最近読んだ藤沢周の本
『キルリアン』

- 発行
- 2009年7月 新潮社 152頁 1575円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- キルリアン
- 所要
- 1時間40分
- 評価
- ★★★
鎌倉のあばら家、円覚寺山門の重力に揺れる蝶…。ストーリーよりは心象、イメージの連鎖で構成されているので、暗い色味とともに記憶には絵しか残らない。なんだか女がいたような気がするが土蜘蛛かもしれないって。
『心中抄』

- 発行
- 2007年10月 河出書房新社 189頁 1470円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- 光追うこと / 夢破ること / 黄泉通じること (ほか)
- 所要
- 2時間10分
- 評価
- ★★★
故郷新潟を舞台に、現在と過去がどろどろと溶け合う自伝的小説。遊び場だった神社、若い芸者、作家の原風景はどんよりモノトーンの雪空だ。苦しい記憶。こんなに歪んでる作品が一番自伝的だってのはどういうわけだ。