松浦寿輝の100字レビュー

プロフィール&ガイド

松浦寿輝(まつうらひさき)―1954年東京都生まれ。東京大学教養学部卒業。1996年『折口信夫論』で第9回三島由紀夫賞、1999年『知の庭園』で第50回芸術選奨文部科学大臣賞、2000年『花腐し』で第123回芥川賞、2005年『あやめ 鰈 ひかがみ』で第9回木山捷平文学賞、同年『半島』で第56回読売文学賞/小説賞受賞。

幻想的な、夢うつつの合間を漂うような作風が魅力。

松浦寿輝書評ページ

最新書評:2009年4月12日

最近読んだ松浦寿輝の本

『川の光』

表紙

発行
2007年7月 中央公論新社 389頁 1785円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
プロローグ 出発まで / 第一部 「帝国」との戦い / 第二部 駅越え (ほか)
所要
2時間30分
評価
★★★

ネズミの親子たちの大冒険を描くファンタジー童話。著者に期待してたものとは違うので戸惑うものの、ハラハラドキドキの展開は先が気になる出来。人間の所業にも考えは及ぶけど、モグラ一家の能天気さとか雰囲気良。

『幽 かすか

表紙

発行
1999年7月 講談社 197頁 絶版 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
無縁 / ふるえる水滴の奏でるカデンツァ / シャンチーの宵 (ほか)
所要
1時間40分
評価
★★★

短編集。知人宅を借りた隠遁生活の表題作がよい。質量をもった存在なのか心象風景からなる幻影なのか分からない事物を、その境界線上で際立たせるのが上手い。性欲でさえも、夢のなかの空砲のように音もなく響いて。

松浦寿輝を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『花腐し』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『半島』

客観的代表作はこれ!

表紙

『花腐し』

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松浦寿輝 +α情報

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