最近読んだ川上弘美の本
『なんとなくな日々』

- 発行
- 2001年3月 岩波書店 185頁 絶版 購入
- 発行
- 2009年2月 新潮文庫 181頁 380円 購入
- NDC
- 914(日本文学>評論 エッセイ 随筆)
- 目次
- 台所の闇 / なんとなくな日々 / 平成の蜜柑
- 所要
- 1時間10分
- 評価
- ★★★
淡々とゆるい、なんとなくとしか言いようのないエッセイ集。日常から一切出ない。彼女の小説とエッセイは同じ成分でできてるとやはり思う。「去年の暮れに買った蜜柑が、ゆるんでいる。」ほら小説の書きだしと同じ。
『真鶴』

- 発行
- 2006年10月 文藝春秋 266頁 1500円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- 真鶴
- 所要
- 2時間10分
- 評価
- ★★★★★
失踪した夫を想いながら何度も呼び寄せられる真鶴。その水際の先は異界だ。「ついてくる女」ばかりでなく母も娘も不倫相手も輪郭が溶けあって、皆すでに死の側かと思う。それでも繋ぎとめるための何かが、光るから。