小川洋子

現代文学100字レビュー

小川洋子プロフィール&ガイド

小川洋子(おがわようこ)―1962年、岡山県岡山市出身。小説家。

1988年「揚羽蝶が壊れるとき」(『完璧な病室』に所収)で第7回海燕新人文学賞、1991年「妊娠カレンダー」で第104回芥川賞、2004年『博士の愛した数式』で第55回読売文学賞/小説賞および第1回本屋大賞、同年『ブラフマンの埋葬』で第32回泉鏡花文学賞、2006年『ミーナの行進』で第42回谷崎潤一郎賞受賞。

ずいぶんキャリアの長い作家のわりには『博士の愛した数式』のヒットによって旬の人みたいな扱われ方をしてました。まぁ私もそれくらいしか読んでないわけですが。

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レビュー一覧

小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ

『猫を抱いて象と泳ぐ』の表紙画像
評価
★★★★★
発行
2009/01 文藝春秋
種類
文学(小説)
目次
猫を抱いて象と泳ぐ
所要
4時間

チェスの宇宙に生きた少年の物語。出会いと別れ、波乱に満ちた人生なのに、こんなにも静けさに満ちている。盤上(と机の下)に流れる美しく整った時間に見とれてる間に驚きのラスト。読み終わるのが惜しい親密な世界。

小川洋子『薬指の標本

『薬指の標本』の表紙画像
評価
★★★★☆
発行
1994/10 新潮社
種類
文学(小説)
目次
薬指の標本 / 六角形の小部屋
所要
2時間10分

記憶を閉じ込め封印する標本室。欠けた薬指に脱げない黒革靴、冷ややかな浴場で交わす秘めやかな愛。そんなフェティッシュな素材がいっぱいで息詰まる。エロスもホラーも上品に文学的な世界に於いては嫌味じゃない。

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作品名 かな 発行日 種類 評価
作品名 かな 発行日 種類 評価
猫を抱いて象と泳ぐ ねこをだいてぞうとおよぐ 2009/01 文学(小説) ★★★★★
薬指の標本 くすりゆびのひょうほん 1994/10 文学(小説) ★★★★☆
シュガータイム しゅがーたいむ 1991/02 文学(小説) ★★★☆☆
博士の愛した数式 はかせのあいしたすうしき 2003/08 文学(小説) ★★★★☆

これから出る本、最近出た本

小川洋子/平松洋子『洋子さんの本棚』
2015年01月05日 集英社 1620円
小川洋子『人質の朗読会』
2014年02月22日 中公文庫 580円
小川洋子/クラフト・エヴィング商會『注文の多い注文書』
2014年01月23日 筑摩書房 1680円

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