角田光代の100字レビュー

プロフィール&ガイド

角田光代(かくたみつよ)―1967年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学文学部卒業。1996年『まどろむ夜のUFO』で第18回野間文芸新人賞、1998年『ぼくはきみのおにいさん』で第13回坪田譲治文学賞、2001年『キッドナップ・ツアー』で第22回路傍の石文学賞、2003年『空中庭園』で第3回婦人公論文芸賞、2005年『対岸の彼女』で第132回 直木賞、2006年「ロック母」で第32回川端康成文学賞、2007年『八日目の蝉』で第2回中央公論文芸賞受賞。

不愉快だな、と思う自分の感情をしっかり見つめることがまず大切なんだ、というような作風。でもよりによってこんな作品書いてて自分で嫌気が差さないのだろうかと心配でもある。文庫がたくさん出てるのでどれから行くか迷うと思います。『エコノミカル・パレス』あたりが、この作家らしい内容なので初心者向けか。

角田光代書評ページ

最新書評:2009年4月25日

最近読んだ角田光代の本

『この本が、世界に存在することに』

表紙

発行
2005年5月 メディアファクトリー 237頁 1470円 購入
発行
2008年10月 新潮文庫(『さがしもの』と改題) 236頁 460円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
旅する本 / だれか / 手紙 (ほか)
所要
2時間30分
評価
★★★★

人生のなかにぐぐっと食い込んでる本、というエピソードを連ねた短編集。古本屋に売った本にまた出会う驚きや、二人の本棚から自分の本だけ箱に詰めるシンドさだったり、本好きなら胸の底になんか溜まってく小説だ。

『あしたはうんと遠くへいこう』

表紙

発行
2001年9月 マガジンハウス 213頁 1470円 購入
発行
2005年2月 角川書店 230頁 460円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
How soon is now? 1985 / Walk on the wildside 1987 / Nothing to be done 1990 (ほか)
所要
2時間50分
評価
★★★★

15年間で恋を重ねた成果は「空っぽさ」の自覚だなんて報われない恋愛小説。あまりに刹那的、恋人との距離を確認したくてアイルランド放浪とかバカな女なんだけど、その寂寞な想いが胸にきて肯定してあげたくもなる。

角田光代を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『エコノミカル・パレス』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『空中庭園』

客観的代表作はこれ!

表紙

『空中庭園』

まずはここからどうぞ。

角田光代 +α情報

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