前田司郎

現代文学100字レビュー

前田司郎プロフィール&ガイド

前田司郎(まえだしろう)―1977年、東京都品川区出身。劇作家、小説家。

1997年劇団「五反田団」旗揚げ。2008年「生きてるものはいないのか」で第52回岸田國士戯曲賞、2009年『夏の水の半魚人』で第22回三島由紀夫賞受賞。

劇作家なのですが、戯曲よりも小説のほうが手に入りやすいですし、面白いです。

レビュー一覧

前田司郎『濡れた太陽―高校演劇の話

『濡れた太陽』の表紙画像
評価
★★★★★
発行
2012/06 朝日新聞出版
種類
文学(小説)
目次
濡れた太陽
所要
5時間20分

高校演劇部の青春群像劇。自伝的で、著者自身のものと思われる演劇論が大いに語られているのが興味深い。根拠ない自信とかカッコつけたさみたいなものが、ゆるい語り口とも相まって生々しく胸に来る。演劇やりたい。

前田司郎『ガムの起源―お姉さんとコロンタン

『ガムの起源』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
2011/04 光文社
種類
文学(小説)
目次
「コロンタンとお姉さんのはじめて」の巻 / 「ゴルフのはじめて」の巻 / 「地獄のはじめて」の巻 (ほか)
所要
2時間50分

知的生物コロンタンの秘密に迫る。「中世ヨーロッパ」なんて記号世界に飛んでみたり、作中に前田司郎が登場して大活躍するメタ展開だったり。半笑いのままそっちの方角に進んでも何もないよ?と諭したくなる種類の。

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作品名 かな 発行日 種類 評価
作品名 かな 発行日 種類 評価
濡れた太陽 ぬれたたいよう 2012/06 文学(小説) ★★★★★
ガムの起源 がむのきげん 2011/04 文学(小説) ★★★☆☆
逆に14歳 ぎゃくにじゅうよんさい 2010/02 文学(小説) ★★★☆☆
夏の水の半魚人 なつのみずのはんぎょじん 2009/02 文学(小説) ★★★☆☆
生きてるものはいないのか いきてるものはいないのか 2008/04 文学(戯曲) ★★★★☆
誰かが手を、握っているような気がしてならない だれかがてをにぎっているようなきがしてならない 2008/03 文学(小説) ★★★★★
愛でもない青春でもない旅立たない あいでもないせいしゅんでもないたびだたない 2005/09 文学(小説) ★★★★★
大木家のたのしい旅行 おおきけのたのしいりょこう 2008/12 文学(小説) ★★★☆☆
グレート生活アドベンチャー ぐれーとせいかつあどべんちゃー 2007/09 文学(小説) ★★★★☆
恋愛の解体と北区の滅亡 れんあいのかいたいときたくのめつぼう 2006/06 文学(小説) ★★★★☆

これから出る本、最近出た本

前田司郎『ジ、エクストリーム、スキヤキ』
2013年10月04日 集英社 1575円
前田司郎『夏の水の半魚人』
2013年05月27日 新潮文庫 483円
前田司郎『濡れた太陽 下』
2012年06月07日 朝日新聞出版 1680円

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