大崎善生の100字レビュー

プロフィール&ガイド

大崎善生(おおさきよしお)―1957年北海道札幌市生まれ。早稲田大学卒業。日本将棋連盟に入り、将棋雑誌の編集長を務める。その後作家へ。2001年『将棋の子』で第23回講談社ノンフィクション賞、同年『パイロットフィッシュ』で第23回吉川英治文学新人賞受賞。

将棋のノンフィクションで話題を集めたが、一転して青春小説『パイロットフィッシュ』を上梓すると、社会現象的に売れた。小説デビュー作とは思えないほどの完成度にみんな驚いた。以後の作品にも期待がかかる注目作家。やっぱりまずは『パイロットフィッシュ』でしょう。装丁が美しい。カバーを外しても美しい。

大崎善生書評ページ

最新書評:2008年2月23日

最近読んだ大崎善生の本

『ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶』

表紙

発行
2005年6月 新潮社 189頁 1365円 購入
発行
2007年12月 新潮文庫 214頁 420円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
キャトルセプタンブル / 容認できない海に、君は沈む / ドイツイエロー (ほか)
所要
1時間40分
評価
★★★

『九月の四分の一』に対置する恋愛小説集。こちらは女性を主人公としていて流麗な展開風景なのだが、ペニスとペニス的なもの(エッフェル塔だとか)に感傷をかぶせて仕上げる作者の手癖が逆に強調されて見えたりする。

『別れの後の静かな午後』

表紙

発行
2004年10月 中央公論新社 197頁 1365円 購入
発行
2007年9月 中公文庫 247頁 540円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
サッポロの光 / 球運、北へ / 別れの後の静かな記憶 (ほか)
所要
2時間30分
評価
★★★

恋愛と別れの短編集。ここから物語が始まるのだという場所で終わる、余韻と感傷が著者ならではの味。材料も展開もこれまでどおりなので安心して読めますね(?)。登場人物がタバコ吸いすぎなのも気になってきました。

大崎善生を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『パイロットフィッシュ』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『パイロットフィッシュ』

客観的代表作はこれ!

表紙

『パイロットフィッシュ』

まずはここからどうぞ。

大崎善生 +α情報

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