橋本治の100字レビュー >>
2008年03月25日 新潮社 1470円
美術史上きってのモテ画家と美貌の画学生ジャンヌは、パリで運命の出会いを果たす。たちまち恋に落ちた二人を待ち受けていた運命とは……。波乱の生涯を追いつつ、新資料・新知見をまじえて作品の真価を問い直すモディリアーニ解体新書。日本で見られる作品ガイド付。
2008年02月20日 集英社文庫 600円
第18回柴田錬三郎賞受賞の珠玉の短編集。
子供を虐待する若夫婦、定年退職した夫を若者たちに殺された妻、夫の両親と同居したことから人生の歯車が狂っていく上流家庭の主婦など、現代の女たちを取り巻く人間関係を鋭く描く短編集。
2007年12月20日 新潮社 1890円
「私にとって小林秀雄は、『学問する』喜びを伝え、慰め励ましてくれる『永遠のじいちゃん』なのだ」――小林秀雄晩年の大著『本居宣長』を読み解き、元祖「学問する知性」である宣長の実像に迫りつつ、さらに小林秀雄から受けた人生の恵みを綴る愛のある論考。
2007年12月14日 集英社新書 777円
さまざまな「日本のへん」を大掃除する企み!
日本の行く末を教えてくれる教科書のような本ではありません。しかし、「家」「教育」「政治」「経済」のことどもにある「私たちの気の重さ」に、橋本治が「一発かませる」比類なき本です。
2007年10月25日 中央公論新社 3360円
二十万余騎を擁する源家棟梁となった頼朝。一方、望まぬ戦から「反平氏」となり、状況に翻弄され上洛への道を辿ることとなる義仲。清盛を失った平氏一門はかくて都を落ちて行く。全15巻完結。
2007年03月28日 新潮文庫 460円
“私”は、私を取り巻く社会、学校、家族といった“私たち”の成員なのに、なぜそこに一体感を持てないのか――。自主性って何だろう。民主主義は達成されているか。国家という概念にピンとこない。個性は伸ばすべきものなのか。そんな疑問の根底には、常に“私”と“私たち”を巡るややこしい問題があった。緻密で複雑な思考の迷路に導かれ、やがてあなたが辿り着くその「答」とは。
2007年02月23日 新潮社 3150円
最終巻は近代篇。高橋由一、川端龍子、竹久夢二、東京五輪ポスターなど、近代の日本美術を飛び石で総括。「国宝であろうとなかろうと、いいものはいい」――硬直した「日本美術史」を柔らかく解きほぐし、ビジュアルを以て日本史の粗筋を描く壮大な試み、堂々完結!
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