梅原猛の100字レビュー

プロフィール&ガイド

梅原猛(うめはらたけし)―1925年宮城県仙台市生まれ。京都大学文学部卒業。哲学者で、大学教授などを歴任する。日本古代史を照らす多くの著書で知られる。スーパー歌舞伎「ヤマタケル」など戯曲もある。1972年『隠された十字架』で第26回毎日出版文化賞、1974年『水底の歌』で第1回大佛次郎賞受賞。

中上健次との共著で読んでいるに過ぎませんが・・・。

最新書評:2000年5月14日

最近読んだ梅原猛の本

『甦る縄文の思想』

表紙

発行
1993年7月 有学書林 179頁 絶版 購入
共著
共著:中上健次
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
縄文の深層 / 甦る縄文 / 中上健次の死
評価
★★★

縄文文化を思想として体現しうる学者梅原と、縄文的感性で小説世界を構築する作家中上の対談。追悼的に出版された中上論でもある。確信的に土俗熱量を利用する作家の力強い言葉を見るたびに早過ぎる死が惜しまれる。

『君は弥生人か縄文人か 梅原日本学講義

表紙

発行
1984年2月 朝日出版社 239頁 絶版 購入
発行
1994年2月 集英社文庫 223頁 絶版 購入
共著
共著:中上健次
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
熊野、その周辺性 / アイヌ、日本の原基 / 柳田国男を超えて (ほか)
評価
★★★★

黄泉の国熊野をとっかかりにアイヌ、柳田国男を考え「日本人とは」に迫る対談集。梅原の講義を中上が聴くという趣向。縄文文化、弥生文化をうまく利用しながら、さて今文学では何ができるのか、という作為的な問い。

梅原猛 +α情報

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