鹿島田真希の100字レビュー

プロフィール&ガイド

鹿島田真希(かしまだまき)―1976年東京都生まれ。白百合女子大学文学部卒業。1999年『二匹』で第35回文藝賞、2005年『六〇〇〇度の愛』で第18回三島由紀夫賞、2007年『ピカルディーの三度』で第29回野間文芸新人賞受賞。

最新書評:2008年4月19日

最近読んだ鹿島田真希の本

『六〇〇〇度の愛』

表紙

発行
2005年6月 新潮社 173頁 1470円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
六〇〇〇度の愛
所要
1時間50分
評価
★★★★

かつて6000度の熱に包まれた長崎で、家庭から離れ情事にふける女。「原爆」のイメージが言わば印象操作に近い形で関係性も曖昧に重層化されてるんだが、それが混沌とした語り口から文学性をさらに高めてる、と読む。

『二匹』

表紙

発行
1999年1月 河出書房新社 144頁 1260円 購入
発行
2005年12月 河出文庫 155頁 546円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
二匹
所要
1時間10分
評価
★★★

二匹の高校男子がふざけあって絡まり転がって伝わらないジョークを最後まで言ってる小説。読者に何も与えないままワオーンって走り去ってびっくりする。その理解不能さを文学なんて言葉で塞いじゃうのは簡単だけど。

鹿島田真希 +α情報

Loading...
Loading...
Loading...
Loading...
Loading...