最近読んだ大崎善生の本
『タペストリーホワイト』

- 発行
- 2006年10月 文藝春秋 213頁 1350円 購入
- 発行
- 2009年10月 文春文庫 236頁 520円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- Will you love me tomorrow? / You've got a friend / It's too late (ほか)
- 所要
- 2時間10分
- 評価
- ★★★
迷走する学生運動末期、内ゲバの果てに砕かれてゆく頭蓋骨。姉が犠牲になった理由を求めて、少女は暗闇のなかに飛び込んでゆく。本を開くまで想像してなかったテーマだが、喪ったものへの哀切の響きはいつもどおり。
『ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶』

- 発行
- 2005年6月 新潮社 189頁 絶版 購入
- 発行
- 2007年12月 新潮文庫 214頁 420円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- キャトルセプタンブル / 容認できない海に、君は沈む / ドイツイエロー (ほか)
- 所要
- 1時間40分
- 評価
- ★★★
『九月の四分の一』に対置する恋愛小説集。こちらは女性を主人公としていて流麗な展開風景なのだが、ペニスとペニス的なもの(エッフェル塔だとか)に感傷をかぶせて仕上げる作者の手癖が逆に強調されて見えたりする。