チャールズ・ブコウスキーの100字レビュー(すべて)

チャールズ・ブコウスキー書評ページ

『町でいちばんの美女』The Most Beautiful Woman in Town and Other Stories

表紙

発行
1994年3月 新潮社 360頁 絶版 購入
発行
1998年6月 新潮文庫 434頁 700円 購入
共著
訳:青野聰
NDC
933(英米文学>小説 物語)
目次
町でいちばんの美女 / 精肉工場のキッド・スターダスト / テキサスの売春宿 (ほか)
評価
★★★★

ファックと競馬の偽悪的短編集。クレイジーなロマンチシズムが全開で、訳者の苦労が偲ばれる。「なかなか交尾できない12匹の空飛ぶ猿たち」では澱のなかに清々しさすらある。落伍者の自覚と弾ける流血のパーティー。

『ありきたりの狂気の物語』Tales Of Ordinary Madness

表紙

発行
1995年9月 新潮社 363頁 絶版 購入
発行
1999年8月 新潮文庫 472頁 780円 購入
共著
訳:青野聰
NDC
933(英米文学>小説 物語)
目次
狂った生きもの / 日常のやりくり / 一ドルと二十セント (ほか)
評価
★★★

性格破綻者の自己愛といった風情の薄汚れた短編集。酒、女、ギャンブルで身を崩すための俗悪な生き方指南。本来2冊で1冊だったという『町でいちばんの美女』と併せ読むべきなのだろうが、通読すると疲れるだろうな。

『パルプ』Pulp

表紙

発行
1995年12月 学習研究社 293頁 絶版 購入
発行
2000年4月 新潮文庫 294頁 絶版 購入
共著
訳:柴田元幸
NDC
933(英米文学>小説 物語)
目次
パルプ
評価
★★★

真っ当な警句が散らばってるので戸惑う長編。八方破れな短編を書く人が、長編では妙な「意味」を醸してしまうのはよくある話で。探偵物なのに宇宙人が出てきたりするあたりの洒落方は理解不能で楽しかったりはする。

チャールズ・ブコウスキー書評ページ