古川日出男の100字レビュー

プロフィール&ガイド

古川日出男(ふるかわひでお)―1966年福島県郡山市生まれ。早稲田大学第一文学部中退。2002年『アラビアの夜の種族』で第55回日本推理作家協会賞および第23回日本SF大賞、2006年『LOVE』で第19回三島由紀夫賞を受賞。

奔放な想像力と腰の据わった語り口で圧倒的な物語を紡ぐ。

古川日出男書評ページ

最新書評:2009年6月28日

最近読んだ古川日出男の本

『僕たちは歩かない』

表紙

発行
2006年12月 角川書店 110頁 1260円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
1 僕たちは雪を食べる / 2 僕たちは画家にごちそうする / 3 僕たちは悲しい物語を知っている (ほか)
所要
0時間40分
評価
★★★

短くて軽い、力も抜けちゃった大人の童話。シェフ見習たちの冬のショートストーリー。時間の隙間にキッチンを見出す、とか不思議なリアリティがある一方で、神話を思わせる冥界巡りはやや語り足りてないような気が。

『ルート350』

表紙

発行
2006年4月 講談社 233頁 1575円 購入
発行
2009年4月 講談社文庫 296頁 580円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
お前のことは忘れていないよバッハ / カノン / ストーリーライター、ストーリーダンサー、ストーリーファイター (ほか)
所要
2時間20分
評価
★★★

短編集。どれも「語り手」の立ち位置、物語の語られ方に綾のある作品群。「物語卵」なんかは語り手たちが暴れすぎで前衛色だけど、巻頭作では世界を冒険するハムスターを見守る視点が文体ともマッチして良いムード。

古川日出男を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『中国行きのスロウ・ボートRMX』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『サウンドトラック』

客観的代表作はこれ!

表紙

『ベルカ、吠えないのか?』

まずはここからどうぞ。

古川日出男 +α情報

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