松浦寿輝の100字レビュー

プロフィール&ガイド

松浦寿輝(まつうらひさき)―1954年東京都生まれ。東京大学教養学部卒業。1996年『折口信夫論』で第9回三島由紀夫賞、1999年『知の庭園』で第50回芸術選奨文部科学大臣賞、2000年『花腐し』で第123回芥川賞、2005年『あやめ 鰈 ひかがみ』で第9回木山捷平文学賞、同年『半島』で第56回読売文学賞/小説賞受賞。

幻想的な、夢うつつの合間を漂うような作風が魅力。

松浦寿輝書評ページ

最新書評:2008年4月12日

最近読んだ松浦寿輝の本

『巴』

表紙

発行
2001年5月 新書館 370頁 1890円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
坂 / 時間 / 映写 (ほか)
所要
5時間
評価
★★★

歪んだ世界とバイオレンス。血の匂いの東京下町を巴となって廻る長編。どこまで逃げても敵の思惑のうちという構造が、この独特に夢うつつな文章とあいまって、鬱々とした気分になれる。グロいのも含めて重い読後感。

『もののたはむれ』

表紙

発行
1996年11月 新書館 226頁 1680円 購入
発行
2005年6月 文春文庫 207頁 560円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
胡蝶骨 / 彗星考 / 黄のはなの (ほか)
所要
1時間30分
評価
★★★

初の小説集。方法論として手探りな部分もあるように思うが、路地裏をくねり歩いた先の異世界というようなモチーフの確かさ、不安を掻き立てる文体に入り込んでしまう。短編の短さで放り出されたような感は良し悪し。

松浦寿輝を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『花腐し』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『半島』

客観的代表作はこれ!

表紙

『花腐し』

まずはここからどうぞ。

松浦寿輝 +α情報

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