多和田葉子『旅をする裸の眼』レビュー

書誌情報

多和田葉子『旅をする裸の眼』表紙
旅をする裸の眼たびをするはだかのめ
2004/12
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:第1章 1988 Repulsion 1965 / 第2章 1989 Zig Zig 1974 / 第3章 1990 Tristana 1970 (ほか)

レビュー

ベトナムの女子高生がヨーロッパを彷徨う。各章でドヌーヴの映画がフィーチャーされ、知ってる人は違う感興を持つのかもだけど、僕には醒めない長い夢みたいに見えた。言葉が通じない、眼だけの世界認識もまたそう。
読了:2012/11/18

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