最近読んだ古川日出男の本
『僕たちは歩かない』

- 発行
- 2006年12月 角川書店 110頁 1260円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- 1 僕たちは雪を食べる / 2 僕たちは画家にごちそうする / 3 僕たちは悲しい物語を知っている (ほか)
- 所要
- 0時間40分
- 評価
- ★★★
短くて軽い、力も抜けちゃった大人の童話。シェフ見習たちの冬のショートストーリー。時間の隙間にキッチンを見出す、とか不思議なリアリティがある一方で、神話を思わせる冥界巡りはやや語り足りてないような気が。
『ルート350』

- 発行
- 2006年4月 講談社 233頁 1575円 購入
- 発行
- 2009年4月 講談社文庫 296頁 580円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- お前のことは忘れていないよバッハ / カノン / ストーリーライター、ストーリーダンサー、ストーリーファイター (ほか)
- 所要
- 2時間20分
- 評価
- ★★★
短編集。どれも「語り手」の立ち位置、物語の語られ方に綾のある作品群。「物語卵」なんかは語り手たちが暴れすぎで前衛色だけど、巻頭作では世界を冒険するハムスターを見守る視点が文体ともマッチして良いムード。