小川洋子の100字レビュー

プロフィール&ガイド

小川洋子(おがわようこ)―1962年岡山県岡山市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸課卒業。1991年「妊娠カレンダー」で第104回芥川賞、2004年『博士の愛した数式』で第55回読売文学賞/小説賞および第1回本屋大賞、2006年『ミーナの行進』で第42回谷崎潤一郎賞受賞。

ずいぶんキャリアの長い作家のわりには『博士の愛した数式』のヒットによって旬の人みたいな扱われ方をしてた。まぁ僕もそれしかまだ読んでないわけですが。

最新書評:2008年4月12日

最近読んだ小川洋子の本

『シュガータイム』

表紙

発行
1991年2月 中央公論新社 203頁 1470円 購入
発行
1994年4月 中公文庫 215頁 520円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
奇妙な日記 / 小さな弟 / サンシャイン・マーケット (ほか)
所要
1時間20分
評価
★★★

異常な食欲という形で現れた折り合いのつかなさ。過剰だったり欠落してたりが当り前のものとしてあって、恋愛問題も含めて大して悩んでないみたいに見える。世の中への不和に丸く包まれたなかを歩く青春の一風景が。

『博士の愛した数式』

表紙

発行
2003年8月 新潮社 253頁 1575円 購入
発行
2005年11月 新潮文庫 291頁 460円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
博士の愛した数式
所要
2時間30分
評価
★★★

事故の障害で80分しか記憶を維持できなくなった老博士に数学的世界の驚きを教わる家政婦母子。「交流が深まらない」という眩暈するような絶望さえ後に残らなくても、数式の温かみで前向きのベクトルに変える美しさ。

小川洋子 +α情報

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