋に落ちる二人だが、やがてハナに悲劇が――。残酷な運命と引き換えの至上の愛。
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