『MARS☆ANGEL』

- 発行
- 1986年12月 沖積舎 115頁 品切 購入
- 発行
- 1993年5月 河出文庫(『ナナコの匂い』と合本) 189頁 絶版 購入
- 発行
- 2005年7月 沖積舎(新装版) 115頁 1575円 購入
- NDC
- 911(日本文学>詩歌)
- 目次
- MARS☆ANGEL / 夜桜お七 / はてなしの薔薇
- 所要
- 0時間30分
- 評価
- ★★★
第一歌集。夜桜お七が奔放に遊ぶ夜の街。性愛の歌人との評価を易々と受け入れて動じない「生理中のFUCKは熱し」だとか、ロマンティックな歌も霞むほどに強い言葉が散らばっている。地球の暮らしを楽しむ火星の天使。
『ナナコの匂い』

- 発行
- 1988年12月 マガジンハウス ?頁 絶版 購入
- 発行
- 1993年5月 河出文庫(『MARS☆ANGEL』と合本、『MARS☆ANGEL』として) 189頁 絶版 購入
- NDC
- 911(日本文学>詩歌)
- 目次
- ナナコと恋人 / ナナコと少年
- 所要
- 0時間30分
- 評価
- ★★★
短冊形で凝った造本の第二歌集。エロスはさらに濃密に直截的になっているが、「おちんぽ」と発音するときのおかしみが主人公ナナコの愛らしさを丸いものにする。セックス=愛だということを、誰に分かって欲しくて?
『ベッドサイド』

- 発行
- 1998年6月 新潮社 109頁 絶版 購入
- 発行
- 2000年9月 新潮文庫 236頁(ベストセレクションを追加) 絶版 購入
- NDC
- 911(日本文学>詩歌)
- 目次
- ベッドサイド
- 所要
- 0時間30分
- 評価
- ★★★
奔放なる歌集。「舌でなぞる形も味も」とかなんかもう「肉」なんだよね。歌集全体で性と愛の哀しみを醸しててもバランス崩すくらいに、生々しい歌が突出して。文庫は他歌集からの自薦ベストを含んだ入門編的な造り。
『スプーン』

- 発行
- 2002年4月 文藝春秋 101頁 1500円 購入
- NDC
- 911(日本文学>詩歌)
- 目次
- スプーン
- 所要
- 0時間40分
- 評価
- ★★★
愛の歌集。という惹句ながらも、母子の感傷を道端に置いてみたような歌や、もうすでに過ぎ去ってしまった季節を想うスタンスがあり寂しい気持ちに。愛することに迷いのない第一章にはホロンとするが、ここも静かだ。