大崎善生の100字レビュー

プロフィール&ガイド

大崎善生(おおさきよしお)―1957年北海道札幌市生まれ。早稲田大学卒業。日本将棋連盟に入り、将棋雑誌の編集長を務める。その後作家へ。2001年『将棋の子』で第23回講談社ノンフィクション賞、同年『パイロットフィッシュ』で第23回吉川英治文学新人賞受賞。

将棋のノンフィクションで話題を集めたが、一転して青春小説『パイロットフィッシュ』を上梓すると、社会現象的に売れた。小説デビュー作とは思えないほどの完成度にみんな驚いた。以後の作品にも期待がかかる注目作家。やっぱりまずは『パイロットフィッシュ』でしょう。装丁が美しい。カバーを外しても美しい。

大崎善生書評ページ

最新書評:2009年1月25日

最近読んだ大崎善生の本

『タペストリーホワイト』

表紙

発行
2006年10月 文藝春秋 213頁 1350円 購入
発行
2009年10月 文春文庫 236頁 520円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
Will you love me tomorrow? / You've got a friend / It's too late (ほか)
所要
2時間10分
評価
★★★

迷走する学生運動末期、内ゲバの果てに砕かれてゆく頭蓋骨。姉が犠牲になった理由を求めて、少女は暗闇のなかに飛び込んでゆく。本を開くまで想像してなかったテーマだが、喪ったものへの哀切の響きはいつもどおり。

『ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶』

表紙

発行
2005年6月 新潮社 189頁 絶版 購入
発行
2007年12月 新潮文庫 214頁 420円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
キャトルセプタンブル / 容認できない海に、君は沈む / ドイツイエロー (ほか)
所要
1時間40分
評価
★★★

『九月の四分の一』に対置する恋愛小説集。こちらは女性を主人公としていて流麗な展開風景なのだが、ペニスとペニス的なもの(エッフェル塔だとか)に感傷をかぶせて仕上げる作者の手癖が逆に強調されて見えたりする。

大崎善生を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『パイロットフィッシュ』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『パイロットフィッシュ』

客観的代表作はこれ!

表紙

『パイロットフィッシュ』

まずはここからどうぞ。

大崎善生 +α情報

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