北村薫の100字レビュー

プロフィール&ガイド

北村薫(きたむらかおる)―1949年埼玉県生まれ。本名は宮本和男。早稲田大学第一文学部卒業。高校教師として勤めたのち、1981年『空飛ぶ馬』でデビュー。1991年『夜の蝉』で第44回日本推理作家協会賞、2006年『ニッポン硬貨の謎』で第6回本格ミステリ大賞受賞。

『スキップ』『ターン』『リセット』の「時と人三部作」ほかシリーズをなす作品多し。ミステリの論説や、最近ではアンソロジー編纂なども手がける。デビュー当時は覆面作家として性別も不詳だったとかですが・・・。

北村薫書評ページ

最新書評:2003年11月3日

最近読んだ北村薫の本

『リセット』

表紙

発行
2001年1月 新潮社 362頁 1890円 購入
発行
2003年6月 新潮文庫 446頁 620円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
リセット
評価
★★★

「時と人」三部作の完結編ということだが、まさか戦中戦後のストーリーになるとは思わなかった。ここでの「時の悪戯」は主人公達に幸福感を運ぶために用意されている。長い時間の流れそのものに暖かく包まれる快さ。

『ターン』

表紙

発行
1997年8月 新潮社 352頁 絶版 購入
発行
2000年7月 新潮文庫 426頁 620円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
ターン
評価
★★★★

時の流れから脱落して一人同じ1日を繰り返す。音のない世界の永遠の7月。乗り辛い二人称小説だと思ってたのだが、鳴らないはずの電話が鳴る中盤以降はぐっと引き込まれる。こんな明確な救済ってなかなかないもんね。

北村薫を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『スキップ』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『ターン』

客観的代表作はこれ!

表紙

『スキップ』

まずはここからどうぞ。

北村薫 +α情報

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