町田康の100字レビュー

プロフィール&ガイド

町田康(まちだこう)―1962年大阪府生まれ。本名は町田康(まちだやすし)。パンク歌手・町田町蔵としてミュウジックシーンに燦然と輝く。「メシ喰うな」1枚で解散したINU、FUNAほかバンドを転々としつつ、映画「爆裂都市」で俳優として呼ばれたりもしつつ、1992年『供花』が書籍としてのデビュー作品。1997年『くっすん大黒』で第7回Bunkamuraド ゥマゴ文学賞および第19回野間文芸新人賞、2000年『きれぎれ』で第123回芥川賞、2001年『土間の四十八滝』で第9回萩原朔太郎賞、2005年『告白』で第41回谷崎潤一郎賞受賞。

文学界を激震させた『くっすん大黒』ほか独特の脱力文体が魅力。以後の文学新人賞応募作品は「エセ村上春樹からエセ町田康に傾向が変わった」とされる。とりあえず『くっすん大黒』を手にとってみよう。これがダメだったら他の作品も全部ダメです。小説もエッセイも全部同じ口調でそれがまたすげえ!と思ったりもするのだが、最近は新しい 文体を模索しているようにも見える。

町田康書評ページ

最新書評:2008年3月22日

最近読んだ町田康の本

『フォトグラフール』

表紙

発行
2008年2月 講談社 227頁 1575円 購入
NDC
914(日本文学>評論 エッセイ 随筆)
目次
弁明相撲 / 悲しい夜 / 応援団 (ほか)
所要
1時間30分
評価
★★★

写真をネタにしてストーリーを妄想する。写真だけで笑えるってときには無意識に背景を想像してるものだけれど、町田のイキ方との落差を楽しむ本だ。構成的には文章読んで写真想像しながらページめくる楽しみだけど。

『おそれずにたちむかえ テースト・オブ・苦虫 5

表紙

発行
2007年11月 中央公論新社 229頁 1680円 購入
NDC
914(日本文学>評論 エッセイ 随筆)
目次
やってみたら百難千苦だったよ / こんなことにいち早く気がついたオレは偉い / 集中しろ。にやにや笑うな (ほか)
所要
2時間10分
評価
★★★

ブックデザインから言って四巻で終了と思ってたシリーズの続刊。相変わらずのぐだぐだぶりに思わず酢蛸を丸呑みするのであるが、町田の自然な随想と自然な文体がコレである、という事実を甘んじて受け入れたいとも。

町田康を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『くっすん大黒』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『夫婦茶碗』

客観的代表作はこれ!

表紙

『きれぎれ』

まずはここからどうぞ。

町田康 +α情報

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