平野啓一郎の100字レビュー

プロフィール&ガイド

平野啓一郎(ひらのけいいちろう)―1975年愛知県生まれ。京都大学法学部卒業。1999年『日蝕』で第120回芥川賞受賞。

芥川賞を最年少受賞(当時)、難読文体と話題になった『日蝕』、やっぱりすごい。あえて昔風の書き方するのが楽しかったのでやってみました〜って感じなんだけれども、それでちゃんと物語のトーン作りに成功してるしね。ピアスくらいで何をそう騒いでいたのか今となっては不可思議だが、世間が落ち着くのを待つようにぜんぜん作品出なかった 。あれは計算?

平野啓一郎書評ページ

最新書評:2008年2月9日

最近読んだ平野啓一郎の本

『本の読み方 スロー・リーディングの実践

表紙

発行
2006年8月 PHP新書 224頁 756円 購入
NDC
019(図書館・図書館学>読書 読書法)
目次
第1部 量から質への転換を / 第2部 魅力的な「誤読」のすすめ / 第3部 古今のテクストを読む
所要
2時間20分
評価
★★★

本はじっくり時間をかけて読んだ方が身になるよと「反速読」のススメだが、この本を手に取る人には皆そんなこと当たり前なんじゃないかな。テクニックの部分よりも、実践編として古今のテキストを読み説くのが見所。

『あなたが、いなかった、あなた』

表紙

発行
2007年1月 新潮社 294頁 1680円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
やがて光源のない澄んだ乱反射の表で……/『TSUNAMI』のための32点の絵のない挿絵 / 鏡 / フェカンにて (ほか)
所要
4時間20分
評価
★★★

実験小説群。「母と子」の多面体の様相、同時発生する選択肢は確かに見たことのない世界。読み進める楽しみがある。自己満足に近いものもあるんだが、その鍛錬の結果として出てくるはずの作品を今後に期待しようか。

平野啓一郎を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『日蝕』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『日蝕』

客観的代表作はこれ!

表紙

『日蝕』

まずはここからどうぞ。

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