村上春樹の100字レビュー

プロフィール&ガイド

村上春樹(むらかみはるき)―1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。ジャズ喫茶を経営してたのも、野球観戦中に天啓を受けて小説を書き始めたのも、有名な話。1979年『風の歌を聴け』で第23回群像新人文学賞、1982年『羊をめぐる冒険』で第4回野間文芸新人賞、1985年『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 で第21回谷崎潤一郎賞、1995年『ねじまき鳥クロニクル』で第47回読売文学賞/小説賞受賞。

デビュー作『風の歌を聴け』から『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』、『ダンス・ダンス・ダンス』と物語は連鎖している。だから『風の歌を聴け』から入るのが真っ当。小洒落た感じが好きじゃない人は「ピンボール」までは我慢して。「羊」できっとはまります。でも名高い『ノルウェイの森』からでももちろん構わない。どこの本屋でも手に入 るだろうしね。重厚な小説作品に対して、エッセイは驚くほど軽みがあって、小説よりエッセイが好きという人も少なくない。

村上春樹書評ページ

最新書評:2008年1月6日

最近読んだ村上春樹の本

『村上ソングズ』

表紙

発行
2007年12月 中央公論新社 179頁 2310円 購入
共著
共著:和田誠
NDC
931(英米文学>詩)
目次
神さましか知らない / 幸福とはジョーという名の男 / 人生のイミテーション (ほか)
所要
1時間
評価
★★★

『ポートレイト・イン・ジャズ』に似た造りで、好きな曲についてのリラックスした語りをイラストとともに楽しむ本。訳詞もなんのひねりもないストレートさ。掲載の曲を聴きながら幸せな気分で読める人はそうすべき。

『走ることについて語るときに僕の語ること』

表紙

発行
2007年10月 文藝春秋 248頁 1500円 購入
NDC
914(日本文学>評論 エッセイ 随筆)
目次
選択事項としての苦しみ / 誰にミック・ジャガーを笑うことができるだろう? / 人はどのようにして走る小説家になるのか (ほか)
所要
2時間40分
評価
★★★

マラソンにトライアスロンにと走ることが何を与えてきたか。必要な筋力や心肺能力を語ることが小説を語ることと同じスタンスになる稀有な作家のエッセイだ。タイムが縮まらなくなるのを宿命的に受け入れることでも。

村上春樹を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『風の歌を聴け』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『ねじまき鳥クロニクル』

客観的代表作はこれ!

表紙

『ノルウェイの森』

まずはここからどうぞ。

村上春樹 +α情報

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