小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』レビュー

書誌情報

小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』表紙
猫を抱いて象と泳ぐねこをだいてぞうとおよぐ
2009/01
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:猫を抱いて象と泳ぐ

レビュー

チェスの宇宙に生きた少年の物語。出会いと別れ、波乱に満ちた人生なのに、こんなにも静けさに満ちている。盤上(と机の下)に流れる美しく整った時間に見とれてる間に驚きのラスト。読み終わるのが惜しい親密な世界。
読了:2013/08/11

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