最近読んだ藤沢周の本
『波羅蜜』

- 発行
- 2010年3月 毎日新聞社 440頁 2520円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- 波羅蜜
- 所要
- 5時間10分
- 評価
- ★★★
葬儀ディレクターが主人公の黒い長編。病院との癒着、死体のビジネス、生と死の狭間で倒錯した自殺クラブ。俗情に硬化するしこりが鬱々と積もってゆく、この重苦しさは著者いつもの味で、終盤の怒涛まで緊張が続く。
『キルリアン』

- 発行
- 2009年7月 新潮社 152頁 1575円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- キルリアン
- 所要
- 1時間40分
- 評価
- ★★★
鎌倉のあばら家、円覚寺山門の重力に揺れる蝶…。ストーリーよりは心象、イメージの連鎖で構成されているので、暗い色味とともに記憶には絵しか残らない。なんだか女がいたような気がするが土蜘蛛かもしれないって。