『ガムテープで風邪が治る 水戸浩一遺書詩集』

- 発行
- 1995年10月 新風舎(水戸浩一名義) 40頁 品切 購入
- 発行
- 2001年11月 新風舎(愛蔵版として。こちらは枡野浩一名義) ?頁 1470円 購入
- NDC
- 911(日本文学>詩歌)
- 目次
- □【しあわせ教】の時代 / ひらいしん / ガムテープで風邪が治る (ほか)
- 評価
- ★★★
自分の青さのやり場に迷ってた頃の特殊歌人が、現代詩手帖に応募した詩作。ねじめ正一や吉田文憲の評論がそのまま入っている珍しい作り。詩は素直なんだけれど歪に見える若書き。あの頃の自分のようでドキドキする。
『てのりくじら』

- 発行
- 1997年9月 実業之日本社 64頁 1050円 購入
- 発行
- 2001年7月 角川文庫(『ドレミふぁんくしょんドロップ』と合本、『ハッピーロンリーウォーリーソング』と改題) 190頁 680円 購入
- 共著
- 絵:オカザキマリ
- NDC
- 911(日本文学>詩歌)
- 目次
- てのりくじら
- 評価
- ★★★
イラストは愛らしいんだけれど「ビジュアル短歌集」って何? 歌のほうはきちんと音数を踏むという意識が明確で、現代的なテーマを扱いながらも正統的に見える。真面目な人なんだろうな。やっぱ「普遍性ある」しね。
『ドレミふぁんくしょんドロップ』

- 発行
- 1997年9月 実業之日本社 63頁 1050円 購入
- 発行
- 2001年7月 角川文庫(『てのりくじら』と合本、『ハッピーロンリーウォーリーソング』と改題) 190頁 680円 購入
- 共著
- 絵:オカザキマリ
- NDC
- 911(日本文学>詩歌)
- 目次
- ドレミふぁんくしょんドロップ
- 評価
- ★★★
二冊同時発売たるパートII。老成のしない想いは青すぎて31に収まりきらず。なはずなのだが、窮屈さは感じられない。「他人への怒りは全部かなしみに変えて自分で癒してみせる」は壁に貼って毎日眺めたい。ぜひ皆も。
『ますの。 枡野浩一短歌集』

- 発行
- 1999年3月 実業之日本社 188頁 絶版 購入
- 発行
- 2003年2月 角川文庫(再編集、『57577 Go city, go city, city!』と改題) 188頁 820円 購入
- NDC
- 911(日本文学>詩歌)
- 目次
- ますの。
- 評価
- ★★★
センチメンタリズムだったり「自負」だったり苛立ちだったりカラフルなんだけれども、全般的に主張は強い。著者の顔が浮かぶというか。文庫での4コマ漫画な手法は短歌でページ数を稼ぐには有効なんだろうとは思う。
『君の鳥は歌を歌える』

- 発行
- 1999年10月 マガジンハウス 237頁 1365円 購入
- 発行
- 2002年2月 角川文庫 271頁 620円 購入
- NDC
- 914(日本文学>評論 エッセイ 随筆)
- 目次
- この名作を短歌化!Part1 / あの頃の歌 / この名作を短歌化!Part2 (ほか)
- 評価
- ★★★
お気に入りの小説や映画、音楽を短歌化。短歌を短歌化するという発想はすごいが、これを俵万智はどんな顔で読むんだろうか。短歌自体は素直に見えるけど、導入たるエッセイ部は独特の味。煮崩れしない程度の緩み方。