トップ > 現代文学100字レビュー > 日本作家(は行) > 穂村弘
不器用を前面に押し出しながら実はテクニカルな人じゃないかと思わせる恋愛エッセイ。空回りする期待が妄想を生むんだが、既婚者的な余裕が出てきてる。でもドキドキしたがりな気持ちは不変だから、釣られて照れる。
いろんな媒体で書いたものをまとめているので話はあちこちダブっているのだが、一本筋の通った歌論集。最新形の短歌たちが持つコミュニケーションへの飢えみたいなものだとか、今何が起こっているのかよく分かる書。