最近読んだ平野啓一郎の本
『ドーン』

- 発行
- 2009年7月 講談社 493頁 1890円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- 第一章 それぞれの物語 / 第二章 惑星と惑う人々 / 第三章 過去は熾んに乱反射する (ほか)
- 所要
- 4時間40分
- 評価
- ★★★★
有人火星調査とそれに絡む騒動を描くSF。と見せかけながら政治小説であったりして社会問題がぎちぎちに詰まってる、そしてなおかつ思索的でメタ的な作品、と造りこみ水準が高い。新しい世界の曙光が自信たっぷりに。
『決壊』

- 発行
- 2008年6月 新潮社(上) 382頁 1890円 購入
- 発行
- 2008年6月 新潮社(下) 402頁 1890円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- 一 疑念 / 二 沢野崇の帰郷 / 三 秘密の行方 (ほか)
- 所要
- 9時間
- 評価
- ★★★★★
平凡な家庭を襲うバラバラ殺人事件。「悪魔」というシステムエラーの出現が用意されている社会構造のなか、解釈は間違われ続けて。圧倒的な描写で、社会病理、哲学を詰め込む。しばらく放心するほど重く救われない。