大崎善生『ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶』レビュー

書誌情報

大崎善生『ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶』表紙
ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶どいついえろーもしくはあるひろばのきおく
2005/06
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:キャトルセプタンブル / 容認できない海に、君は沈む / ドイツイエロー (ほか)

レビュー

『九月の四分の一』に対置する恋愛小説集。こちらは女性を主人公としていて流麗な展開風景なのだが、ペニスとペニス的なもの(エッフェル塔だとか)に感傷をかぶせて仕上げる作者の手癖が逆に強調されて見えたりする。
読了:2008/02/23

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