角田光代の100字レビュー

プロフィール&ガイド

角田光代(かくたみつよ)―1967年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学文学部卒業。1996年『まどろむ夜のUFO』で第18回野間文芸新人賞、1998年『ぼくはきみのおにいさん』で第13回坪田譲治文学賞、2001年『キッドナップ・ツアー』で第22回路傍の石文学賞、2003年『空中庭園』で第3回婦人公論文芸賞、2005年『対岸の彼女』で第132回 直木賞、2006年「ロック母」で第32回川端康成文学賞、2007年『八日目の蝉』で第2回中央公論文芸賞受賞。

不愉快だな、と思う自分の感情をしっかり見つめることがまず大切なんだ、というような作風。『みどりの月』がこれまで読んだベストだけれども、今後どんな作品に出会えるか楽しみな作家のひとり。でもよりによってこんな作品書いてて自分で嫌気が差さないのだろうかと心配でもある。

角田光代書評ページ

最新書評:2008年2月9日

最近読んだ角田光代の本

『空中庭園』

表紙

発行
2002年11月 文藝春秋 298頁 1680円 購入
発行
2005年7月 文春文庫 281頁 500円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
ラブリー・ホーム / チョロQ / 空中庭園 (ほか)
所要
3時間20分
評価
★★★★★

家族とはこうあるべしとの幻想のなか、透明な壁の個室に閉じこもりながら幸福を演じる連作長編。壊れてしまってる家族といえ、ふと振り切れる求心に胸を衝かれる。だって誰だって望んで鍵かけたわけじゃないんだよ。

『エコノミカル・パレス』

表紙

発行
2002年10月 講談社 1470円 購入
発行
2005年10月 講談社文庫 204頁 420円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
エコノミカル・パレス
所要
1時間50分
評価
★★★★

34歳フリーター女。失業中の同棲男は仕事を探そうとしなくって、金も生活も目減りしてゆく。無頓着さにイライラさせられたり身につまされたり、嫌なところに響く。ニートでもいいじゃん、な結末じゃなくて良かった。

角田光代を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『エコノミカル・パレス』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『空中庭園』

客観的代表作はこれ!

表紙

『空中庭園』

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角田光代 +α情報

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