イッセー尾形の100字レビュー

プロフィール&ガイド

イッセー尾形(いっせーおがた)―1952年福岡県福岡市生まれ。本名は尾形一成。高校卒業後、建設現場で働きながら創作を続け、1981年日本テレビ「お笑いスター誕生」でデビュー。演出家森田雄三と組んだ一人芝居舞台を続け高い評価を得る。

バーテンや建築作業員など人間観察と描出が冴える。戯曲集ももちろん出版されているが、独特な歩幅の(なぜか四畳半フォーク的だったりする)小説も書く。戯曲集として小学館文庫から出た「ナマ本」シリーズが初心者にはオススメ。実際の舞台はテレビでしか見たことがなかったりしますが、舞台見ていなくても戯曲は笑えます。問題なし。

イッセー尾形書評ページ

最新書評:2008年5月9日

最近読んだイッセー尾形の本

『とりあえずの愛』

表紙

発行
2001年6月 朝日新聞社 281頁 1680円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
百番目の湖 / 山田太郎がやって来た / 花とカルピスの君 (ほか)
所要
2時間40分
評価
★★★★

短編小説集。「百番目の湖」の完成度にはびっくりした。夜の湖で泳ぐ女、などある種の形式に従順ながらもイメージ喚起力は良質。「なにげない日常」でも「不条理」でもなくて小説として正統派なものも書けるのかと。

『正解ご無用』

表紙

発行
2003年8月 中央公論新社 253頁 1890円 購入
NDC
914(日本文学>評論 エッセイ 随筆)
目次
仏像破壊 / 丸投げ / 公示地価下落 (ほか)
所要
3時間40分
評価
★★

タリバンとか失業率とかニュースをフックにして、こんなことを思ったと書くブログ型の文章。答えはないんだけれども「人」に関心があるんだよねって掘り方で、微笑みを誘うエピソードがいろいろ。全編イラスト付き。

イッセー尾形を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『イッセー尾形のナマ本(巻壱)』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『イッセー尾形のナマ本(巻弐)』

客観的代表作はこれ!

表紙

『イッセー尾形の都市生活カタログ』

まずはここからどうぞ。

イッセー尾形 +α情報

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