平野啓一郎の100字レビュー

プロフィール&ガイド

平野啓一郎(ひらのけいいちろう)―1975年愛知県生まれ。京都大学法学部卒業。1999年『日蝕』で第120回芥川賞受賞。

芥川賞を最年少受賞(当時)、難読文体と話題になった『日蝕』、やっぱりすごい。あえて昔風の書き方するのが楽しかったのでやってみました〜って感じなんだけれども、それでちゃんと物語のトーン作りに成功してるしね。ピアスくらいで何をそう騒いでいたのか今となっては不可思議だが、世間が落ち着くのを待つようにぜんぜん作品出なかった 。あれは計算?

平野啓一郎書評ページ

最新書評:2009年6月12日

最近読んだ平野啓一郎の本

『決壊』

表紙

発行
2008年6月 新潮社(上) 382頁 1890円 購入
発行
2008年6月 新潮社(下) 402頁 1890円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
一 疑念 / 二 沢野崇の帰郷 / 三 秘密の行方 (ほか)
所要
9時間
評価
★★★★★

平凡な家庭を襲うバラバラ殺人事件。「悪魔」というシステムエラーの出現が用意されている社会構造のなか、解釈は間違われ続けて。圧倒的な描写で、社会病理、哲学を詰め込む。しばらく放心するほど重く救われない。

『モノローグ』

表紙

発行
2007年12月 講談社 388頁 1995円 購入
NDC
914(日本文学>評論 エッセイ 随筆)
目次
1 作家論、評論 / 2 建築、演劇、音楽、美術 / 3 自作解題 (ほか)
所要
4時間20分
評価
★★★★

表1に「エッ」、表4に「セイ」と書いてあるノリの装丁でありながら、熱量としても文量にしても圧倒的な『金閣寺』論をはじめ、論文的な言説の多いエッセイ集。自作解題も勿論本気で、文学の気負いがまた気持ちよく。

平野啓一郎を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『日蝕』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『日蝕』

客観的代表作はこれ!

表紙

『日蝕』

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平野啓一郎 +α情報

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